豊前海と北豊連山の豊かな自然に恵まれた町、豊前市にやってきました。見どころたくさんのこの町ですが、今日は美味しい海の幸と山で刻まれた素敵な歴史に出会いたいと思います。

豊前海、冬の主役はなんといっても「一粒かき」。宇島漁港そばの食堂には、この時期、テーブルに七輪が並びます。そこで暖をとりながら、かきがちょっと口を開けるのを待つこと数分・・さっそくいただきましょう。ちょっと大きめの一粒かきには、豊前海の栄養とタップリのうま味とがギュッと詰まっていて味は濃厚！そのぷるるんとした食感と風味にさっきまで山盛りだったかきはあっという間になくなってしまいました。漁業組合長いわく、この時期美味しいヨシエビも絶品とのこと、ぜひこちらもご賞味くださいませ。今シーズンのかきがなくなり次第終了しますので、事前にご確認の上おでかけください。

さて、海の幸を満喫した後は、次の目的地「求菩提山」に向かいます。求菩提山は、昔、山伏と呼ばれる修験者たちが住みつき、厳しい修行に挑んでいた山。今も当時の住居だった坊跡やみそぎ場などがあり、ふもとの求菩提資料館では、山伏たちの生活を垣間見れる貴重な品々が展示されています。では、今からかつての修験道に挑戦してきます！