「ACROS」2016年7月号
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耳学曲線の美耳学耳学2階お問い合わせ▲文化観光情報ひろばTel.092-725-9100 椅子選びのポイントはなんといっても座り心地。特にダイニングチェアは腰のくぼみが座る人にあっているかどうかが重要になります。だからこそ、匠は曲線にこだわり、そこに美しさが生まれるのです。ちなみに、椅子の座面とテーブルの間は、30センチが丁度良いと一般的に言われているそうです。自分の体と生活スタイルにあった家具を見つけてみませんか? 日本で販売されている花火の大半が外国産となっているなか、わが国で国産線香花火を製造しているのはわずか3社。うち1社が、ここ福岡のみやま市にあるのはとっても誇らしいこと。 匠が作る線香花火は、火の玉が長持ちし、最後まで美麗な火花を放ち続けます。これも宮崎産の松煙や、八女の手すき和紙など材料すべてにこだわっているからこそ出会える「美」なのです。販売あり毎年個性あふれる作品が登場している「手作り体験」では、ものづくりの楽しさ、素晴らしさを、たくさんのお子さまに体感してもらっています。夏休みの思い出づくりにいかがですか?◆7/19(火)〜 フリーカップの絵付け◆7/25(月)〜 皿の絵付け2016.July(昨年の手作り体験より)だいだいじ ばたひ み つふくじゅさき おちゅうき主催福聚窯 福田昭男(福岡市城南区)主催家具工房橙(糸島市本)主催裂工房(糸島市二丈田中)主催みやま市商工観光課主催カネハ窯 熊谷裕介(代表)(朝倉郡東峰村)きれ福岡県の国・県指定の伝統工芸品を常設展示しています。また、週替わりで民工芸品作家による作品展も開催しています。6/27(月)▲7/3(日)橙の作る家具展曲線を意識した家具を制作する家具工房橙。特に椅子は家具の中でも人体に触れる部分が多く、体に合わせた曲線を作る必要があります。デザインだけでなく、職人の知識と感性、経験すべてを注ぎ込んだ、心地よい家具をぜひご覧ください。(約30点展示)裂織りとは、布をひも状に裂いたものを使って織る織物のこと。裂織りは使いこまれた布ほど織りやすく、織り上がりがしっくりきます。熱い夏に向けて綿で織った裂織りの敷物を中心に、小物やバッグなども展示販売します。(約180点展示)実演体験全国的にも希少な伝統産業が多く受け継がれているみやま市。福岡県指定の民工芸品きじ車や天然樟脳をはじめ、線香花火、和ろうそくなどを展示販売します。自然の素材を生かした手作りの技をぜひご覧ください。(約100点展示)体験小石原の陶芸家、長沼武久(辰巳窯)、熊谷裕介(カネハ窯)、青山勝(善窯)、泉貴敏(マルイ窯)、鬼丸尚幸(翁明窯元)5人による展示会です。粉引きや焼締めの土味が出る器から、パステルカラーや水玉模様の涼しげな器まで、夏らしい作品が並びます。(約500点展示)体験既成概念にとらわれない、自由奔放な作品作りをモットーとしています。白と黒を基調にした使い心地の良い食器、花器、ランプシェードなどを展示販売します。優・遊・美的をテーマにした、見て楽しい、使ってみたい陶器。ぜひ手に取ってご覧ください。(約300点展示)体験実演座編み又は木製小物の制作実演裂織りの実演裂織りの体験 / 無料、ポーチ作り体験 / 2,000円きじ車の絵付け体験 / 1,000円(11日〜15日)、線香花火作り体験 / 500円(16日・17日)木蝋キャンドル作り体験 / 200円(15日〜17日) ※体験は変更になる場合がありますフリーカップの絵付け体験 / 1,000円 / 各日先着20名※作品は焼成後、着払いにてご自宅にお送りします。皿の絵付け体験 / 800円 / 各日先着15名 / 13:00、16:00※作品は焼成後、着払いにてご自宅にお送りします。06裂織りはエコで夏にぴったり? 起源は江戸時代。当時貴重だった綿を再利用するという“リサイクル精神”が始まりともいわれています。麻や絹などの強い糸を縦糸に、古着(現在はリサイクル着物や新しい布)などを裂いたきれを横糸にして地機で織ります。その特徴は、布地の目が詰まっているので分厚く頑丈で、敷物にも適しています。暑い夏に“涼”を彩る一品としていかがですか?国産の線香花火って?!7/4(月)▲7/10(日)地機で織る裂織り展7/11(月)▲7/17(日)みやまのモノづくり展7/19(火)▲7/24(日)※初日10:00から緋水土展〜夏の美味しい注器たち7/25(月)▲7/31(日)福聚窯陶芸展入場無料匠ギャラリー企画展10:00〜18:00(初日12:00から最終日16:00まで)

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