ユーリ・テミルカーノフ指揮
サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団
※このイベントは終了しました。
友の会発売日:2020年1月17日(金) 10:00~
一般発売日:2020年1月26日(日) 10:00~
※イベントは中止になりました。
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ロシアの伝統薫るオーケストラの神髄!
1882年に当時の皇帝の勅命により設立されたロシア最古の交響楽団、サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団が6年ぶりにアクロス登場です。同楽団は、前身のフィルハーモニー協会の設立からすると200年以上の歴史を誇る名門。現代の巨匠ユーリ・テミルカーノフが芸術監督・首席指揮者として30年以上歩みをともにし、一糸乱れぬ強さと繊細さをもって今もなお伝統を継承しています。数々の名指揮者や、プロコフィエフをはじめとするソリストと共演を重ねたバックボーンが物語る重厚感、悠久の響きが福岡シンフォニーホールを轟かせます。
プログラム前半に登場するソリスト エリソ・ヴィルサラーゼは、ジョージアの芸術文化と密接な家系に生まれ、モスクワへ移ってさらに音楽教育を受けた背景を持っています。ロシア音楽のレパートリーも幅広く、前回はチャイコフスキーの協奏曲で福岡の聴衆を魅了しました。彼女は世界の第一線で活躍し続けるピアニストであり、次世代への継承者としても非凡です。20代でシューマン国際コンクールを制覇してから現在に至るまで、彼女の解釈が現代のシューマン楽曲演奏における指標と言っても過言ではありません。
指揮者とオーケストラ、ソリストの魅力が詰まった前半の後は、ロシア国民楽派ムソルグスキーのピアノ楽曲をラヴェルが色鮮やかにオーケストラ編曲した「展覧会の絵」で音楽の散策へ出かけます。あっと驚くような音色の変化から感じるままに、作曲家が歩き見た絵画を想像してみてください。