糸島エリア

福岡県西部の糸島半島に位置する糸島市。福岡都心から車で1時間足らずで、玄界灘に面した海岸線や脊振山系の山々など自然豊かな風景に出合えます。海水浴やサーフィン、登山などのレジャーだけでなく、遺跡・文化財などをめぐるドライブコースとして人気が高く、おいしい食材として知られる「糸島ブランド」の農畜産物・海産物の直売所、糸島を拠点とする芸術家の工房、眺めのよいカフェやレストランなど、さまざまなスポットを楽しむことができます。

またいちの塩 製塩所(せいえんじょ)「工房とったん」

糸島半島西側の海岸線をひたすら走る。アスファルト舗装もなくなり砂利道になるけどそれでも進むと糸島ブランドの代表的商品のひとつ、「またいちの塩」をつくっている製塩所に突きあたるよ。まさに突端にある「工房とったん」では、塩づくりの工程すべてが行われている。くみ上げた糸島の豊かな海水を、見上げるほど大きな立体塩田の上から竹を伝って循環させて濃度を上げ、それを薪釜(まきがま)でゆっくり煮詰めて塩の結晶ができるんだ。人の手間も時間もたっぷりかけて、自然の海水だけで作られた「またいちの塩」。この塩の結晶をかけて食べる花塩プリンを、目の前に広がる玄界灘を見ながら食べるとおいしさも倍増するね。

姉子(あねご)の浜(鳴き砂)

糸島市二丈の国道202号線沿いに広がる海岸の一角に、歩くとキュッキュッと音が鳴る不思議なビーチ(砂浜)があるよ！過去に一度鳴かなくなった際、水質浄化をしたら再び鳴き始めたというから、砂が鳴くのは砂がきれいな証しなんだろうね。1kmほどにわたって広がる白くて美しいこのビーチを、キュッと言わせながら歩くのが面白くって端から端まで歩いてしまったよ。冬の晴れた日には、特に砂が鳴くそうだよ！

カキ小屋

漁港にビニールハウス？ここにあるのは農作物を育てるためのものでなく、毎年10月下旬から3月頃までの期間限定でオープンするカキ小屋だよ！小屋の中にはテーブルと焼き台が並んでいて、自分たちで網に乗せて焼いて食べるんだ。市内4カ所の漁港に、それぞれ2軒から多いところでは13軒ものカキ小屋が並ぶんだけど、どの店も糸島漁協所属だから牡蠣の値段は同じだよ。新鮮な牡蠣を自分たちで焼きながら、ワイワイとにぎやかに食べるこのスタイルはとってもクール！

• 
  
  
  ふいご大祭目かくし女相撲
  松末(ますえ)五郎稲荷神社のふいご大祭で笑いが絶えないユニークな奉納行事。相撲をとるのは女性だけで、七福神の顔を描いた頭巾で目隠しをし、土俵に膝をついて、手探りで相手を探して押し倒すというルール。土俵上で相手を見つけきれない対戦では、観客から右！左！と指示が出たりと、会場は大盛り上がり。相撲は東西計32名、16の取り組みが行われ、最後には飛び入り対戦もできる。
  
  【日程・場所】
  2015年12月6日(日)神事11時～
  松末五郎稲荷神社(福岡県糸島市二丈松末575)
  【お問い合わせ・お申込み先】
  糸島市観光協会(〒819-1116 福岡県糸島市前原中央1-1-10)
  TEL：092-322-2098