ダニエル・キュイエ
ストラディヴァリア・ナント・バロック・アンサンブル
[会 場] |
福岡シンフォニーホール | ||
[出 演]
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指揮/ダニエル・キュイエ | ||
[曲 目] |
ジャン=フェリ・ルベル:バレエ音楽「田園の楽しみ」
バレエ音楽「四大元素 Les Elémens」 フランソワ・フランクール:ロイヤルフェストのための交響曲 1773 |
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[入場料] |
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■聴きどころ |
昨年9月アフタヌーンコンサートにカウンターテナーのドミニク・ヴィスと共に来演し、多くのお客様から高い評価をいただきました。新・福岡古楽音楽祭の今年のテーマが「爛熟のパリ・ロココ」ということで、フランスを中心に活動をしている彼らがメインコンサートのアーティストとして来日が決まりました。
ストラディヴァリア・ナント・バロック・アンサンブルは、日本でもお馴染の「ラ・フォル・ジュルネ」の本拠地であるフランスのナント市で1987年からバロック時代に活躍した音楽家たちの楽曲を演奏し続け、17、18世紀の楽曲をその長い歴史や遺産価値に重きを置いて活動を続けている楽団です。
そんな彼らが今回のコンサートで取り上げるのは、フランス楽壇を代表する宮廷作曲家のジャン・フェリ・ルベル(1666‐1747)、そして彼の息子の友人でルイ15世治下のヴェルサイユ宮に活躍したあるフランソワ・フランクール(1698-1787)の作品です。
前半はルベルの遺作となったバレエ音楽『四大元素』などを演奏します。バロック音楽らしからぬ不協和音の全合奏で始まるこの曲の冒頭に驚くことまちがいありません。
そして後半は、フランクールの「ロイヤルフェストのための交響曲1773」を演奏します。のちにシャルル10世として即位するアルトワ伯の婚礼のために作曲された曲で、時のブルボン王朝の宮廷音楽の晴れやかでいて厳かな香りが漂う、味わい深い作品です。
全く異なるタイプの2曲ですが、豊かで広く、多彩なハーモニーは、フランス・バロック音楽の醍醐味です。優雅な調べとともに秋の訪れを感じてみませんか。
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現田茂夫
吉江忠男
佐藤しのぶ
[会 場] |
福岡シンフォニーホール | ||
[指 揮] |
現田茂夫 | ||
[出 演] |
ソプラノ/佐藤しのぶ バリトン/吉江忠男 管弦楽/九州交響楽団 合唱/筑紫讃歌特別合唱団 |
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[曲 目] |
團伊玖磨:交響曲 第1番 イ調 合唱とオーケストラのための組曲「筑紫讃歌」 |
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[入場料] |
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■聴きどころ |
福岡ゆかりの作曲家である團伊玖磨が福岡市の市制百周年を記念し、同市に献呈した晩年の大作、「合唱とオーケストラのための組曲『筑紫讃歌』」を音楽の秋にお届けいたします。
いにしえの東アジアとの交流を壮大なスケールで描いたこの作品を演奏するのは、生前の團伊玖磨が信頼を置いていた現田茂夫を指揮に、ソプラノ 佐藤しのぶ、バリトン 吉江忠男を迎え、200名の筑紫讃歌特別合唱団と九州交響楽団という豪華な顔ぶれです。
また、團伊玖磨の若き日の秀作、交響曲第1番も聴きものです。 混声合唱と独唱、管弦楽で描き出される團伊玖磨の世界をご堪能ください。
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