アクロス福岡が不定期でお届けする“あの町が気になる1週間”。今回は、日本遺産に認定された、古代日本の西、九州・筑紫の地に誕生した国際交流都市「西の都」の魅力に迫ります。
「西の都」を構成する地域は現在の福岡県筑紫野市、春日市、大野城市、太宰府市、那珂川市、宇美町、佐賀県基山町。地域周遊の鍵となる見どころを紹介するパネル展や、古都大宰府にゆかりのある菅原道真の人生をたどる絵本原画展のほか、土日は古代へのタイムトラベル気分を味わう衣装体験やVR体験、文化財をモチーフにしたグッズ販売など、とことん古代を楽しむラインナップをご用意。福岡県指定無形民俗文化財である「竹の曲(たけのはやし)」公演と、「令和」の出典で話題の「梅花の宴(ばいかのえん)」の解説・再現はいずれも予約不要・入場無料。貴重なこの機会にぜひご来場ください。
また、同じく土日限定で天神中央公園にフードトラックがやってきます。「西の都」にちなんだユニークなメニューも。そして最終日には九州国立博物館から移動博物館「きゅーはく号」が登場。奈良時代、平安時代に遣唐使によってもたらされた品々のレプリカ展示やすごろく遊びなど、歴史体験もどうぞお楽しみに！