「鯛めし」 ― 糸島市志摩 ― - ふくおか食紀行 - アクロス福岡
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「鯛めし」 ― 糸島市志摩 ―

「鯛めし」 ― 糸島市志摩 ―
イラスト:山川順子
玄界灘につき出した糸島半島は、総面積約100㎢の玄海国定公園の一角をなし、西端には白砂青松の弓張海岸と玄武岩の海蝕洞『芥屋(けや)の大門(おおと)』がある。蒼い海と自然が作り上げたダイナミックな造形景観を楽しめる場所だ。

また、この地域は玄海の荒波で育った魚介類が豊富なところでもあり、その新鮮な鯛を使った郷土料理が有名だ。一匹姿のままの鯛を塩焼きし、ご飯と一緒に炊きあげた「鯛めし」である。もともとは漁師の弁当として作られていたものということで、旨みが増す秋から五月頃までが旬ということだ。鯛のだしが良くしみたご飯とやわらかな甘い鯛の身はまさに逸品。「芥屋の大門遊覧船」乗り場の芥屋漁港には、「鯛めし」の他にも、刺身や鯛茶漬けなどの料理を出す旅館や民宿が集まっている。

糸島の自然と食を満喫した後はおみやげも気になるところだ。新鮮な農産物や海産物は、地元の方々に人気の直売所『志摩の四季』で買い求めることができる。

  • 【糸島市志摩芥屋へのアクセス】
    JR筑肥線 筑前前原駅から車で約20分(12km)

    【志摩物産直売所「志摩の四季」】
    糸島市志摩津和崎宮の元33-1
    TEL:092-327-4033
    営業時間:8:30~18:00(冬は~17:30)

    【糸島市の観光のお問い合わせ先】
    前原市観光協会
    (4/1より糸島市観光協会に名称変更)
    TEL:092-322-2098
    HP:http://kanko-itoshima.jp/