ラファウ・ ブレハッチ
[会 場] |
福岡シンフォニーホール | ||
[曲 目] |
J.S.バッハ:
《4つのデュエット》 第1番 ホ短調 BWV 802 第2番 ヘ長調 BWV 803 第3番 ト長調 BWV 804 第4番 イ短調 BWV 805 ベートーヴェン:ロンド ト長調 Op.51 No.2 ピアノ・ソナタ第3番 ハ長調 Op.2 No.3 F.ショパン:幻想曲 ヘ短調 Op.49 夜想曲 第14番 嬰ヘ短調 Op.48 No.2 ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 「葬送行進曲」 Op.35 |
||
[入場料] |
|
||
|
■聴きどころ |
2005年ショパンコンクール優勝後、福岡シンフォニーホールでは2度のソロリサイタルと、ベルリン放送交響楽団との協演で聴衆を魅了したラファウ・ブレハッチが、7年振りにアクロス福岡へ帰ってきます。
2006年、2010年のリサイタルでは、オール・ショパン・プログラムで他を寄せつけない圧巻の存在感を放ったブレハッチ。今回のプログラムでは、真骨頂のショパンはもとより、ベートーヴェンの作品や、今年リリースされたJ.S.バッハの作品集にも収録されている《4つのデュエット》にも注目です。
幼い頃、町の教会でオルガンを弾いていたというブレハッチが、バッハからベートーヴェン、そしてショパンへと続く音楽をどのように示してくれるのか。軽やかでありながらも、優美で芯のあるタッチと、作曲家と向き合う真摯な姿勢で、ショパンコンクール後もその人気は留まることを知らず、聴く者の心を掴んで離さない彼の静かなる真の音色を、この秋福岡シンフォニーホールで、心ゆくまで味わってみてください。
|
ラ・プティット・バンド
シギスヴァルト・クイケン
[会 場] |
福岡シンフォニーホール | ||
[出 演] |
指揮、バロック・ヴァイオリン/シギスヴァルト・クイケン バロック・オーケストラ/ラ・プティット・バンド |
||
[曲 目] |
モーツァルト:交響曲 第27番 ト長調 K.199 モーツァルト:ディヴェルティメント 第7番 ニ長調 K.205 ハイドン:歌劇「ラ・カンテリーナ(歌姫)」全2幕/原語上演・日本語字幕付 演出/マリー・クイケン ガスパリーナ(ソプラノ)/ルート・リヴカ アポロニア(ソプラノ)/ニコル・フィスリエ ドン・エットレ(ソプラノ)/アンナ・グシュウェント ドン・ペラージョ(テノール)/ベンジャミン・ベルウェーゲル |
||
[入場料] |
|
||
|
■聴きどころ |
ラ・プティット・バンドは、1972年、古楽界の巨匠S.クイケンとG.レオンハルトにより結成され、ベルギーを拠点としているバロック・オーケストラです。レパートリーは幅広く、フランス・バロック音楽からドイツ盛期バロック、さらにウィーン古典派にまで及び、その自然で美麗な演奏は、他の古楽器アンサンブルの追随を許さず、ヨーロッパのみならず全世界で高い評価を受けています。
今回の注目は何といっても、ハイドンの初期のオペラ「ラ・カンテリーナ(歌姫)」。日本国内での演奏機会の少ない同作を聴く機会はまずないでしょう。
福岡シンフォニーホールが、オリジナル楽器ならではの繊細な音色に満たされる瞬間をご体感ください。
また本公演は、新・福岡古楽音楽祭2017の3つのコンサートのうちのひとつとして実施されます。18日、20日の各公演も併せてお聴きいただくと、音の豊かな響きと重厚感を段階的に感じることができることでしょう。どうぞみなさまお誘いあわせの上、お出かけください。
●10月18日(水) 会場:福岡シンフォニーホール
●10月20日(金) 会場:あいれふホール
|
イツァーク・パールマン
ロハン・デ・シルヴァ
[会 場] |
福岡シンフォニーホール | ||
[出 演] |
ピアノ/ロハン・デ・シルヴァ | ||
[曲 目] |
シューベルト:ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ 第1番 ニ長調 作品137-1 D.384 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第9番 イ長調 作品47「クロイツェル」ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調 ヴァイオリン名曲集(当日パールマン氏がステージ上からご案内いたします) |
||
[入場料] |
|
||
|
■聴きどころ |
人気・実力とも現代最高峰のヴァイオリニスト、イツァーク・パールマンがアクロス福岡についに登場します。天才少年から世界一のステージへとかけ登ったパールマンも今年72歳の円熟期を迎え、トッププレイヤーのまま前人未到の領域に入る“伝説のヴァイオリニスト”としてその名声は世界中に轟いています。
プログラムの注目は、ベートーヴェンのヴァイオリンソナタの最高傑作「クロイツェル」。“盟友”であるピアニスト、ロハン・デ・シルヴァとの息をもつかせぬ演奏は、緊張感にあふれ、その技巧と非常に高い芸術性に裏付けされた豊潤な音色に、ベートーヴェンならではの力強さと繊細さを感じることでしょう。
“完璧な美音”、“至高の音楽性”など、あらゆる賛辞を贈られる現代のカリスマ。福岡で聴くことのできる千載一遇のチャンスをぜひお見逃しなく。
|
ミラノ大聖堂聖歌隊
真言宗青教連法親会
[会 場] |
福岡シンフォニーホール | ||
[出 演] |
真言宗青教連法親会 ミラノ大聖堂聖歌隊 |
||
[曲 目] |
第1部 真言宗声明 唄(ばい)、散華(さんげ)、唱礼(しょうれい)、 称名礼(しょうみょうらい) ほか 第2部 ミラノ大聖堂聖歌隊 公現祭の晩課のルチェルナリウム 「なぜならあなたこそ輝かせ・あなたのもとには」 降誕祭ミサのアレルヤ唱「今日」 感謝の賛歌「テ・デウム」 ほか 第3部 コラボステージ 声明---理趣経善哉譜(りしゅきょうせんざいふ) グレゴリオ聖歌---第4ミサのキリエ ほか |
||
[入場料] |
|||
■聴きどころ |
2015年冬、初の試みにして大盛況の中、終了した「グレゴリオ聖歌&真言宗声明」。
悠久の時間の流れに身を浸すような心地よい時間を過ごせたと、再演を熱望されるお声を多数いただいた公演の、第2章が幕を開けます。
第1部では、我が国の祈り「声明」(仏教儀式において僧侶が仏陀〔釈迦、ブッダ〕の説いた経典や、あるいはそれらを解説した文章を暗記し朗唱する際に旋律を附したもの)を真言宗青教連法親会によるパフォーマンスでお届けします。
第2部では、イタリアのミラノ大聖堂(ドゥオーモ)建立以前より続く歴史を持つ伝統ある聖歌隊「ミラノ大聖堂聖歌隊」の演奏で、約千年の歴史を持つ教会伝統のグレゴリオ聖歌の響きをご堪能いただき、最後に、両者によるコラボレーションをお楽しみいただけます。
東西の異なる文化が声で融合する瞬間を会場でご体感ください。
|