コスモス街道〜久留米市北野町〜 - ふくおか花紀行 - アクロス福岡
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コスモス街道
〜久留米市北野町〜

コスモス街道〜久留米市北野町〜
コスモスは漢字では秋桜と書くが、いい響きだと思う。キク科の1年草で原産地はメキシコ。明治中期に日本に入ってきた。イタリアの芸術家が1876年頃日本に持ち込んだのが最初との説がある。コスモスはギリシャ語で「秩序」「飾り」「美しい」という意味の「Kosmos,Cosmos」の言葉に由来する。渡来当時は、漢字の通り「あきざくら」と呼ばれていたらしい。

絵は久留米市北野町の筑後川の支流、陣屋川沿いの「コスモス街道」。色とりどりのコスモスが植えられている。コスモス街道が生まれるきっかけは、昭和47年、川へのゴミの投げ捨てに心を痛めていた1人の住民の方が自宅前の土手に10メートルほどコスモスを植えたことだった。また娘さんの成長を願って、という意味もあったらしい。昭和53年には600m、昭和59年には2.7キロメートル、現在は4キロメートルほどになり約50万本植えられ「コスモス街道」と呼ばれるようになった。毎年街道沿線の人々により管理育成されている。

コスモスの花言葉は「乙女の真心」「真心」「調和」など。

  • 福岡県 コスモスの名所【(1)見ごろ(2)花の本数(3)アクセス】

    のこのしまアイランドパーク(福岡市西区)
    (1)10月上旬〜11月上旬
    (2)50万本(遅咲きコスモス30万本)
    (3)姪浜渡船場(地下鉄姪浜駅から西鉄バスで10分)から市営渡船で渡り、渡船場から西鉄バス「アイランドパーク行き」で終点下車
    安の里公園周辺(筑前町)
    (1)10月下旬〜11月上旬
    (2)約100万本
    (3)西鉄バス「松延バス停」下車、徒歩約5分
    キリンビアファーム コスモス園(朝倉市)
    (1)10月中旬〜11月上旬
    (2)約1000万本
    (3)西鉄大牟田線「小郡駅」から甘木鉄道「大刀洗駅」下車、徒歩約10分/大分自動車道甘木I.C.・小郡I.C.から車で約5分
  • 絵・文  ならざき清春
    市内に水彩画教室を2つ持つ。著書に画集「水彩で描くやわらかな光の風景」。
    東京・大阪・仙台でも水彩画講座を開く。
    アトリエ:福岡市中央区黒門6-41-503 
    連絡先:092-721-6616
    →ホームページはこちらから