九州交響楽団ニューイヤーコンサート2020
※このイベントは終了しました。
シュトラウス・ボスコフスキーの伝統を受け継ぐ"まろ"の弾き振り
チケット発売日:2019年11月1日(金) 10:00~
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※このイベントは終了しました。
シュトラウス・ボスコフスキーの伝統を受け継ぐ"まろ"の弾き振り
チケット発売日:2019年11月1日(金) 10:00~
情報誌の特集記事を読む概要
会 場 | 福岡シンフォニーホール |
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入場料 |
S席5,500円 A席4,500円 ※未就学のお子さまの入場はご遠慮ください。(有料託児サービスあり・要予約) |
チケット |
・アクロス福岡チケットセンター TEL:092-725-9112 ・九響チケットサービス TEL:092-823-0101(平日9:30~17:30) ・ローソンチケット TEL:0570-084-008(Lコード:83788) ・チケットぴあ TEL:0570-02-9999(Pコード:142-204) |
出 演 | 指揮&ヴァイオリン/篠崎"まろ"史紀 |
曲 目 | スッペ: ベートーヴェン: ヨーゼフ・シュトラウス: ランナー: ヨハン・シュトラウスⅡ世: |
お問い合わせ | 九響チケットサービス |
深澤 功(九州交響楽団 音楽主幹) インタビュー
Q.ニューイヤーコンサートって、プレーヤーの方にとっても特別なんですか?
年の幕開けを祝うコンサートですから華やかですし、年初のステージですので、無事成功に収めて次につなげていきたいというゲン担ぎ的な思いもありますね。とにかく、みんながハッピーになれる演奏をお届けしたいです。
Q.昨年までの10年間は、現田さんの指揮とお話で進められていましたね。
現田さんのときは、オペラ曲などを多く取り入れて華やかさが前面にでたニューイヤーコンサートでした。残念ながら先日亡くなった奥様の佐藤しのぶさんがソリストとして登場した前回は特に印象に残っていますね。大スターでありながらとても気さくで、人間的魅力にあふれている方でした。日本が誇るプリマドンナの圧巻のステージに会場にいた誰もが魅せられたと思います。
Q.そして、2020年から装い新たなニューイヤーコンサートになりますね。
特にワルツにおいては、三拍子が均等ではない独特なウィーン・スタイルを味わっていただけると思います。指揮とヴァイオリンを務める篠崎さんは、ウィーンで暮らしていましたし、本人自身がウィーン音楽をリスペクトしているということで、この独特なウィンナワルツ感を表現することに実に卓越しているんです。
Q.九響のニューイヤーコンサートの歴史をたどると、最初が「ウィーン風」だったと伺いました。
大町陽一郎さんが指揮をしていました。彼はウィーン風のリズム感、ウィーン風の歌い回しということにとてもこだわっていらっしゃいました。ですから、当時からの楽団員は、いまだにそのウィーン風が音に体にしみこんでいるんです。そういう意味でも、日本のオーケストラの中で、ウィンナワルツにおいてはとても特色のあるオーケストラだと思います。実際ウィンナワルツを演奏すると「日本のオーケストラではないみたい」というお声も多くいただくほどウィーン訛りなんです。
Q.コンサートを楽しみにしているお客さまにメッセージをお願いいたします。
今回はまた原点に返ります。本場ウィーンで1月1日に開催するニューイヤーコンサートにならって、当時の九響が奏でたウィーン訛りをもう一度よみがえらせたいと思います。そして、〝まろ〞こと篠崎さんの弾き振りからも往年のウィーンのニューイヤーコンサートが垣間見えるのではないでしょうか。どうぞお楽しみください。