アクロス・文化学び塾
純姫、柳川へ下る ― 最後の柳川藩主立花鑑寛正室純姫の道中日記
※このイベントは終了しました。
柳川藩主正室・純姫がたどった幕末の旅とは?
お申込み受付:2019年9月1日(日)~
文久2(1862)年、参勤交代制度の緩和により、これまで江戸に住むこととされていた大名の正室や嫡子も領国に下ることが許されました。柳川藩でも、文久3年4月に、藩主立花鑑寛(あきとも)の正室純姫(すみひめ)が嫡子主太郎(きみたろう)とともに柳川へと下ります。
田安徳川家から立花家へと降嫁した純姫は、江戸を出ることも初めてでした。今回注目する「御道中(ごどうちゅう)日記」は、田安家から純姫の側に付けられた飯野孫次郎の手によるものと考えられますが、途中、純姫一行は、歌を詠み、名所を見物し、買い物や食事を楽しみながら、約ひと月半の旅を終え、6月12日に柳川へと到着します。
本講座では、この道中日記の内容を、残された遺品や今に残る風景などの写真とともにご紹介します。さあ、みなさん、純姫にお供して、幕末の旅を楽しみましょう!!
◆展覧会◆
企画展:柳川の紀行と実録
会 期:2019年10月2日(水)~12月1日(日)
場 所:柳川古文書館