#1 アクロスって元は○○だった
“ここ、どーこだ?”
いつも見ている建物だけど、実は意外と知らないことだらけ。
そんな「アクロス福岡」の、一歩踏み込んだ“秘密”をご紹介する「探検!アクロス福岡」。
記念すべき第1回目は、「アクロスって元は〇〇だった」です。
天神と中洲の間を流れる薬院新川沿いに建つ写真右下の白い建物は…「毎日福岡会館」。中央奥のどっしりとした赤茶色の大きな建物は「大丸福岡天神店」も入っている「西日本新聞会館」。じゃあ、真ん中のこのレトロな建物は、なに…?
この写真の場所は今から30年以上前の「アクロス福岡」と同じ、「福岡市中央区天神1丁目1番地1号」です。まだ産まれていない人も、もう遠い記憶で、思い出せない方もいらっしゃるでしょう。
一年を通じて都心に四季を運んでくれる「ステップガーデン」のほか、巨大なアトリウムを中心にした館内には世界レベルの音響を誇る「福岡シンフォニーホール」、パスポートセンター、オフィスなど、「アクロス福岡」にはさまざまな「顔」があります。しかし、その全貌を知る人は、意外に少ないのかもしれません。
さて、そろそろ答え合わせを。現在の場所は、1981年10月までは「福岡県庁」でした。上の写真はその当時のもの。明治通り沿いに県庁があったなんて、今では想像もつきませんね。しかし今でもごく一部ですが、シンフォニーホールのホワイエに設えられたステンドグラスや「天神中央公園」の円柱にその名残があります。旧県庁はとっても格調高い建物だったこと、あなたはご存知でしたか?
旧県庁跡の再開発計画で、公民共同の複合施設として生まれた「アクロス福岡」。旧県庁が解体され、南側が「天神中央公園」として整備された後、1992年〜95年にかけて建設されました。最近では、アメリカCNNテレビの「世界で最も美しい10のスカイガーデン」に選ばれるなど、20年以上経った今も、他に例を見ないデザインや環境への配慮が、さまざまな観点から評価され続けています。
この写真の場所は今から30年以上前の「アクロス福岡」と同じ、「福岡市中央区天神1丁目1番地1号」です。まだ産まれていない人も、もう遠い記憶で、思い出せない方もいらっしゃるでしょう。
一年を通じて都心に四季を運んでくれる「ステップガーデン」のほか、巨大なアトリウムを中心にした館内には世界レベルの音響を誇る「福岡シンフォニーホール」、パスポートセンター、オフィスなど、「アクロス福岡」にはさまざまな「顔」があります。しかし、その全貌を知る人は、意外に少ないのかもしれません。
さて、そろそろ答え合わせを。現在の場所は、1981年10月までは「福岡県庁」でした。上の写真はその当時のもの。明治通り沿いに県庁があったなんて、今では想像もつきませんね。しかし今でもごく一部ですが、シンフォニーホールのホワイエに設えられたステンドグラスや「天神中央公園」の円柱にその名残があります。旧県庁はとっても格調高い建物だったこと、あなたはご存知でしたか?
旧県庁跡の再開発計画で、公民共同の複合施設として生まれた「アクロス福岡」。旧県庁が解体され、南側が「天神中央公園」として整備された後、1992年〜95年にかけて建設されました。最近では、アメリカCNNテレビの「世界で最も美しい10のスカイガーデン」に選ばれるなど、20年以上経った今も、他に例を見ないデザインや環境への配慮が、さまざまな観点から評価され続けています。
(取材・文・写真 後藤暢子)
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探してみよう!
秘密のアクロス : 「定礎石」
アトリウム1Fの壁面にある「定礎石(ていそせき)」。建物の安全や繁栄を願って1994年11月22日に行われた「定礎式」では、この日の新聞や通貨などが定礎箱におさめられ、埋め込まれました。壁の中にお金や新聞が入っているなんて過去を未来につなぐタイムカプセルのような、ちょっとミステリアスな気がしませんか? -
知っていますか? 【アクロス豆知識】
アクロス福岡の「ACROS」は、「アジアのクロスロード福岡」を表しているんです。 まさに、アジアへ向けた国際交流の拠点と言うべきネーミングですね。