アクロス・音楽学び塾
「もっと近くに!Bach」シリーズ
ライプツィヒのバッハ ~『マタイ受難曲』の周辺
※このイベントは終了しました。
今年始動の音楽学び塾。音楽の父「バッハ」について知識を豊かにする90分!
お申込み受付:2020年7月1日(水)~
※満席のため受付終了いたしました。
※新型コロナウイルス感染症対策として会場を変更いたしました。4階の国際会議場へお越しください。
[受講される方へのお願い]
・発熱や咳、咽頭痛などの症状がある方については受講をお控えください。
・マスクの着用をお願いいたします。
・受講料は、釣銭の必要がないようにご準備ください。
・筆記具のご持参をお願いいたします。
ヨハン・ゼバスティアン・バッハは、1723年にライプツィヒのトーマス教会のカントル(音楽監督)に任命されました。その職務の一つは毎週日曜日の礼拝のためのカンタータを作曲し演奏することでした。これは大変な激務で、作曲後には、演奏のための写譜に一家総出で取り組んでいたといわれています。彼は1727年に「マタイ受難曲」を作曲しました。きっとこれも一家総出で写譜に取り組んだのでしょうが、9年後の1736年に彼自身が浄書を行いました。2枚目の写真がその最後のページです。一番下にうっすらとSDGの文字を読むことができます。これは、S(oli) D(eo) G(loria)で、「ただ神にのみ栄光」という意味で、彼は作品を書き上げると、この文字を記していたと言われています。