「ACROS」2017年5月号
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CM■275/生活を豊かにしてくれるアートとは!? 街と、そこに暮らす人々とのつながりをテーマに、思わず笑ってしまうインパクトのある作品を発表する二人組のアーティストユニット・KOSUGE1-16(こすげいちのじゅうろく)。ダンボールで作った等身大の力士で紙相撲大会を行う「どんどこ!巨大紙相撲」など、アートを身近に楽しむプロジェクトを全国で展開してきた二人が、筑後にやってきます。九州地方最大の河川である筑後川や九州芸文館そばの矢部川など、筑後の街を流れる川と人々の暮らしに注目し、治水の歴史、伝統工芸、筑後の街づくりをリサーチ。夏休み期間中の展覧会では、川の流れを再現した遊び場作りや、実際に川で行うワークショップなどを計画しています。KOSUGE1-16の楽しい企みをご紹介します!■305/文 化Culture「どんどこ!巨大紙相撲」の様子展覧会企画展/CHIKUGO ART POT 2017 KOSUGE1-16展場所/九州芸文館会期/平成29年7月1日(土)〜平成29年8月27日(日)音 楽Musicアクロス福岡チケットセンター☎ 092-725-9112☎ 092-725-9100文化観光情報ひろば三満田 巧(九州芸文館・学芸員)土蜘蛛アイコンの説明:05文 化音 楽福岡シンフォニーホール全席指定 4,500円山本東次郎、観世喜正、鷹尾維教、鷹尾章弘、宝生欣哉 ほか能「土蜘蛛」、狂言「悪太郎」会場時間2017.May料金出演・講師九州山口地域の美術館、博物館で開催される催し物の事前レクチャー講座!500円18:30開演 テーマ・内容曲目・演目14:00〜15:30(要事前申込・先着70名)セミナー室2講師からのひとことⒸLena Knutli 今年で3回目となる人気のシリーズ「福岡・天神薪能」。 今回は、千筋の糸を投げかけるスペクタクル能の神髄「土蜘蛛」と、人間国宝・山本東次郎が演じる狂言「悪太郎」を上演します。 能楽(能・狂言)は、日本で最初にユネスコの無形文化遺産に指定された、世界に誇れる伝統芸能です。 現代では難しい言葉が多い、敷居が高いと思われがちですが、人間の喜怒哀楽を豊かに描き出す鏡として、長い歴史の中で洗練されながら、多くの人々を魅了してきました。その魅力をもっと身近に感じていただけるように、上演の前に能楽師による解説もあります。(予備知識がなくても十分お楽しみいただけます。) 第一線で活躍中の演者たちによる、天神での薪能。 この機会に、能・狂言の世界をちょっとのぞいてみませんか?アクロス・文化学び塾筑後の川をテーマにした体験型の現代アートを学ぶ 味の兵四郎PRESENTS 福岡・天神薪能2017コンサートホールが能舞台に蜘蛛の糸を投げる派手なアクションも見ごたえ充分!KOSUGE1-16のお二人は、高知県で地域おこし協力隊もやっている変わり種の美術家です。街の特徴をつかんだり、地域の人たちとの交流が得意な彼らならではの、筑後地域発の作品やワークショップについてお話しします!

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