「ACROS」2016年10月号
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MMM■410/■710/■910/今月の音 楽音 楽音 楽08福岡シンフォニーホール   12:00開演全席指定1,000円バロック・フルート/前田りり子 バロック・ヴァイオリン/寺神戸亮ヴィオラ・ダ・ガンバ/上村かおり チェンバロ/チョー・ソンヨンテレマン:パリ四重奏曲集 第2集「6つの組曲からなる新四重奏曲集」より 第4番、第6番福岡シンフォニーホール   18:30開演指定席/S席6,000円 A席5,000円 自由席/3,000円(学生2,000円) ※当日各席500円増指揮/奥村哲也  演出/松本重孝  管弦楽/九州交響楽団  チェンバロ/大森美樹西日本オペラ協会コンセル・ピエールチマローザ:オペラ『秘密の結婚』福岡シンフォニーホール   16:00開演S席6,000円 A席4,000円(学生券2,000円)指揮/ダニエル・キュイエ  ジャン=フェリ・ルベル:バレエ音楽《四大元素 Les Elémens》フランソワ・フランクール:ロイヤルフェストのための交響曲 1773 ほか2016.Octoberバロック後期の作曲家 テレマンの最高傑作「パリ四重奏」 ランチタイムにランチ価格にて、気軽に音楽をお楽しみいただける「ランチタイムコンサート」。今回は10月8日(土)から3日間開催される「新・福岡古楽音楽祭」のプレコンサートをお届けいたします。 「パリ四重奏曲」は、ドイツの作曲家テレマンが、憧れであったパリ行きを実現させた1738年に書き下ろされた作品で、フランスの芳醇な香りが漂う室内楽の最高傑作と呼ばれています。聴き手をあきさせない、テレマン独自の軽妙でユーモアあふれる音楽をご堪能ください! チマローザの最高傑作ラブ・コメディ!! 「イタリアのモーツァルト」と称されたチマローザの残したオペラ・ブッファ。初演時には臨席した皇帝レオポルト二世が気に入って、同じ日にもう一度上演し直したという最高傑作ラブ・コメディです。 大金持ちの商人ジェローニモ。彼は娘を貴族と結婚させることを望んでいる。そんな一家にはある秘密が。それは次女のカロリーナが使用人のパオリーノと結婚しているということ。パオリーノは、この結婚を認めてもらおうと策を講じるのだが…。そして、一家は大騒動!!一体どうなるの!?フランス随一のバロック・アンサンブルに聴く「宮廷音楽の極意」 昨年のアフタヌーンコンサートで場内を唸らせたストラディヴァリアが、大編成になって再登場です。 「爛熟のパリ・ロココ」をテーマに展開する今年の新・福岡古楽音楽祭で披露するのは、宮廷作曲家として活躍していたルベルの遺作「バレエ音楽『四大元素』」と、フランクールがアルトワ伯の婚礼のために作曲した作品です。バロック時代を象徴する華やかな衣装や装飾品、そして宮廷音楽。その雰囲気を存分に感じさせてくれるのがこの公演といえるでしょう。繊細でありながらも豊潤な音色を奏でるストラディヴァリアサウンドをぜひ生でご堪能ください。アクロス・ランチタイムコンサートvol.53新・福岡古楽音楽祭プレコンサート 〜パリ四重奏〜西日本オペラ協会「コンセル・ピエール」公演オペラ『秘密の結婚』ストラディヴァリア・ナント・バロック・アンサンブルMust-see eventsおすすめイベントMusic& Culture

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