柳川エリア - クール・フクオカ - アクロス福岡
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クール・フクオカ

柳川エリア

福岡県の南西部に位置し古くから城下町として栄えた柳川市。街中を縦横に掘割が走り、両岸には桜やしだれ柳が植えられ、その中を「どんこ舟」でめぐる川下りは国内外からの観光客に人気です。また有明海に面していることから漁業も盛んに行われており、潮の干満差が日本一の干潟には有明海固有種のムツゴロウやクッゾコと呼ばれる舌平目、アサリ、タイラギなど多種多様な魚介類が生息しています。

夜明茶屋

夜明茶屋 夜明茶屋
柳川では、ワラスボやムツゴロウなど、ビジュアルに特徴のある魚が郷土料理として食べられているんだ。お店の販売所で買うこともできるよ。靴の底のように見えるからと「クッゾコ」と呼ばれる舌平目の煮付けは定番料理だし、なんとイソギンチャクだって、ここ柳川では人気の食材なんだ。「ワケノシンノス」と呼ばれている意味("わけの"=若い人の、"しんのす"=尻の穴)を聞いてさらにびっくり!やっぱり土地によって異なる文化はおもしろいね~。

●夜明茶屋
(柳川市稲荷町94-1 TEL:0944-72-5321)

有明海展望

有明海展望
180度、有明海の水平線を臨める穴場を見つけたよ。広大な田んぼを抜けて堤防に上がると、見渡す限り穏やかな海!潮の干満差が大きい有明海は海苔の養殖が盛んで、沖の方に養殖用の支柱が整然と立っている様子はとても幻想的。ここは夕陽の景勝地として地元の人に知られていて、特に干潮と夕日のタイミングが重なると絶景なんだそう。有明海の特徴を利用して魚を網ですくい取る伝統的な漁法「くもで網」の櫓が映り込む景色はとても日本的なんだけど、外国人の僕でさえ、ノスタルジックな気分にさせられるよ。時間がゆっくりと流れているように感じるね。

●有明海展望
(柳川市橋本町)

小野英二郎屋敷跡

小野英二郎屋敷跡
柳川名物の川下りは、景色はもちろん、船頭さんの歌や筑後弁の柔らかなイントネーションの案内に耳を傾けるのも楽しいね。どんこ舟に乗り込んでしばらく進むと「ジョン・レノンさんの妻オノ・ヨーコ...」なんて説明が聞こえたんだ。まさかここで、と、思わぬアーティスト名の登場に驚いたけれど、オノ・ヨーコさんの祖父で、日本興業銀行の第四代総裁を務めるなど銀行家として活躍した小野英二郎氏の屋敷跡があるんだって。今は武家屋敷の重厚な門構えが残っているだけだけど、これから柳川市が観光名所として整備する予定だそう。世界的著名人の話題をどんこ舟の上で聞くなんてとっても驚いたよ。

●小野英二郎屋敷跡
(柳川市新外町52番地)

  • 白秋祭水上パレード
    出かけるにはこのタイミングがCOOL!
    白秋祭水上パレード
    柳川出身の詩人・北原白秋の命日(11月2日)を挟んだ3日間、白秋を偲んで水上パレードが行われる。夕刻18時に約80隻のどんこ舟が順次お堀めぐりに出発し、コース途中随所に設けられたステージでは琴演奏やお囃子、コーラスや太鼓演奏、雅楽などが披露される。川沿いでは柳川市民による花火やかがり火などでの歓迎、そしてクライマックスは迫力満点の約1,000発の花火が柳川の夜空に打ち上げられる。
    【日程】
    2015年11月1日(日)~3日(火・祝)
    【お問い合わせ】
    柳川市観光協会(〒832-0065 柳川市沖端町35)
    TEL:0944-73-2145/FAX:0944-72-9013
    E-MAIL:info@yanagawa-net.com