色絵ビードロ展
※このイベントは終了しました。
主催:小さなガラス工房 仲田朋子
色鮮やかでかわいい箸置きがイチ押し
カラフルで華やかな色使いと小さいながら強く印象に残る色絵ビードロの数々。ガラス作家の仲田朋子さんは、美しく可憐なガラス細工や作品に魅せられ、1980年前半からガラス工芸の技法の数々を学びました。陶磁器とガラスの長所を備えた古代から続く技法のパート・ド・ヴェール、ステンドグラス、ヨーロッパ伝統の手彫りガラス工芸のグラスリッツェン、スランピングなどなど。その中から、スランピング作品にひかれ現在に至っています。スランピングは、石膏で型を取り、板ガラスを溶かし成型した後もしくは成型中に、ガラスに絵付けしたエナメリングを施したものです。
「一番こだわって制作してきたものが箸置きです。昔はガラス障子などで使われた暑さ約2ミリの板ガラスを4センチ四方にカットし、粉状の石膏を煉って流し込みます。3日間ほど天日干しし、型を抜いた板ガラスを置いて窯で焼くという、とても手間のかかる作業工程になります」と仲田さん。
2002年から匠ギャラリーで展示会を開催しており、今回の「色絵ビードロ展」では、箸置きのほか、アクセサリーや絵付けしたガラス類の数々を展示・販売します。「十二支をテーマにした箸置きは、特に見ていただきたい作品です」。家族の皆さんが、それぞれの干支が描かれた可愛い箸置きを使っていただくことで、食卓が一層楽しいものになるそうです。ガラスの持つ温かさや優しさを、愛情たっぷりに表現した仲田さんの作品は必見です。
[実演]
ガラスの絵付け実演
[体験]
箸置き作り体験 1,200円 15:00~
※作品は焼成後、着払いにてご自宅にお送りします。