福岡の伝統工芸
八朔の馬 はっさくのうま民工芸
次世代の健勝を願う、素朴な贈り物
「八朔の馬」とは、男の子の「八朔(旧暦8月1日)」の初節句に、祝いとして近隣住民に配るものです。300年の歴史を持つこの祝いの行事は、現在も新暦9月2日の早朝に行われています。馬の背中には黒田長政などの名武将を乗せ、「元気で勇壮に育つように」と作られていて、今も人々に愛され続けています。八朔の馬は、地元の藁で作ります。藁を濡らし、木の台で叩いて柔らかくし、編み込んで形を作ります。
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井上工房
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