シドニー交響楽団
※このイベントは終了しました。
キーシンが、アシュケナージ指揮シドニー交響楽団とともに登場!
音楽性や解釈の深みと詩的な資質、そして並外れた技巧で世界中から賞賛を浴びる 若き巨匠キーシンが15年ぶりとなる福岡公演に登場!
アシュケナージ率いる シドニー交響楽団との豪華な一夜。
ショパンのピアノ協奏曲に酔いしれる!
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★福岡・音楽の秋フェスティバル2011
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イベント詳細
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キーシンが、アシュケナージ指揮シドニー交響楽団とともに登場!
概要
会 場 | 福岡シンフォニーホール |
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入場料 |
【一般価格】
座席配置図
【友の会価格】 |
チケット |
アクロス福岡チケットセンター TEL:092-725-9112 チケットぴあ TEL:0570-02-9999 [Pコード:128-360] ローソンチケット TEL:0570-000-407 [Lコード:86106] |
出演 | 指揮:ウラディーミル・アシュケナージ ピアノ:エフゲニー・キーシン |
曲目 | ショパン:ピアノ協奏曲 第1番 ラフマニノフ:交響曲 第2番 |
お問い合わせ | アクロス福岡チケットセンター TEL:092-725-9112 |
プロフィール
1955年ワルシャワのショパン・コンクールという世界の檜舞台で初めて脚光を浴びて以来、著名かつ尊敬されるピアニストとしてのみならず、創造的で幅広い活動を行い、世界中の音楽ファンを触発し続けるアーティストとして、驚くべき経歴を築いてきた。
この20年間では、指揮活動が最も大きな割合を占めている。チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者(1998~2003)、NHK交響楽団の音楽監督(2004~2007)を歴任し、2009年1月からはシドニー交響楽団の首席指揮者と芸術アドバイザーに就任。シドニー交響楽団とは極めて良好な関係を築いており、ラフマニノフ、エルガー、プロコフィエフ、マーラーといった作曲家フェスティヴァル、録音、海外ツアーなど数多くの刺激的な活動を行っている。
これらの役職の傍ら、彼は2000年に桂冠指揮者となったフィルハーモニア管弦楽団とも長年の関係を保っている。毎シーズンのロンドンや英国各地における公演に加えて、世界的にツアーを行っており、また2003年の「スターリン体制下のプロコフィエフとショスタコーヴィチ」(ケルン、ニューヨーク、ウィーン、モスクワでも上演)や、2002年ニューヨークのリンカーン・センターで上演された「ラフマニノフ再考」といった画期的なプロジェクトも創り上げた。
また、毎年ツアーを行っているEUユース・オーケストラの音楽監督、アイスランド交響楽団の桂冠指揮者の任にも就いている。その他にも、クリーヴランド管弦楽団(元首席指揮者)、サンフランシスコ交響楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団(1989~99首席指揮者・音楽監督)をはじめ、長年特別な関係を築いてきた多数のオーケストラと強固な繋がりを保ち、しばしば客演している。2007年10月には再びベルリン・フィルを指揮した。
彼はその多忙なスケジュールの合間をぬって、数々の興味深いTVプロジェクトにも参加している。中では、1979年に上海で撮影された「毛沢東以後の音楽(Music after Mao)」、1960年台にソ連を去って以来初めて生まれ故郷を訪れた1989年の記録「モスクワのアシュケナージ」、ロンドンの子供達と一緒に出演したNHK「スーパー・ティーチャーズ」、2003/04年のドキュメンタリー「スターリン体制下のプロコフィエフとショスタコーヴィチ」が特筆され、これらの放送によって聴衆を拡げる努力も続けている。
音楽性、解釈の深みと詩的な資質、そして並外れた技巧によって、キーシンは最も才能あるピアニストのみに許される尊敬と賞賛を獲得している。常に世界から求められ、アバド、アシュケナージ、レヴァイン、ムーティ、小澤をはじめとする多くの偉大な指揮者、及び世界中の主要オーケストラと共演している。
1971年モスクワ生まれ。6歳でモスクワのグネーシン音楽学校に入り、現在に至るまで彼の唯一の教師であるアンナ・パヴロヴナ・カントールに師事。10歳でモーツァルトの協奏曲(K.466)を弾いてデビューを果たし、その1年後には初のソロ・リサイタルをモスクワで行った。
まもなく世界でも活躍し始め、1988年にカラヤン指揮ベルリン・フィルとともに、チャイコフスキーのピアノ協奏曲を演奏し、全世界で放送された。1990年には北アメリカでもデビューし、メータ指揮ニューヨーク・フィルとショパンの協奏曲を演奏、カーネギー・ホールでは百周年の開幕を飾るリサイタルを行った。
世界中から数々の賞を授与されており、1987年ザ・シンフォニーホールのクリスタル賞、1991年イタリアのキジアーナ音楽アカデミーから年間最優秀音楽賞を受賞。その他にも、マンハッタン音楽大学から名誉音楽博士号、ロシア音楽界における最高の栄誉であるショスタコーヴィチ賞などを授かっている。
2010-2011シーズンは、ロンドン、パリ、ザルツブルク、ウィーン他を含むヨーロッパの主要都市をめぐる公演で幕を開ける。その後北米ツアーを開始、カーネギー・ホール、シカゴ・シンフォニー・センター等でリサイタルを行い、メトロポリタン歌劇場管、シカゴ響等とカーネギー・ホールで共演、バシュメットと共に室内楽公演を予定している。
1932年に創立されたシドニー交響楽団は、シドニー市が世界の大都市に成長したのと同様、世界の最も優れたオーケストラの一つに進化を遂げてきた。
シドニー響は、シドニーの象徴であるシドニー・オペラハウスを活動の本拠とし、年に100回以上の公演をするほか、シドニー周辺やニューサウスウェールズ州の様々な会場で公演を行っている。また、ヨーロッパ、アジア、アメリカ合衆国での海外公演は、その高い芸術性を世界的に認めさせる結果をもたらした。2009年にはアジア・ツアーを行い、シドニー響の77年の歴史で初めて中国本土(中華人民共和国)でも公演を行った。
シドニー響最初の首席指揮者は1947年に就任したサー・ユージン・グーセンスである。その後に、ニコライ・マルコ、ディーン・ディクソン、モーシェ・アツモン、ウィレム・ファン・オッテルロー、ルイ・フレモー、サー・チャールズ・マッケラス、ズデニェク・マーカル、スチュアート・チャレンダー、エド・デ・ワールトが続き、近年はジャンルイジ・ジェルメッティが首席指揮者をつとめている。またジョージ・セル、サー・トーマス・ビーチャム、オットー・クレンペラー、イーゴリ・ストラヴィンスキーといった伝説的人物もその共演の歴史に名を連ねている。
受賞歴もあるシドニー響の教育プログラムは、交響楽団のライブ演奏の将来に対するシドニー響の責任感の中心をなすものであり、観客を増やし若い世代の参加を巻き込む努力を続けている。また委嘱作品にも積極的に取り組んでおり、公演やレコーディングを通してオーストラリアの作曲家の作品を紹介している。近年の初演作品にはロス・エドワーズ、リザ・リム、リー・ブレイスガードル、ジョルジュ・レンツの主要な曲がある他、ブレット・ディーン作品のレコーディングが昨年BISとシドニー・シンフォニー・ライブの両レーベルからリリースされた。
2006年に設立されたシドニー・シンフォニー・ライブ・レーベルからは、他にもアレクサンドル・ラザレフ、ジェルメッティ、マッケラス、ウラディーミル・アシュケナージ共演の演奏がリリースされている。また、ABCクラシックスから多数の録音が、オクタヴィア・レコードからアシュケナージ共演のラフマニノフとエルガーのオーケストラ曲集、プロコフィエフのピアノ協奏曲集(ピアノ:アレクサンダー・ガヴリリュク)および交響曲集、マーラーの交響曲および歌曲集がリリースされている。
2009年よりウラディーミル・アシュケナージが首席指揮者と芸術アドバイザーに就任し4年の任期が始まり、2011年5月にはその任期が1年延長されることが発表された。
世界中で引っ張りだこのキーシンは、日本でほとんどソロ・リサイタルしか演奏していない。その彼が40歳を機に、実に22年ぶりに日本で協奏曲を演奏する。そして選んだのは哀愁漂うメロディーで人気の高いショパンの第1番だ。さらに注目すべきは、キーシンのとめどない歌心を支えるのが、これまた名ピアニストでもあるアシュケナージ率いるシドニー交響楽団ということである。
今回、東京と福岡でしか協奏曲は演奏されないのでおき逃しのないように。
アンコール曲目紹介
ショパン:スケルツォ 第2番 Op.31
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