アクロス・文化学び塾
発掘された豊前の国と吉野ヶ里
※このイベントは終了しました。
邪馬台国と「豊前の国」の関係とは?
お申込み受付:2019年8月1日(木)~
※満席のため受付終了いたしました。
福岡県東部に位置する周防灘に面する豊前地域は、古くから西側の筑前地域、南側の豊後地域、東側の周防(瀬戸内)地域への陸上・海上交通の要衝となっており、旧石器時代から近世までの数多くの遺跡が存在しています。
特に弥生時代では、前期の貯蔵穴を囲む大規模環壕が発掘された葛川(くずかわ)遺跡(苅田町)、前期から後期の大規模な集落と墳墓が発掘された下稗田(しもひえだ)遺跡(行橋市)、後漢鏡や多彩な鉄製品と装身具を副葬した王墓が発掘された徳永川ノ上(とくながかわのうえ)遺跡(みやこ町)、中期・後期の集落と墳墓から銅戈(どうか)や銅鉇(どうやりがんな)などの青銅器が発掘された鬼木四反田(おんのきしたんだ)遺跡(豊前市)など数多くの著名な遺跡が所在し、邪馬台国(九州説)の所在地を考える上で重要な地域となっています。
本講座では、この豊前地域に焦点を当て、代表する弥生遺跡の特色や出土資料から、この地域に想定される「豊前の国」や吉野ヶ里遺跡との関係についてご紹介します。
◆展覧会◆
特別企画展:『よみがえる邪馬台国―倭人伝のクニを探るⅠ』
「邪馬台国と豊の国・豊前」
会 期:2019年9月21日(土)~11月10日(日)
場 所:吉野ヶ里歴史公園