2009年5月23日(土) 14:00～15:30

アクロス・文化であい塾 「歌舞伎の世界を覗いてみよう」

※このイベントは終了しました。

テーマ／歌舞伎の世界を覗いてみよう
　　　～上方歌舞伎と江戸歌舞伎～

現在、歌舞伎の三大名作といわれている作品“菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)・義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)・仮名手本忠臣蔵(かなてほんちゅうしんぐら)”のルーツは、浪速の浄瑠璃（文楽）であることをご存知でしょうか?
また、江戸歌舞伎の女形は上方歌舞伎からの輸入品であり、江戸の市川團十郎が一目置いた坂田藤十郎は上方歌舞伎で活躍する名役者です。パワフルだった往時の上方歌舞伎を見直し両輪としての江戸歌舞伎と比較することで、歌舞伎への興味がさらに増すことでしょう。
6月博多座歌舞伎の見どころ解説もお楽しみに！

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概要

プロフィール

• 足立　憲彦(あだち　のりひこ)

  博多座を中心に活動している大向うの会「飛梅会」を結成、会長を務める。
  年間80回以上歌舞伎を鑑賞。カルチャーセンターや公民館などでの講師としても活動中。

• 「大向う」とは？

  元々は向う桟敷の総称。今では常設している劇場は少ないが、好きな所を一幕だけ見られるこの席は常連の芝居通が通う席として知られ、役者や芝居の関係者から尊敬をこめて通のことを「大向う」と呼ぶようになった。このことから、大向うからかかる声そのものを「大向う」と呼ぶ慣習が生まれた。「大向う」には「掛け声をかける」という大切な役目があり、現在は「大向うグループ」と呼ばれる団体が活躍している。

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