イタリア交響楽団
※このイベントは終了しました。
神聖ローマ帝国から栄えた古都が誇る国際的オーケストラが福岡へ登場!
友の会発売日:2019年2月15日(金) 10:00~
一般発売日:2019年2月24日(日) 10:00~
※14:00~当日券販売あり。
ブゾーニ国際ピアノコンクールの若き覇者が、
イタリア古都のオーケストラと初登場!
[CMはこちら]
♪プログラムがドリンクサービス券に!♪
この公演は、bills福岡×アクロス福岡特別コラボ対象公演です。
詳細はこちら
イベント詳細
※このイベントは終了しました。
神聖ローマ帝国から栄えた古都が誇る国際的オーケストラが福岡へ登場!
友の会発売日:2019年2月15日(金) 10:00~
一般発売日:2019年2月24日(日) 10:00~
※14:00~当日券販売あり。
ブゾーニ国際ピアノコンクールの若き覇者が、
イタリア古都のオーケストラと初登場!
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この公演は、bills福岡×アクロス福岡特別コラボ対象公演です。
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概要
会 場 | 福岡シンフォニーホール |
---|---|
入場料 |
【一 般】S席10,000円 A席8,000円 B席6,000円(学生券3,000円) 【友の会】S席7,000円★ A席7,200円 B席5,400円(学生券2,700円) ※未就学のお子さまの入場はご遠慮ください。(無料託児サービスあり・要予約) 座席配置図 |
チケット |
アクロス福岡チケットセンター TEL:092-725-9112 チケットぴあ TEL:0570-02-9999(Pコード:139-865) ローソンチケット TEL:0570-000-407(Lコード:81851) |
出 演 | 指揮/チョン・ミン |
曲 目 | モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」序曲 |
お問い合わせ | アクロス福岡チケットセンター |
聴きどころ
イタリア交響楽団は、オリジナル名称をボルツァーノ・トレント・ハイドン管弦楽団といい、イタリアのオーケストラでありながらハイドン、ベートーヴェンなどドイツの古典を得意とする稀有な存在です。来年のベートーヴェン・イヤー(生誕250年)に先駆けて、交響曲7番でその真価を存分に発揮してくれることでしょう。
その牽引役となるのが、今一番の才能溢れる若手指揮者、チョン・ミン。世界的指揮者チョン・ミョンフンを父に持ち、叔母はヴァイオリン界のレジェンド、チョン・キョンファやチェリストとして活躍したチョン・ミョンファという音楽一家で育った生粋のサラブレッドです。私は何度も食事を共にしましたが、本当に真面目で、使う言葉もひとつひとつ慎重に選びながら真摯にかつ熱く会話するその姿勢が、そのまま彼の音楽に表れています。
ソリストには、ブゾーニ国際ピアノコンクールで優勝を果たしたばかりのイヴァン・クルパンを迎えます。 ふたりの若き才能とイタリア交響楽団が奏でる名曲の調べに心踊らせてください。
(プロデューサー:小牧達彦)
プロフィール
ドイツのザーリュブルッヘンに生まれる。2007年、韓国・釜山のアロイシウス・オーケストラを指揮してデビュー。このオーケストラとは2010年にカーネギーホール、2012年にはサントリーホールで比類なき大成功を収める。日本では九州交響楽団、千葉県少年少女オーケストラ、洗足学園管弦楽団、アクロス・ユース・オーケストラ、多摩ユース・オーケストラ等と共演。2013年に東京フィルハーモニー交響楽団デビュー。2015年より、同団のアソシエイト・コンダクターに就任。2014年、ウィーン室内管弦楽団を指揮しウィーンにデビュー、称賛を浴びる。また2015年のボルツァーノ・トレント・ハイドン管弦楽団とのイタリア・ツアーや、2016年のパドヴァ・ヴェネト管弦楽団とのチャイコフスキー「交響曲第2番」の指揮など、各地で好評を博している。チョン・ミンは、韓国国立オペラの招きでラヴェルの「子供と呪文」、プッチーニの「蝶々夫人」を指揮するなど、オペラの分野でも卓越した才能を発揮している。2013年、イタリア・レッチェのボリテアーマ・グレーツ歌劇場を指揮してヨーロッパでのデビューを大成功させた。2015年9月から2016年4月にかけ、ミラノ・スカラ座アカデミー管弦楽団と、子ども用にアレンジされたモーツァルト「魔笛」を14公演指揮。若い世代に音楽の素晴らしさを伝えた功績が高く評価された。2016年8月にはマリインスキー歌劇場の「蝶々夫人」を振った。
~ インタビュー ~
Q.指揮者を目指したのは何歳のころですか?
20歳は過ぎていましたので、ほかの指揮者と比べるととても遅いです。実はずっと指揮者になりたいと思っていましたが、ご存じの通りの父(チョン・ミョンフン)がいますので、その存在が大きすぎてなかなか決心ができませんでした。しかしその悩みが、指揮者になりたいという欲求に負けたのが20歳を過ぎてからだったのです。
Q.韓国・釜山の児童養護施設に作られたアロイシウス・オーケストラをはじめ子どもたちとの音楽活動で大きな功績、そして評価を得られています。そういった活動の中で、感じることや、そのほか今後チャレンジしていきたいことがあればお聞かせください。
自分もまだ若いのですが、もっと若い10代のころに学んだ音楽と向かい合う姿勢をぜひ今の子どもたちにも伝えたいと思います。今後も機会があればどんどんやっていきたいです。
また、今後はもっと後期ロマン派やイタリア・オペラ、ドイツ・オペラなどにも挑戦していきたいです。
Q.イタリア交響楽団の魅力をお聞かせください。
この楽団の本拠地であるボルツァーノはイタリアの中では最もドイツ圏に近く、事実、ドイツ語が充分通じる街で、人間性も質実剛健のような気がします。国内アンケートでは実はイタリア人が最も住みたい街だそうです。楽団は、その土地柄らしく、イタリア風の明るい音色と重いドイツ風の音色の両方を合わせ持っているところが魅力だと思います。今回のプログラムでは、イタリアの作品がなくドイツ語圏の作品ばかりなのが特長で、楽団の魅力を最大限に感じていただくことができるでしょう。
Q.ソリスト、イヴァン・クルパンさんとの共演のきっかけは?
今回のツアー直前の5月末に初共演の予定です。彼はブゾーニコンクールの2017年の覇者で、本選の伴奏をしたのが今回の楽団でした。そこで、クルパン氏の芸術性を高く評価している楽団の事務局長から推薦していただきました。
Q.久しぶりの福岡ですね。楽しみにしているお客さまへメッセージをお願いいたします。
はい、とても久しぶりです。アロイシウスや地元の高校生オーケストラとの共演、九州交響楽団へのデビューもアクロス福岡さんが企画してくださいました。私の日本での初期段階は福岡で形成されたと言っても過言ではありません。そしてお住いの方々やスタッフの方々の人間性にはとても素晴らしい記憶がたくさんあり、ホールも素晴らしいし、食事も美味しい!イカは食べられる季節でしょうか?とにもかくにも再訪問が楽しみです。コンサート、お楽しみに!
2017年、20歳のとき権威あるブゾーニ国際コンクールにて優勝。クルパンは、1997年ザグレブの音楽一家に生まれた。6歳のときにザグレブのブラゴイェ・ベルサ音楽学校にてピアノを始め、レナータ・ストロニン・リヒターに師事した。2013年からザグレブ音楽院のルーベン・ダリバルタヤンの門下でピアノを学び、グレ・ドイソー(ベルギー)での第12回若いピアニストたちの国際ランコントルピアノコンクール(2014)、若きヴィルトゥオーゾのためのザグレブ国際コンクール(2014)、エンスヘーデ(オランダ)国際コンクール、エトリゲン国際コンクール等の国内外の多くのコンクールで第1位を獲得している。2014年にはウルムのドナウ国際ピアノコンクールにて第2位、ザグレブ音楽院学長特別賞、第1回珠海国際モーツァルトコンクールにて第4位受賞。2016年、若いピアニストのためのモスクワ・ショパンコンクールにて第3位受賞。ザグレブ・フィルハーモニー管弦楽団は、彼を2016年の最も優秀な若手音楽家に選出した。さらに、リヒテンシュタインで開催された国際音楽アカデミーで奨学金を受賞、音楽祭や演奏会などに招聘されている。
イタリア交響楽団(正式名称:ボルツァーノ・トレント・ハイドン管弦楽団)は、1960年にイタリアのトレンティーノ=アルト・アディジェ州にイタリア政府文化省の援助で創立された。イタリア国内の主要なホールやハイドン・フェスティバル(エステルハージ)、ブレゲンツ音楽祭、アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ音楽祭(ブレーシャ、ベルガモ)、モーツァルト音楽祭(ロヴェレート)、グスタフ・マーラー音楽週間(ドッビアーコ)、アントニオ・ぺドロッティ指揮者コンクール(トレント)、チロル・エール音楽祭やフルッチョ・ブゾーニ・ピアノコンクール(ボルツァーノ)などの著名な音楽祭等に参加。また、アメリカ、オーストリア、ドイツ、ハンガリー、オランダ、スイス等へも演奏旅行をしている。2008年、ペーザロ・ロッシーニ・オペラ・フェスティバル公演で来日、東京と大津で演奏した。オーケストラは、アバド、ムーティ、シャイー、インバル、ロンバール、ゼッダ、テイト、ロペス‐コボス、マリナー等の著名な指揮者や有名なソリストとの共演も数多い。50年以上の歴史の中でアンドレア・マスカーニなどによる30年間の統括ののち、2003~12年、グスタフ・クーンが芸術監督に就任。2013年3月より、音楽学者のダニエレ・スピーニが芸術顧問を担い、2014年にはアルヴォ・ヴォルマーが首席指揮者に就任した。
アンコール曲目紹介
<ソリストアンコール>
J.S.バッハ:パルティータ第1番より プレリュード BWV.825
J.S.バッハ(ブゾーニ編曲):コラール前奏曲 BWV.639
ショパン:24の前奏曲 op.28より「雨だれ」
<後半アンコール>
ロッシーニ:「ブルスキーノ氏」序曲
メンデルスゾーン:交響曲 第4番「イタリア」より 第4楽章
主催:(公財)アクロス福岡
共催:福岡EU協会
後援:西日本新聞社、TNCテレビ西日本、イタリア大使館