#21 アクロス福岡で働く人たち 〜前編〜 - アクロス福岡
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探検!アクロス福岡

#21 アクロス福岡で働く人たち 〜前編〜

アクロス福岡で働く人たち 〜前編〜

120以上のテナントを有する
アクロス福岡を支える
縁の下の力持ち


いつも見ている建物だけど、実は意外と知らないことだらけ。そんな「アクロス福岡」の、一歩踏み込んだ“秘密”をご紹介する「探検!アクロス福岡」。第21回目は、「アクロス福岡で働く人たち 〜前編〜」です。

「ステップガーデン」、「シンフォニーホール」そして120を超えるオフィステナントなど、複合文化施設として「アクロス福岡」にはさまざまな「顔」があります。これだけの大きな建築物が開業から20年以上が経ったいまもしっかりと機能しているのは、常日頃からしっかりメンテナンスをしている人たちがいるからこそ。今回は、そんな縁の下の力持ちである「アクロス福岡で働く人たち」を2回にわたってご紹介します。

まずは警備センターでお話しを伺いました。「館内巡回はもちろん、明治通り側の北エントランスに立っている姿を見かけたことのある方も多いと思います。こうした通常の警備業務に加え、週末のステップガーデンの屋上開放時には30分交代で警備しており、一日に何往復もされる常連さんとの会話や観光客の方への案内など、利用者とのコミュニケーションも多種多様です。いつもは点いていない時間にオフィスに電気が点いているなと思ったら、そのまま通過せず少し気に掛けるといったことが重要です。実は中で人が倒れている可能性だってありますから、どんなに小さな違和感でも見落とさずにしっかり報告するようにしています。また、館内の落とし物は警備センターに届けられるのですが、アクロス福岡らしい落とし物ナンバーワンは住民票です。パスポートセンター(3階)へお越しの際は、どうぞご注意ください。私たちの仕事は皆さまの財産をお守りすることだと思っています」。(写真右下・株式会社にしけい・大庭正利隊長)

次は防災センターにお邪魔しました。「電気・ガス・水の使用量のチェックや故障などがないかといった設備の管理や非常時の対応が主な仕事です。きれいに見えても20年経っているので、いろいろとメンテナンスが必要な箇所は出てきます。警備は危険から守りますが、われわれは安全・快適さを維持することで皆さまを守っています」。(写真左上・福岡総合ビル管理事業協同組合・小島一輝センター長)警備センターや防災センターのお仕事は裏方作業が多いですが、館内で見かける可能性があるのが月に一度実施されている防災訓練。毎月テーマを決めて実施されているそうです。「基本的に災害時は天神中央公園が避難場所になります。津波など高さを要する場合は、ステップガーデン4階の野外ステージや館内の高い場所です。利用される皆さまは覚えておいていただけると緊急時に慌てず避難できるかと思います」。(小島センター長)

次号は「アクロス福岡で働く人たち〜後編〜」をお届けします。お楽しみに。

(取材・文・写真 後藤暢子)