大コレクション展 ―あの時、この場所で。―
ドガ、ルノワール、バスキア、草間彌生…名作とたどる半世紀
前売券販売期間:~2024年11月9日(土)
美術館の歴史は、すなわちコレクション形成の歴史です。
1974年11月3日、北九州市立美術館は西日本における大規模な公立美術館のさきがけとして開館しました。当館は、1974年の開館よりももっと昔、前身である八幡市美術工芸館(1958年開館、のち1963年に北九州市立八幡美術館と改称)のコレクションを引き継ぎ、さらに近現代美術を主とした収集を続けています。これまでに約8000点の美術作品を収集・保存し、それらの研究成果として、数々の展覧会を企画開催してきました。
本展は、開館50周年を記念して、半世紀にわたるコレクション収集のあゆみを体系的に振り返るものです。当館のコレクションがどのような経緯のもとで形づくられ、どのような特徴をもつのか、選りすぐりの作品から紐解きます。また、美術館のコレクションのあゆみは、美術館を訪れた人々の、作品との出合いの記憶の集積でもあります。
「あの時、この場所で」出合った作品との再会、そして新たな出合いから、当館コレクションの魅力を改めて感じていただける機会となれば幸いです。