アクロス・文化学び塾
坂本繁二郎の静物画 ― 対話する物たち ―
※このイベントは終了しました。
福岡が生んだ巨匠・坂本繁二郎の軌跡!
お申込み受付:2019年3月1日(金)~
久留米市出身の洋画家・坂本繁二郎(1882~1969)。20歳で上京し中央画壇で活躍、フランス留学も果たした坂本は、49歳で郷里近くの八女にアトリエを構えたのちは、静寂な環境の中でひたすら絵の制作に没頭しました。その自らの芸術に邁進する真摯な姿は、筑後地方のみならず、福岡、九州の美術家たちの精神的な支柱であり続けました。
久留米市美術館では、画家の没後50年の節目に際し「没後50年 坂本繁二郎展」を開催します。神童と呼ばれた10代の初期作品から、文展、二科展へ出品され話題を呼んだ代表的な作品、そして坂本のライフワークともいうべき身の回りの物たちを描いた静物画、最晩年の月をモチーフとした作品まで、その画業と人生の歩みをご紹介します。
この講座では、展示作品の見どころと、特に坂本の静物画の魅力についてお話します。
◆展覧会◆
企画展:没後50年 坂本繁二郎展
会 期:2019年4月6日(土)~6月9日(日)
場 所:久留米市美術館