北九州エリア

九州の最北端に位置する北九州市。古くから産業のまちとして栄えてきました。北側は響灘、東側は周防灘に面し、国定公園の平尾台や皿倉山など、ゆたかな見どころもたくさん。市役所の隣に小倉城、オフィス街のすぐ横に昭和30年代の建物を残す旦過市場と、都会の中に懐かしさとロマンを感じさせる一面も持ち合わせています。7月5日には明治日本の産業革命遺産として官営八幡製鐵所が世界文化遺産に登録されました。

旦過(たんが)市場

小倉駅から日本初のアーケード街「魚町銀天街」を通り抜けると、入口から昭和のムード漂う旦過市場に着くよ。足を踏み入れた途端、漬物や干物、魚肉や煮物などの匂いが入り混じり、薄暗いアーケードの下に小さな店が立ち並ぶ独特のウェットな光景にすっかり魅了されたよ。店頭で調理しながら販売する惣菜店、クジラ専門店、買い出しをする料理人、地元の人、観光客、、、さまざまな人やお店が交差するマーケットは、地域独特のカルチャーやカラーが残っていてとってもクールだよね！

●旦過(たんが)市場

(北九州市小倉北区魚町 TEL：093-521-4140)

門司港レトロ

まるで地域一帯がテーマパークみたい！門司は、明治から昭和にかけて栄華を誇った港町。最盛期には1カ月に200隻近い外航客船が入港し、年間約600万人もの乗降客で賑わっていたんだって。煉瓦造りの倉庫や迎賓館など、国際貿易港として栄えた和洋折衷の雰囲気を残す門司港レトロ地区、今はカフェや散歩を楽しむ人がいて、とってもリラックスしたムードだよ。街並みに近代テイストを添える高層マンションの31階には「門司港レトロ展望室(大人300円、小中学生150円)」があって、関門海峡や眼下に広がるレトロ地区を見渡せるよ。昔この地を訪れた外国人たちはどんな風に過ごしたのかな？

TOTOミュージアム

日本に住んでいると当たり前になってしまっているけれど、海外から来た外国人が驚き、そして感激するのが日本の多機能トイレ！温かい便座はもちろんのこと、シャワーでお尻を洗ってくれたり、音で自分の恥ずかしい音だって消してくれる、利用者への思いやりを高い技術力で製品化した、とても日本らしいプロダクトだよ。世界でも知られるTOTOが2015年8月にオープンした「TOTOミュージアム」では、日本の水回りの歴史や、世界各地の事情に合わせて作られたTOTO製品を見ることができるよ。

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  イルミネーション2015
  門司港レトロ浪漫灯彩(ろまんとうさい)
  レトロ地区の歴史的建造物や立ち並ぶ樹木が、大正浪漫を感じさせる懐かしくやさしい演出でライトアップされる、毎冬恒例の人気イベント。7色に輝く樹木イルミネーション、水面や建物を照らす鮮やかな光が相まって、港町の夜が華やかに彩られる。幻想的な街並みの中でロマンチックな夜の散歩を楽しんでみては。
  
  
  
  
  【日程・場所】
  2015年11月28日～2016年2月14日
  17:30 ～ 22:00
  門司港レトロ地区一帯
  【お問い合わせ】
  門司港レトロ倶楽部(平日) TEL：093-332-0106
  門司港レトロ 総合インフォメーション TEL：093-321-4151