福岡の伝統工芸
杷木五月節句幟 はきごがつせっくのぼり染織品
筑後の節句を飾る、勇壮な幟
江戸時代、端午の節句に飾られたことが起源といわれる五月節句幟。染めの鮮やかさと幟2本で1対となる勇壮さは、筑後地域の風物詩として地元の人々に親しまれています。特に朝倉(旧杷木町)地域は、筑後川の豊かな水が色染めの作業に適していたため、幟の生産が盛んになりました。現在では、室内に飾る小型のものが多くなりましたが、豊臣秀吉、加藤清正など武将の姿をあしらった華麗な幟は、今も男の子の逞しさを願う家々に飾られています。
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米山染工場
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