筥崎宮神苑花庭園の冬牡丹(ぼたん)
〜福岡市東区〜
日本三大八幡宮の一つとして広く知られ、古くから博多の人々に親しまれている筥崎宮。その筥崎宮の参道にある花庭園では、1月から2月にかけて20品種200株の冬牡丹が見頃となる。
冬牡丹とは、本来春に咲く牡丹を冬に開花させるように特別な温度管理をしたもので、厳密に言うと春冬の二期咲きで寒い時期に自然と咲いた寒牡丹とは異なる。
寒さに耐えながら雪除けの藁帽子(わらぼっち)を被り、懸命に咲いている姿には凛とした気品があり、華やかで豪華なイメージの春牡丹とはまた違った風情がある。
牡丹は種からも育てられるが、現在は芍薬(しゃくやく)に接ぎ木をして苗を作るのが主流で、牡丹の台木から出た芍薬の芽をそのままにしていると、今年は赤い牡丹の花が咲いたのに翌年には白い芍薬の花が咲いていた・・・という事にもなりかねない。園内ではこの時期、苗木を販売しているので、購入の際には栽培方法などもよく聞いておこう。
花庭園の中には「迎賓館」というレストランもあり、本格的なフレンチやカフェが楽しめる。枯山水の美しい庭園に降る雪を見ながらランチを頂ければ最高だ。
【筥崎宮神苑花庭園】
アクセス:福岡市営地下鉄 箱崎宮前 下車徒歩すぐ
開園時間:午前9時30分~午後4時30分(1月、2月は無休)
見頃:1月1日~2月下旬
入園料:500円
問い合わせ先:092-651-1611
冬牡丹とは、本来春に咲く牡丹を冬に開花させるように特別な温度管理をしたもので、厳密に言うと春冬の二期咲きで寒い時期に自然と咲いた寒牡丹とは異なる。
寒さに耐えながら雪除けの藁帽子(わらぼっち)を被り、懸命に咲いている姿には凛とした気品があり、華やかで豪華なイメージの春牡丹とはまた違った風情がある。
牡丹は種からも育てられるが、現在は芍薬(しゃくやく)に接ぎ木をして苗を作るのが主流で、牡丹の台木から出た芍薬の芽をそのままにしていると、今年は赤い牡丹の花が咲いたのに翌年には白い芍薬の花が咲いていた・・・という事にもなりかねない。園内ではこの時期、苗木を販売しているので、購入の際には栽培方法などもよく聞いておこう。
花庭園の中には「迎賓館」というレストランもあり、本格的なフレンチやカフェが楽しめる。枯山水の美しい庭園に降る雪を見ながらランチを頂ければ最高だ。
【筥崎宮神苑花庭園】
アクセス:福岡市営地下鉄 箱崎宮前 下車徒歩すぐ
開園時間:午前9時30分~午後4時30分(1月、2月は無休)
見頃:1月1日~2月下旬
入園料:500円
問い合わせ先:092-651-1611
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その他の冬牡丹の名所
北九州市立 白野江植物公園(北九州市門司区)
株数/12種48株
アクセス/JR門司港駅下車。駅前バスターミナル発西鉄バス41番系統「白野江」行きで約20分。
「白野江2丁目・白野江植物公園前」下車徒歩2分。
お問い合わせ先/
TEL:093-341-8111
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ならざき清春
市内に水彩画教室を2つ持つ。著書に画集「水彩で描くやわらかな光の風景」。
東京・大阪・仙台でも水彩画講座を開く。
アトリエ:福岡市中央区黒門6-41-503
連絡先:092-721-6616
→ホームページはこちらから