筑豊のものづくり三人展
※このイベントは終了しました。
夏休み子ども手作り体験:ハンコ作り体験
※体験受付随時(閉場1時間前まで)
筑豊の“匠”が作り上げた渾身の作品
ガラス、陶器、木工品の制作で活躍する3人の職人によるものづくり展が開催されます。斉藤達也さんは「吹きガラス工房 琥珀」を主宰。「陶器つる岡」の鶴岡誠さんは小石原焼や沖縄・読谷焼(よみたんやき)で研さんを積み、白を基調とし素朴なぬくもりにあふれた焼物づくりを実践。そして、木製カトラリーにこだわった「木村クラフト」の木村竜二さん。3人は筑豊を拠点に活動しています。
斉藤さんがガラスの制作を始めたきっかけを聞いてみました。「大学卒業後、就職が決まっていたホテルが破綻し、手に職をつけた方がいいのではと思うようになりました。たまたまテレビで琉球ガラス“現代の名工”のことを知り、2年待って弟子入りしました」。斉藤さんの作品すべて、廃瓶を原料として作られており、まさしく沖縄で生まれた琉球ガラス製法と同じです。琉球ガラスは、戦後、物がなかった沖縄で駐留米軍が廃棄したコーラやビール瓶を利用。廃瓶を利用することで、不純物が混ざった気泡が生まれ、厚みのあるガラスになりました。昔ながらの製法を使う工房で4年間修業を積み、2008年に故郷の嘉麻市で築窯して独立しました。「私は筑豊で生産されている酒や牛乳の瓶を使用しています。一番の魅力は素材。他のガラス製品とは違った、温かみのある風合いが特徴です」と斉藤さん。
今回の展示会では、「吹きガラス工房 琥珀」がコップ、皿、照明など約200点。「陶器つる岡」は皿やコーヒーカップ、花瓶、一輪挿しなど約200点。「木村クラフト」は箸やコースターなど食卓に並ぶものを約100点を展示・販売します。ご来場をお待ちしています。
*子ども手作り体験詳細*
[内 容]
ハンコ作り 1,500円
(ガラス・陶器・木が選べます)
[時 間]
10:00~17:00
(初日12:00から、最終日15:00まで)
※事前申込み不要(予約不可)
※材料がなくなり次第受付終了
※対象:小学生以上