エディタ・グルベローヴァ主演プラハ国立歌劇場「ノルマ」 - アクロス福岡
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取扱終了   主 催

エディタ・グルベローヴァ主演
プラハ国立歌劇場「ノルマ」

※このイベントは終了しました。

伝統と栄光のオペラ座が挑む究極のベルカント・オペラ

世界屈指の歌姫グルベローヴァが、5年ぶりにアクロス福岡に登場。ベルカント・オペラの代名詞、ベッリーニの最高傑作「ノルマ」を演じます。
オペラ史上に輝く「ノルマ」は、そのドラマティックな物語はもちろん、歌手の声や技術の披露を目的として作曲されており、今までも時代を代表する歌姫たちが、その実力を惜しみなく披露して参りました。中でも、名アリア「清らかな女神よ(Cast Diva)」は、ソプラノ歌手の集大成、キャリアの到達点ともいうべき超難曲で、グルベローヴァで聴くことが出来る千載一遇のチャンスと言えるでしょう。
チェコの伝統あるプラハ国立歌劇場渾身の制作による、豪華絢爛、大合唱団によるグランドオペラにどうぞご期待ください。
聴きどころはこちら

「究極のプリマドンナオペラ≪ノルマ≫を、
 究極のプリマドンナ、グルベローヴァで聴く」
ヴィンチェンツォ・ベッリーニの≪ノルマ≫は、オペラ史上に輝く傑作のひとつである。歌手の声や技術の披露を目的に作曲されたオペラから、物語や人物に寄り添うドラマティックなオペラへの境目に、≪ノルマ≫は凛と佇んでいる。有名なアリア〈清らかな女神〉を歌うノルマを照らす、銀色の光のように。
ノルマは巫女、つまり神聖な存在だ。なのに敵国の将軍と禁断の恋に落ち、子供までもうけてしまう。そこまで犠牲を払ったのに、恋人は別の女性と恋に落ちていた。女として母として、怒り、嘆き、苦しむノルマの心を、ベッリーニの音楽はあくまで美しく、繊細に描き出す。ノルマが自らの罪を告白し、彼女の真の愛に気づいた恋人とともに火刑台へと向かう幕切れは、悲劇を忘れるほど神々しい。
初演の時ノルマ役を歌ったジュディエッタ・パスタという名歌手は、役柄にのめりこむあまり「ノルマかパスタか区別がつかない」と絶賛された。以来ノルマ役は、数少ない究極のプリマドンナ役として、時代を代表するディーヴァたちを魅了してきた。とりわけ19世紀前半の、歌手優先のオペラを得意とする歌手にとって、ノルマは集大成というべき大役だ。
現代最高のプリマドンナのひとりであるエディタ・グルベローヴァは、60代も後半を迎えた現在、キャリアの到達点としてノルマ役に取り組んでいる。技術の面でも、声の色合いや表現力においても、かつてない高みに達している彼女のノルマが日本で聴けるのは奇跡というほかない。どうあっても見逃せない、聴き逃せない公演である。
加藤浩子(音楽評論家)

※チケットは、完売しました。

◆福岡・音楽の秋フェスティバル2016◆

概要

会 場 福岡シンフォニーホール
入場料
※完売しました。
【一 般】
GS席18,000円 S席15,000円 A席13,000円 B席10,000円
C席7,000円(学生券3,500円)

【友の会】
GS席16,200円 S席13,500円 A席11,700円 B席9,000円
C席6,300円(学生券3,100円)

座席配置図
チケット アクロス福岡チケットセンター TEL:092-725-9112
チケットぴあ TEL:0570-02-9999(Pコード:286-437)
ローソンチケット TEL:0570-000-407(Lコード:85991)
出 演 ノルマ(コロラトゥーラ・ソプラノ)/エディタ・グルベローヴァ
アダルジーザ(メゾ・ソプラノ)/ズザナ・スヴェダ
ポリオーネ(テノール)/ゾラン・トドロヴィッチ ほか
指揮/ペーター・ヴァレントヴィッチ
演出/菅尾 友
演 目 ベッリーニ:歌劇「ノルマ」(全2幕)
※原語上演(日本語字幕付き)
Story あらすじ 【主な登場人物】
ノルマ:ドルイド教の巫女長。敵将ポリオーネとの間に2人の息子がいる。
ポリオーネ:ローマの将軍。ノルマを捨て、若き巫女アダルジーザに求愛する。
アダルジーザ:巫女。敵将ポリオーネとの恋仲に悩む。
オロヴェーゾ:ドルイド教の指導者。ノルマの父。ローマ軍に敵対。

【場面】
時は紀元前50年ごろ。
場所はローマ帝国支配下にあるガリア地方。

∽ 第1幕 ∽
ガリア地方のドルイド族はローマの支配下にある。この日も、ドルイド族のオロヴェーゾを指導者とする部族は、ローマからの独立を求め、解放の祈りを捧げている。彼らにとってローマは侵略者なのだ。
そのローマの将軍ポリオーネは、ここガリア地方を統治する総督であるが、ドルイド族の巫女長ノルマとの間に2人の息子を密かにもうけていた。独立を求めるドルイド族の巫女長が敵国ローマの将軍と恋仲だとは誰も知らない秘密である。しかし、ポリオーネのノルマへの愛は完全に冷め、今は若きアダルジーザに想いを寄せているのだった。
一方ノルマは、ドルイド族に率いられ、巫女長として儀式を遂行している。独立を願い荒ぶる群衆をなだめ、アリア「清らかな女神よ」を歌い月の女神に祈る。この時のノルマの心情は、同胞達への忠誠を誓いながらも、ローマの統治者ポリオーネとの背徳の愛に苦しんでいた。
同じく背徳の愛に苦しむ巫女がいた。名はアダルジーザ。ポリオーネからの執拗な求愛を拒み切れず、一緒にローマに逃げる約束をしてしまった。ドルイド族を裏切ることになるアダルジーザは悩み、あろうことか巫女長ノルマへ相談をするため住居を訪ねる。もちろん、ノルマとポリオーネの関係など彼女は知らない。同じような背徳心に悩めるアダルジーザの告白に、ノルマは自分の身を重ね同情をし、過ちを許し慰める。ところがそこにポリオーネが現れ、2人の巫女は全てを理解し、修羅場が形成。ノルマは激昂するのであった。

∽ 第2幕 ∽
絶望のノルマは、2人の息子とともに死のうとするが、我が子の寝顔を見るうちに泣き伏せてしまう。出来るわけがない。ノルマはアダルジーザを呼び寄せ、彼女に子どもたちを託したい、自分は贖罪のため死にたいと告げる。アダルジーザは驚き、それならば自分がポリオーネと別れるので、ノルマには素晴らしい母親として生きてほしいと説得をして、2人の友情を生むのであった。
しかし、ポリオーネはアダルジーザの提案を拒絶。怒りに我を忘れたノルマは、祭壇の銅鑼を打ち鳴らしドルイド族にローマとの戦争開始の宣言をする。銅鑼の音に湧く血気盛んな群衆により、アダルジーザを連れ出そうとしたポリオーネが早速捕われる。
ノルマは処刑を叫ぶ群衆や父を一旦追いやり、ポリオーネと二人きりになる機会を作る。そこで「アダルジーザを諦め自分の元に戻るならば助ける」と情けをかけるのだが、それでもポリオーネは頑なに拒否をする。ノルマは再び皆を呼び集め、裏切り者の巫女を処刑せよと告げる。一同、その巫女の名を待っていると、ノルマは自分こそが裏切り者だと告白するのであった。これまでのいきさつを話し、自分こそが背徳者であると。
ポリオーネはあまりにも高潔なノルマに衝撃を受け、彼女への深い愛が目覚める。時すでに遅いが、彼女今までの許しを述べる。ノルマは父オロヴェーゾに子どもたちのことを懇願すると、ポリオーネと共に処刑台の業火に身を投げるのであった。
資 料
お問い合わせ

アクロス福岡チケットセンター TEL:092-725-9112

プロフィール

アンケートのコメント

  • グルベローヴァ最高でした。こんなに号泣した公演は初めてでした。(宮崎県・女性・40代)
  • さすが名プリマ、ディーヴァです。エディタ・グルベローヴァのすばらしい歌唱、コロラトゥーラに聞き惚れました。他の歌手もすばらしい歌唱で、チェコやスロヴァキアの層の厚さを感じます。舞台装置もシンプルで、よく工夫されてます。「ノルマ」の生舞台は初めてですが、感動しました!(筑紫野市・男性・60代)
  • 主演も助演も合唱もオーケストラも全て最高によかった。翻訳も美しい言葉が使われていてとてもありがたく、内容をこわさないすばらしい翻訳だった。(福岡市・女性・40代)
●やむを得ない事情で出演者などが変更になる場合がございます。最終的な出演者は当日発表とさせていただきます。
●学生券は、小~大学生等及び留学生本人に限り、C席を表記料金にて販売するものです。お申込は、アクロス福岡チケットセンターに限ります。また、購入に際しましては、学生証等が必要です。
●この公演は当日学生割引対象公演です。当日券の販売がある場合、学生証等の提示により半額でご購入いただけます。
●車いすでお越しのお客様は、優先割引座席(4席)がございます。詳しくはアクロス福岡チケットセンターまでお問い合わせください。
●小学校入学前のお子様の入場はできません。託児サービスを希望される方は、事前にお問い合わせください。
●2階及び3階バルコニー席は、舞台が見えづらい場合がございます。予め、ご了承ください。
主催:(公財)アクロス福岡、朝日新聞社、TVQ九州放送、「福岡・音楽の秋」実行委員会
共催:福岡EU協会
文化庁 平成28年度 劇場・音楽堂等活性化事業

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