アクロス・文化学び塾
神仏への祈り ― 朝倉の古代寺院と信仰遺品 ―
※このイベントは終了しました。
古代 朝倉の人々が神仏に捧げた祈りとは?
お申込み受付:2019年9月1日(日)~
朝倉は、筑前・筑後・豊後とをつなぐ要衝にあって、古くから多くの人々が集った地域です。また、古代九州の仏教文化を考えていく上で、朝倉の地が果たした役割は小さくありません。
7世紀後半、朝鮮半島への出兵を計画した斉明(さいめい)天皇は、この地にやってきて朝倉橘広庭宮(あさくらのたちばなのひろにわのみや)を築き、出兵の拠点としようとしました。さらに、そこで没した天皇を追善するために、後に築かれたのが大宰府観世音寺です。この寺の造営は、古代福岡の仏教文化が花ひらく契機となりました。
このたび甘木歴史資料館では、朝倉地域の寺院に伝わる仏像や経塚から出土した考古資料を通して、古代寺院の様相について考える秋期企画展を開催します。本講座では、展示資料に加えて朝倉の寺社に伝わる古い神仏の尊像をご紹介し、古から今日まで続いてきた人々の祈りのすがたに思いをはせます。
◆展覧会◆
企画展:神仏への祈り ― 朝倉の古代寺院と信仰遺品 ―
会 期:2019年10月5日(土)~12月8日(日)
場 所:甘木歴史資料館