ベルリン・バロック・ゾリステン with 樫本大進
※このイベントは終了しました。
ベルリンフィルのコンサートマスター樫本大進がソリストで登場!
ヴィヴァルディ「四季」の ヴァイオリン・ソロなどを披露します!
★福岡・音楽の秋フェスティバル2011
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イベント詳細
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ベルリンフィルのコンサートマスター樫本大進がソリストで登場!
概要
会 場 | 福岡シンフォニーホール |
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入場料 |
【一般価格】 S席 7,000円 A席 5,000円
座席配置図
【友の会価格】S席 6,300円 A席 4,500円 |
チケット |
アクロス福岡チケットセンター TEL:092-725-9112 チケットぴあ TEL:0570-02-9999 [Pコード:128-356] ローソンチケット TEL:0570-000-407 [Lコード:86104] |
曲目 | J.G.ピゼンデル:弦楽のためのソナタ ハ短調 J.S.バッハ: 「音楽の捧げもの」より 6声のためのリチェルカーレ BWV.1079 『フーガの技法』より 対位法1&対位法9 2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV.1043 A.ヴィヴァルディ: 「和声と創意への試み」より 『四季』(ヴァイオリン・ソロ:樫本大進) |
お問い合わせ | アクロス福岡チケットセンター TEL:092-725-9112 |
プロフィール
1979年ロンドン生まれ。ドイツを拠点に世界中で活躍。1990年、第4回バッハ・ジュニア音楽コンクールでの第1位を皮切りに、1996年のフリッツ・クライスラー、ロン=ティボーの両国際音楽コンクールでの1位ほか、5つの権威ある国際コンクールにて優勝。
1995年アリオン音楽賞、1997年出光音楽賞、モービル音楽賞、1998年新日鉄音楽賞フレッシュアーチスト賞、平成9年度芸術選奨文部大臣新人賞、ドイツに於いてシュタインゲンベルガー賞、ダヴィドフ賞受賞。
マゼール、小澤征爾、ヤンソンス、チョン・ミョンフンなどの著名指揮者の下、国内外のオーケストラと共演。
2007年10月より赤穂国際音楽祭、2008年10月より姫路国際音楽祭の音楽監督を務め、両音楽祭はそれぞれ隔年開催されている。
2009年ベルリン・フィルの第1コンサートマスターに内定。9月より試用期間に入り、2010年12月正式就任が決定。史上2人目のベルリン・フィル日本人コンサートマスターの誕生は大きな話題となっている。
使用楽器は1674年製アンドレア・グヮルネリ。
ベルリン・バロック・ゾリステンは、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の華麗な首席奏者達を中心に、1995年に結成された。彼らはまた、ベルリンの「古楽演奏会」をリードする気鋭のミュージシャンたちとして知られている。
ベルリン・フィルは、サー・サイモン・ラトル、ニコラウス・アーノンクール、フィリップ・ヘレヴェッヘ、ウィリアム・クリスティらをはじめとする、オーセンティックな演奏の実践者として名高い指揮者たちと共に、長い年月をかけて数々の成功をこの分野で収めてきた。これらの経験により培われた17,18世紀の音楽に対する情熱が、ベルリン・バロック・ゾリステン結成の原動力となった。
ベルリン・バロック・ゾリステンは、プログラムに応じて、11人から16人のレギュラーメンバーで定期的に演奏している。様式美と真正さを兼ね備えた解釈を追求することへの真摯なこだわりから、ベルリン・バロック・ゾリステンは古楽仕様の現代楽器を使用し、さらに様々な調律、ガット弦、そして様々な時代の弓を駆使して、それぞれの時代に実践されていた演奏の再現を試みている。
スタンダードなバロック・レパートリーを演奏するだけではなく、不条理にも忘れ去られてきた作品(とりわけ、G.Ph.テレマンの作品)や、あまり知られていない古の巨匠達による楽曲を聴衆に紹介することも、彼らの使命として掲げている。
ベルリン・バロック・ゾリステンは、トーマス・クヴァストホフ、ラインホルト・フリードリッヒ、エマニュエル・パユ、アルブレヒト・マイヤー、アンドレアス・シュタイアーら、数多くのソリストと共演しており、ドイツ国内、ヨーロッパ各国、さらにアジアでもツアーを行っているほか、国際的な音楽祭にも招かれている。
彼らのCDは、複数のレーベル(ドイツ・グラモフォン、EMIクラシックス)からリリースされている。2001年、2002年、2003年、彼らのCDはエコー・クラシック賞を受賞している。トーマス・クヴァストホフとのバッハ「カンタータ集」(ドイツ・グラモフォン/ユニヴァーサル)は、栄誉あるグラミー賞を2006年に受賞している。
この度の東日本大震災で、日本が大変な苦難に直面していることに心を痛めております。また、6月に帰国した際、復興に向けて日本が一つになる姿を見て心を動かされました。
震災以来、音楽家として何ができるのかを自分に問いかけてきました。私が出来ること、それは心を込めて演奏することにより、聴いて下さる方々に安らぎと楽しみを感じていただくことだと思います。
私の恩師であるライナー・クスマウル氏が創設したベルリン・バロック・ゾリステンとの共演を通して、皆様に少しでも安らぎの時間を過ごしていただければ嬉しいです。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
第一コンサートマスター 樫本大進
カラヤン指揮時代から、日本とベルリン・フィルは深い友情関係にあります。素晴らしい聴衆に暖かく迎えられ、音響のすばらしいコンサートホールで演奏できることに、いつも喜びを感じます。大勢のファンの方々に支えられ、私たちにとって日本は第二の故郷になりました。
東日本大震災においては、私たち皆、大変心を痛めました。私たちの心は、愛する日本の皆様とともにあります。私たちの奏でる音楽が皆様への慰めとなり、また復興への希望の助けとなればと思います。
この度のベルリン・バロック・ゾリステンの日本ツアーでは、新しくベルリン・フィルのコンサートマスターに就任した樫本大進氏をソリストとして迎えられることに非常に喜びを感じております。
コンサートで皆様にお会いすることを、心から楽しみにしています。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴィオラ奏者 ヴァルター・キュッスナー(Walter Küssner)
調和となるべきオーケストラのようなアンサンブルだけでなく、時には激しく火花を散らす、それが室内楽の醍醐味だ。
ヴィヴァルディの「四季」では、同じベルリン・フィルの仲間という安定感と、樫本大進や個々のメンバーとで交わされる丁々発止としたやりとりが、まさしく《調和と創意の霊感》となるだろう。この夜、エキサイティングなヴィヴァルディが聴けそうな予感がする。
アンコール曲目紹介
ヴィヴァルディ:『四季』
「冬」より第2楽章
「夏」より第3楽章
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