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コンサート

【連載:全10回】新・福岡古楽音楽祭2024 出演者リレーメッセージUP!


今回の新・福岡古楽音楽祭のテーマは「バロックの幕開け」。
庶民が親しんだ世俗曲と聖歌やミサ曲といった宗教音楽。対極にある音楽を通じて、躍動する初期バロックの魅力をお届けする出演者の方々が、リレー形式(10回連載)で本音楽祭の楽しみ方をお話します。

▶新・福岡古楽音楽祭ホームページもぜひご覧ください!

新・福岡古楽音楽祭2024 

 Vol.1 こんにちは!「アンサンブル・プリンチピ・ヴェネツィアー二」です♪ 
メッセージ:上野訓子さん Kuniko Ueno (コルネット)

Profile大阪音楽短期大学器楽科卒業後、コルネットを濱田芳通、B.ディッキー、W.ドンゴワ、J.テュベリの各氏に師事。スイス・バーゼルスコラカントゥルムにて学んだ後、渡仏。パリ市高等音楽院古楽科にて、コルネット奏者として同音楽院では初のディプロマ取得者として満場一致で卒業。ヨーロッパの主要古楽アンサンブルのメンバーとして、各地のコンサートや音楽祭、オペラ、録音、テレビに出演。近年にはコンチェルト・イタリアーノ東京・神奈川公演、バッハ・コレギウム・ジャパン定期演奏会、CD録音に参加。関西ではコルネット とサクバットによるアマチュアグループ「ヒストリカル・ウィンドアンサンブル」を立ち上げ指導を行うなど、活動を展開している。


皆さまこんにちは!アンサンブル・プリンチピ・ヴェネツィアーニです!私たちは、今からおおよそ400年前(日本では織田信長や豊臣秀吉が活躍していた時代)のイタリア音楽を演目に活動しています。1582年にキリシタン大名である大友宗麟、木村純忠らの名代としてヨーロッパに訪れた天正遣欧少年使節(てんしょうけんおうしせつ)がヴェネツィア訪問の際に、人々から大きな歓迎を受け「ヴェネツィアに来た王子達!」と呼ばれました。私たちのアンサンブル名は、この時代の音楽をレパートリーにしており、4人の少年たちにちなんで「アンサンブル・プリンチピ・ヴェネツィアーニ」と名付けられました。当時の少年たちは布教活動のために、日本に来た宣教師からオルガンや弦楽器を学び、ローマ法王に演奏を披露したという記録が残されています。10月12日に開催されるランチタイムコンサートでも、少年たちが耳にしたかもしれない音楽をご紹介します。


アンサンブル・プリンチピ・ヴェネツィアーニ の公式HPはこちら(外部サイトに移行します)

▶次回は・・・10月12日、14日のコンサートについてご紹介いたします!


 Vol.2 10月12日「ランチタイムコンサート」&10月14日「室内楽コンサート」について♪ 
メッセージ:上野訓子さん Kuniko Ueno (コルネット)

こんにちは!上野訓子です!
10月12日開催「アクロス・ランチタイムコンサート vol.106 新・福岡古楽音楽祭2024 華やかなるヴェネツィア楽派の響き」(福岡シンフォニーホール)と10月14日開催新・福岡古楽音楽祭2024 室内楽コンサート 世俗の愛 ~鮮やかなるイタリアンバロック(あいれふホール)では、テーマを「宗教的な愛 / 世俗的な愛」の2つに分け、400年前に人々を魅了したイタリアの音楽をご紹介します。宗教曲ではヴェネツィアの富の象徴とも言える聖マルコ大聖堂で奏でられた音楽を、世俗曲ではオペラ誕生へと導いた作曲家達の作品をご紹介します。2つのコンサートには古楽器たちが活躍します。バロック・ヴァイオリンやドゥルツィアン(ファゴットの前身楽器)をはじめ、コルネット(木管楽器)やヴィオラ・ダ・ガンバといった、当時廃れてしまった楽器も登場します。どこか懐かしく、親しみさえ感じる古楽器の音色は動画でもお楽しみいただけます。
アンサンブル・プリンチピ・ヴェネツィアーニ結成15周年(2022年年)時に撮影されたダイジェスト動画はこちら

▶次のバトンは・・・大内山薫さん(バロック・ヴァイオリン奏者)です!


 Vol.3 ♪ 大内山薫さんの聴きどころ♪
メッセージ:大内山薫さん Kaoru Ouchiyama (バロック・ヴァイオリン)

Profile京都市立芸術大学を経て同大学院を首席修了。大学院賞受賞。博士課程にて学ぶ。在学中より京都フィルハーモニー室内合奏団などで活躍し、その後古楽の研鑽を深めるために渡欧。デン・ハーグ王立音楽院古楽科にてバロック・ヴァイオリンを寺神戸亮氏に師事しディプロマを取得する。仏シャンゼリゼ管弦楽団より2年連続で全額スカラシップを受け古楽音楽祭Festival de Saintesに参加。福岡古楽音楽祭、北とぴあ国際音楽祭など国内外の古楽音楽祭、コンサート、録音、オペラに多数出演。またソリスト、コンサートマスターとして様々な団体から招聘を受け活動の幅を広げている。現在は関西を拠点とし、自身のために作られたバロック・ヴァイオリンとバロック弓での演奏活動を精力的に行っている。


こんにちは!バロック・ヴァイオリンの大内山薫です。アンサンブル・プリンチピ・ヴェネツィアーニのメンバーとして2010年の公演から参加しています。新・福岡古楽音楽祭にはちょっと珍しい『初期バロック』をレパートリーとするこの団体ですが、実は2回目の新・福岡古楽音楽祭登場です。2018年のモンテヴェルディ『オルフェオ』公演の時に、たくさんのプリンチピメンバーとともに福岡入りし、演奏いたしました。聴いてくださった方もきっと多いと思います!
今回はランチタイムコンサートvol.106(10月12日開催)室内楽コンサート(10月14日開催)と、編成に大きく変化のある2回の公演!合唱と共に演奏するランチタイムコンサート、各々のソロが光る室内楽コンサート、どちらもプリンチピらしい響きをお楽しみいただけると思います。
プリンチピではヴァイオリンとコルネットが1声目2声目を受けもつ事が多いのですが、その音色の親和性と美しさは特別なものです。コルネットに包まれるヴァイオリンの音、そして丁々発止のやりとりが聴きどころです!そして私の推し曲は、室内楽コンサートで演奏する マリーニの『ヴァイオリンのためのソナタ』です。美しく叙情的な旋律で始まるこの名曲をぜひお楽しみにしてください。

▶次のバトンは・・・長谷川太郎さん(ドゥルツィアン)です!太郎さーんよろしくお願いいたします!

上野訓子さん(左)と一緒に


初期バロックスタイルの弓(上2本)


Vol.4 ♪ 長谷川太郎さんの聴きどころ♪
メッセージ:長谷川太郎さん Taro Hasegawa (ドゥルツィアン)

Profile東京藝術大学卒業。パリ国立地方音楽院古楽科を褒賞付き満場一致最優秀の評価を得て修了。バロックファゴットとドゥルツィアンの演奏家ディプロマを取得。フランスにおいてはラジオ・フランスやヴェルサイユ宮殿などでコンサートや録音に参加する他、様々な古楽団体に客演。第32回国際古楽コンクール〈山梨〉入選。2021年に東京で行ったコンサートは日本初のドゥルツィアンのリサイタルとして注目を集める。また翌年7月には大阪でドゥルツィアンとバロックファゴットのリサイタルを開催。現在日本各地の古楽グループにゲストとして参加している。これまでにヒストリカルファゴットを鈴木禎、堂阪清高、ジェレミー・パパセルジオの各氏に師事。

はじめまして。ファゴット奏者の長谷川太郎です。今回はこの古楽祭で私が演奏する楽器“ドゥルツィアン”の解説をさせていただきます。ラテン語で「甘い」を意味する「dulcis」が語源と考えられるファゴットの祖先ドゥルツィアン。繁栄していた当時ヨーロッパでは「ドゥルツィアン」の他にも、「ファゴット」、「バスーン/バソン」、「カータル/クルタ―ル」など複数の名前で呼ばれていました。呼称が多く判別が難しい中で、16 世紀半ば頃に発祥したと考えられています。16 世紀から17世紀頭までにこの楽器を指定した曲は残っていませんが、歌の補強や多声音楽を演奏していた記録が残っています。ランチタイムコンサートvol.106(10月12日開催)で演奏するレパートリーがまさにそうですね!17世紀になると優れた作曲家たちが低音のドゥルツィアンの表現力や機動性に注目し、技巧的なソロパートを与えました。
たとえばこんな曲があります。▶(フィリップ・フリードリヒ・ベデッカー:ファゴットと通奏低音のための「ラ・モニカ」によるソナタ 外部リンクに移行します)
そして私の推し曲は、G.バッサーノの我が愛するものよ、御身は美しい』です。ドゥルツィアンは低音楽器ですが、イメージに反して速い動きが出来ます。この曲ではそんな姿が見られるかもしれません。

▶次のバトンは・・・頼田麗さん(ヴィオラ・ダ・ガンバ)です!よろしくお願いいたします!


様々なタイプのドゥルツィアン


ミヒャエル・プレトリウス「音楽大全」1620年より
様々な大きさのドゥルツィアンの図


 Vol.5 ♪ 頼田麗さんの聴きどころ♪
メッセージ:頼田麗さん Rei Yorita (ヴィオラ・ダ・ガンバ)

Profile/相愛大学音楽学部卒業。チェロを日比野忠孝、斎藤建寛の各氏に師事。ヴィオラ・ダ・ガンバ及び室内楽を平尾雅子氏に師事。桐朋学園大学に於いて記譜法と通奏低音を学ぶ。ロータリー財団の国際親善奨学生としてドイツへ留学。その後スイスのルガーノ・コンセルバトーリオにてV.ギエルミ氏に師事。バーゼル・スコラ・カントールムに入学、P.パンドルフォ氏のもとで研鑚を積み、ディプロム取得。在学中、J.サヴァール氏、A.ルーリー氏などのプロジェクトに参加、またW.クイケン氏のマスターコースを受講。ドイツにて第4回テレマンコンクール、室内楽部門ファイナリスト及び「ベーレンライター賞」を受賞。兵庫県知事グランプリ賞を受賞。「プリンチピ・ヴェネツィアーニ」メンバー。相愛大学音楽学部非常勤講師。

こんにちは!ヴィオラ・ダ・ガンバの頼田麗(ヨリタレイ)です。
この、古の弦楽器の一つであるヴィオラ・ダ・ガンバは、脚で支えて弾く弦楽器という意味のイタリア語で、床に立てて楽器を支えるエンドピンがなく、脚で楽器を支えて構えます。弦はガット(動物の腸)弦で、馬のしっぽの毛を張った弓で演奏いたします。主にヨーロッパの教会や宮廷で350年程奏でられていた歴史を持つこの楽器の魅力は、華やかさと愁いを併せ持つその独特な音色にあります。柔らかさと深みもあるので、声をはじめとして他の楽器の音色との相性が良くアンサンブルに調和をもたらします。
今回のランチタイムコンサートvol.106(10月12日開催)室内楽コンサート(10月14日開催)は、一番下のバス声部を弾いたり、内声を受け持ったりと、6弦を駆使して声部の弾き分けをします。また、ヴァイオリンと一緒に弾く時と、コルネットと弾く時では、音色や音量に微細な変化をつけてバランスを取っておりますので、その繊細さもぜひ感じて頂きたいです。そして、私の推し曲は、どの作品も咲き誇る一輪の花のように美しく甲乙つけがたいですが、L.ロッシの「Mio ben」の切なさが好きです。

▶次のバトンは・・・福島康晴さん(テノール)です!よろしくお願いいたします!


上野訓子さん(右)と一緒に


 Vol.6 ♪ 福島康晴さんの聴きどころ♪
メッセージ:福島康晴さん Yasuharu Fukushima (テノール)

Profile/東京音楽大学大学院作曲科終了後バロック音楽に傾倒し、2006年よりイタリア・ミラノ市立音楽院古楽科にてルネッサンスポリフォニーをD.フラテッリ氏の下で学ぶ。また声楽をB.M.カゾーニ、V.マンノ各氏に、モンテヴェルディ周辺の音楽理論・演奏慣習をR.ジーニ氏に師事。2009年にM.グランチーニ(1605-60)の論文とコンサートにより、最高点・褒章付きで修了。2008年《ドン・ジョヴァンニ》が初演されたプラハのエステート劇場にてモンテヴェルディ《オルフェオ》の牧人役でデビュー。その後イタリアの主要な古楽グループと共演を重ねる。帰国後、イタリア・バロック音楽を中心に演奏する古楽アンサンブル《エクス・ノーヴォ》を立ち上げ、主宰及び指揮者として活動。洗足学園音楽大学非常勤講師。日本イタリア古楽協会会長。

テノールの福島康晴です。今回私たちが演奏するイタリア音楽は、あのガリレオ・ガリレイ(1562-1642)が生きていた時代に生まれた作品です。ガリレオが望遠鏡を駆使して天文学と格闘していた頃、実は音楽も大きな変革を迎えていました。それまでの音楽は、教会で歌われていた均整の取れたポリフォニーや宮廷での多声マドリガーレが主流でしたが、音楽家であったガリレオのお父さんヴィンチェンツォ・ガリレイが中心となって、ギリシャ演劇を研究して、人間の感情をより直接的に表現する方法を模索しました。そしてついに、通奏低音上で歌手が「語るように歌う」新たな形態を産み出しました。それによってオペラが誕生し、何世紀にもわたって主要なジャンルとして引き継がれています。人間の感情を表現することに真正面から取り組んだこの時代の音楽は、国境を越えて時代を超えて、今なお現代の私たちにも全く色褪せることなく共感や感動をもたらします。ぜひ、その人間の感情の「沼」に浸っていただきたいと思います。そして私の推し曲は、B.フェッラーリ 「人々が休息を取っているとき」と、G.ガブリエリ「すべての集いにて」(14声)です。

▶次のバトンは・・・再び登場!上野訓子さん(コルネット)です!よろしくお願いいたします!

 Vol.7 ♪ 上野訓子さんの聴きどころ♪
メッセージ:上野訓子さん Kuniko Ueno (コルネット)


今回はコルネットのご紹介をいたします。もともとはヨーロッパで中世の時代に角笛を信号ラッパとして使われていたものが、16世紀に入って木管楽器に進化し、歌の旋律を演奏するようになりました。トランペットの仲間であるコルネットと混同されないように、特に日本では「ツィンク(ドイツ語名)」とも呼ばれています。トランペットのようなマウスピースで吹きますが材質は水牛の角でサイズもはるかに小さいです。また、コルネットは北イタリアを中心に17世紀に流行した楽器で、ヴァイオリンやトロンボーンの前身楽器であるサクバットという楽器などと一緒に主にアンサンブル楽器として活躍していました。柔らかい音色から当時人の声に最も似ているとされ、歌との共演も多く大変人気のあった楽器でした。そして私の推し曲は、G. ガブリエリの「すべての集いにて」です。(←テノールの福島さんと一緒です♪)歌のソロ・器楽分奏・合唱と全ての要素が詰まったガブリエリの集大成とも言える作品です!

さぁコルネットはどんな音色でしょうか?
コルネットの演奏動画(上野訓子/ コルネット  杉本周介/ アルピコルド・撮影)はこちら

▶次のバトンは・・・2回目の登場!大内山薫さん(バロック・ヴァイオリン)です!


 Vol.8 ♪ 10月13日 バロック・ヴァイオリン・ワークショップについて♪

メッセージ:大内山薫さん Kaoru Ouchiyama (バロック・ヴァイオリン)

みなさまこんにちは!バロック・ヴァイオリンの大内山薫です。10月13日に行われる【パッヘルベルのカノンを古楽奏法で弾いてみよう】ワークショップにたくさんのお申し込みをありがとうございました!(申込終了しております)お集まりいただいた小学1年生から中学生までのヴァイオリニストさんたちと一緒に『この時代のこの曲をどういう風に弾くと、一番素敵に聴こえるかな?』ということを楽しみながら学び合えたらと思います。古楽奏法は難しいことではなく、曲の本当の魅力に向き合うこと!きっとこれからバロック時代の音楽を演奏する時のヒントがいっぱい見つかるはずです。歴史あるこの古楽音楽祭に、未来に向かって輝いている小さな音楽家のみなさまを迎え入れられることをとても嬉しく思います。また同日10月13日に古楽ステージでの私たち”カノン組の成果発表”※演奏もぜひお楽しみに!あの有名なパッヘルベルのカノンがどんな風に仕上がるでしょうか!かおるせんせい、てるみせんせいもがんばります!!

カノン組の成果発表…10月13日 古楽ステージ第1部(会場:円形ホール/新・福岡古楽音楽祭HPへ移行します)の中で、ワークショップで学んだ成果を発表いたします。

▶次のバトンは・・・4回目の登場!上野訓子さん(コルネット)です!


 Vol.9 ♪ 10月9日 【プレイベント】古楽い・ろ・は塾について♪

メッセージ:上野訓子さん Kuniko Ueno (コルネット)

皆さま、こんにちは。再びコルネットの上野訓子です!今回は10月9日(水)のプレイベント「古楽い・ろ・は・塾 Vol.4 400年前のイタリア音楽〜古楽器の魅力」(新・福岡古楽音楽祭HPへ移行します)についてご紹介いたします。 講座では当時どの様な楽器が活躍していたか、宮廷の舞曲から教会の音楽についてお話しいたしま す。実演には九州の貴重なコルネット奏者・得丸幸代さんが一緒に吹いて下さいます!私もとても楽しみにしています。他にも西洋のルネッサンス音楽が、実は九州にも伝わっていたことや、天正遣欧使節の4人の少年たちがその音楽に触れていたことなど、資料を見ていただきながらお伝えしたいと思い ます。どうぞお気軽にお越し下さいませ。

古楽い・ろ・は・塾<Vol.4> 400年前のイタリア音楽 ~ 古楽器の魅力(新・福岡古楽音楽祭HPへ移行します)
10月9日(水)14:00~15:30(会場:円形ホール)
受講料1,000円 定員100名

▶リレーメッセージ、アンカーは長谷川太郎さん(ファゴット)です。古楽マニアック嗜好の方、必読ですよ!!


 Vol.10 ♪ 10月12日 古楽講座について♪

メッセージ:長谷川太郎さん Taro Hasegawa (ファゴット)

(新・福岡古楽音楽祭HPへ移行します)その名も~むかしむかしのファゴット~です今年は日曜劇場「さよならマエストロ」にも登場し注目を集めましたね。オーケストラの後ろの方にひょこっと顔を出す煙突のような見た目の楽器です。実はこの楽器の歴史はとても古いんですよ。この講座ではファゴットのもつ500年の歴史(、、、の中の特にマニアックで古い方)に焦点を当てて解説していきます。普段は博物館でしか目にすることのない様な珍しいファゴットがズラッと並ぶ予定です!ショーム、色々な大きさのドゥルツィアン、ランケット、バロックファゴットetc..。それらの楽器の音が生で聴けちゃうかもしれません!これは見逃したら損ですよ!!ぜひ古楽講座にお越しください♪

<vol.7> ファゴット編 ~ むかしむかしのファゴット(新・福岡古楽音楽祭HPへ移行します)
10月12日(土)14:30~16:00(会場:円形ホール)
受講料1,000円 定員100名