クリスチャン・リンドバーグ
ペーター・ヤブロンスキー
ノルウェー・アークティック・フィルハーモニー管弦楽団
[会 場] |
福岡シンフォニーホール | ||
[出 演] |
指揮/クリスチャン・リンドバーグ ピアノ/ペーター・ヤブロンスキー 管弦楽/ノルウェー・アークティック・フィルハーモニー管弦楽団 |
||
[曲 目] |
オーレ・オルセン:アースガルズの騎行 Op.10 グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16 チャイコフスキー:交響曲 第4番 ヘ短調 Op.36 ほか |
||
[入場料] |
|
||
|
■聴きどころ |
北極“アークティック”の名前を冠する世界最北オーケストラが福岡に初登場いたします。ノルウェー政府が莫大な予算を投じ、選りすぐりの奏者を集めて設立したアークティック・フィル。この楽団を率いるのは世界的なトロンボーン奏者としても有名なクリスチャン・リンドバーグ。名プレイヤーは名指揮者でもあることを、その実力をもって証明して見せ、卓越した調整能力と深い音楽性により、アークティック・フィルをさらなる高みに導いています。
今回の注目曲は、ノルウェーの国民的作曲家であるグリーグの「ピアノ協奏曲」。誰もが聞いたことがあるであろう、インパクトある出だしからはじまる人気の曲で、独特のモティーフはノルウェーの民族音楽でみられる特徴とのこと。そしてピアニストには同じ北欧スウェーデンの人気奏者ペーター・ヤブロンスキーが起用されます。正確無比な技巧で魅せてくれるのはもちろん、北欧の情緒感あふれるピアニズムによる協演は、大注目となるでしょう。
|
アンドレア・ロスト
ハンガリー国立歌劇場
[会 場] |
福岡シンフォニーホール | ||
[出 演] |
指揮/バラージュ・コチャール 演出/マーテー・サボー ソプラノ/アンドレア・ロスト 管弦楽/ハンガリー国立歌劇場管弦楽団 合唱/ハンガリー国立歌劇場合唱団 |
||
[演 目] |
ドニゼッティ:歌劇「ランメルモールのルチア」 | ||
[入場料] |
|
||
|
■聴きどころ |
その美貌と美声で世界屈指の歌姫と称えられるアンドレア・ロストが、アクロス福岡に登場。ベルカント・オペラの最高峰、ドニゼッティが誇る最高傑作“ルチア”を演じます。
政略結婚による引き裂かれた愛。衝撃的な結末を迎えるグランドフィナーレ。ドニゼッティが残したベルカント・オペラの中でも、名作中の名作として名高い悲劇がこの「ランメルモールのルチア」です。プリマドンナの見せ場として有名な「狂乱の場」が特に人気ですが、このルチア役がオペラの成否を握っていると言っても過言ではありません。
ベルカント唱法を駆使して歌い上げる圧倒的迫力。目もくらむような高音、超絶技巧のアリア。今世紀トップクラスの“ディーヴァ”アンドレア・ロスト“狂乱”のアリアに、どうぞご期待ください。
|
フィリップ・ジョルダン
樫本大進
ウィーン交響楽団
[会 場] |
福岡シンフォニーホール | ||
[出 演] |
指揮/フィリップ・ジョルダン ヴァイオリン/樫本大進 管弦楽/ウィーン交響楽団 |
||
[曲 目] |
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64 マーラー:交響曲 第1番 ニ長調「巨人」 |
||
[入場料] |
|
||
|
■聴きどころ |
ウィーン・フィルと共にウィーン楽友協会(ムジークフェライン)を拠点のひとつとする名門・ウィーン交響楽団が、7年ぶりに福岡公演を実施いたします。古くはカラヤン、サヴァリッシュ、近年ではプレートル、フェドセーエフ、ファビオ・ルイジと、そうそうたるスター指揮者が首席を務めてきました。そして現在、この楽団を率いるのはスイスの貴公子フィリップ・ジョルダン。パリ国立オペラの首席指揮者も兼任するなど、これからの世代を牽引する筆頭の指揮者です。
曲目は、ベルリン・フィル第1コンサートマスターの樫本大進をソリストに迎えての「メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調」に注目。歳の近いジョルダンと樫本が、奇しくも38歳でこの世を去ったメンデルスゾーンの傑作協奏曲を、どのように表現するのか期待が高まります。
そしてウィーンと言えばやはりマーラー。交響曲第1番「巨人」は、若きマーラーが苦悩の末に生み出した稀代の名作です。ウィーン響の豊麗な音色とジョルダンによる激情ほとばしる熱演に、期待せずにはいられません。
伝統を大切にしつつも新しい音楽性を提示し続けていく名門「ウィーン交響楽団」。誇り高き楽団の演奏にどうぞご注目ください。
|