ブルーノ=レオナルド・ゲルバー ピアノリサイタル
※このイベントは終了しました。
孤高のピアニスト、ゲルバーが72歳を迎えてなお新境地に挑む!
ベートヴェンをこよなく愛すゲルバーの演奏もさることながら、ショパンの大作も聴ける贅沢なプログラムをお届けします。テクニックだけのピアニストとは一線を画す「本物の巨匠」の演奏をご堪能ください。
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イベント詳細
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孤高のピアニスト、ゲルバーが72歳を迎えてなお新境地に挑む!
概要
会 場 | 福岡シンフォニーホール |
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入場料 |
【一般価格】 S席5,000円 A席3,500円(学生券1,700円)
座席配置図
【友の会価格】S席2,500円 A席3,100円(学生券1,500円) |
チケット |
アクロス福岡チケットセンター TEL:092-725-9112 チケットぴあ TEL:0570-02-9999(Pコード:190-399) ローソンチケット TEL:0570-000-407(Lコード:84116)ほか |
曲 目 | ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調「月光」 op.27-2 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第23番 ヘ短調「情熱」 op.57 ショパン:ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 op.58 ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 op.22 |
お問い合わせ | アクロス福岡チケットセンター TEL: 092-725-9112 |
プロフィール
オーストリア、フランス、イタリアの血を引く音楽家の両親のもとにアルゼンチンに生まれる。3歳半のとき母からピアノの手ほどきを受け、母は彼の生涯を通じて最も重要な音楽的影響を与えることになる。
ゲルバーは5歳でアルゼンチンでの初めての公開演奏を行った。7歳の時、ゲルバーは重い小児麻痺にかかり、1年以上まったく寝たきりの生活を送ったが、両親はベッドの上でも弾けるようにピアノを改造し、ゲルバー少年は練習を続けることができた。
15歳の時にはロリン・マゼール指揮の下、シューマンの協奏曲を演奏してゲルバーの名は南米中に知れ渡った。19歳でパリに留学。彼の演奏を聴いたマルグリット・ロンは「あなたは私の最後の、しかし最高の生徒になるでしょう」と語った。彼女からロン=ティボー国際コンクールへの出場を勧められたゲルバーは、第3位に入賞したが、彼こそ優勝にふさわしいとする聴衆とマスコミの間で大いに物議を醸した。
ヨーロッパではこれが国際的な活躍のスタートとなり、以後、ゲルバーはリサイタルやオーケストラとの共演で華やかな活動を繰り広げることとなった。これまでに彼は延べ4500回以上の演奏を行なっている。
アンセルメ、セルが彼の活動を支援し、チェリビダッケ、デュトワ、マゼール、ロストロポーヴィチ、シャイー、エッシェンバッハ、サロネンなど、多くの名指揮者と共演している。また、ベルリン・フィル、N響、パリ管、ロンドン響等著名なオーケストラにも出演を重ねている。さらに、ミラノ・スカラ座での演奏のほか、ザルツブルク、エクサンプロヴァンス、ルツェルン、チューリヒなどの音楽祭にも招かれている。米国ではニューヨーク・フィル、フィラデルフィア管、クリーヴランド管等と共演。カーネギーホールでの演奏は、辛口の批評家として知られたショーンバーグから絶賛された。
ゲルバーのレコーディングはすべて世界的に高い評価を得ており、ACCディスク大賞を2回とADFディスク大賞を受賞している。EMIやデンオンからも多数リリースをし、高い評価を得ている。
日本には1968年以来たびたび来日しているが、最近では2008年、N響定期公演を含むリサイタル・ツアーで大成功を収め、2010年の兵庫芸術文化センター管弦楽団、京都市交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団とのベートーヴェンピアノ協奏曲全曲演奏においても、聴衆にその健在さを鮮やかに印象付けた。2011年には、70歳記念ツアーを全国11か所で開催し、喝采を浴びた。