「ACROS」2017年9月号
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2階耳学ものに“心”を吹き込む三人の作り手 ガラスの斉藤さん、陶器の鶴岡さん、木工の木村さん。異なる素材を手がける三人の作品には、質感はもちろんのこと、手作りならではのストーリーがあります。「作る過程や作り手の顔を知ると愛着がわいて普段から大事に使いますよね」と斉藤さん。「割れたり壊れたりした時には『あっ、、』と惜しみ、悲しむ気持ちも感じるのでは?」。色んな経験を積んでこの道に入った三人が作る、心に寄り添う“もの”たちに出合ってみま耳学すずって万能なんです 錫の特長として、「■びない」「黒ずまない」のほかに「優れた熱伝導」というのがあります。熱伝導に秀でた錫は、冷たいビールを注ぐやいなや即座に器がその温度に下がり、さらにはその温度を長時間キープするという優れものなので、その保温効果は銅などの倍近く!まだまだ暑い9月には重宝しそうですね。ちなみに、水をまろやかにしてくれる効果もあるそうで、錫が古来より人々を魅了しているのも納得です。耳学世界中で愛されている伊万里焼 17世紀後半、ヨーロッパへ輸出された伊万里焼は絶大な人気を博し、王侯貴族たちはこぞって買い求めていました。中でも、ドイツのアウグスト強王は熱烈なコレクターで、マイセンの町に東洋磁器に近いものを作る工場を設立し、1720年代ごろからは伊万里焼を手本とした磁器が大量に作られるようになりました。ここが現在のマイセン窯。近代の人物では、故フレディ・マーキュリー氏も、熱烈な伊万里焼コレクター耳学伝統的工芸品とは 「伝統的工芸品」とは、経済産業大臣により指定された日本の伝統工芸品のことで、次の要件を満たしている工芸品とされています。①主として日常で使われるもの、②製造過程の主要部分が手作り、③伝統的技術または技法によって製造、④伝統的に使用されてきた原材料、⑤一定の地域で産地を形成。③④における“伝統”とは、100年間以上の継続を意味していて、古いものだと和紙で千年以上の歴史があるんですよ!耳学ギャラリーはお庭 都会からちょっと離れたところで創作活動を続けているぼっこの主催者たち。自分たちの作品を展示する場所を模索していたときに思いついたのが、都会ではなかなか見られない広〜いお庭でした。作者それぞれの自由な発想から創りだされた作品は、青空の下、さまざまなスタイルの広いお庭でいつも皆さまを笑顔にさせているようです。今回は、いつもとは違う屋内の展示ですが、作品の向こうには青空がみえるは福岡県の国・県指定の伝統工芸品を常設展示しています。また、週替わりで民工芸品作家による作品展も開催していま廃瓶を再利用して作られた吹きガラスのランプシェード。落ち着いた色合いとマットな質感が魅力の茶わんやお皿。木目を生かしたオイル仕上げのトレーやカトラリー。「日常を楽しくする」をテーマに制作した三人の個性あふれる作品をご覧ください。(約500たていとすず主催吹きガラス工房琥珀 斉藤達也(代表)(嘉麻市牛隈)主催はかた錫工房 田中勝(代表)(福岡市南区)主催ハンズ工房 松本茂記(代表)(福岡市早良区)主催福岡県・福岡県伝統的工芸品振興協議会・アクロス福岡出展協議会(福岡市博多区)主催福井正裕(代表)(大野城市南ヶ丘)2017.September体験実演実演体験実演体験手びねりによる陶芸体験 / 13:00〜 / 2,000円※作品は焼成後、着払いにてご自宅にお送りします。博多錫の制作実演・佐賀錦の機織り実演伊万里焼の絵付け実演ロクロを使った制作実演植木鉢の絵付け体験 / 1,000円06販売ありお問い合わせ▲文化観光情報ひろばTel.092-725-9100匠ギャラリー企画展10:00〜18:00(初日12:00から最終日16:00まで)入場無料

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