阿部眞士作陶展
※このイベントは終了しました。
主催:祐工窯 阿部眞士
磁器の“白の魅力”があふれた作陶展
北九州市八幡西区の山中、自然の中で祐工窯(ゆうこうかま)を構える阿部眞士さん。阿部さんのお父さまの祐工さんが立ち上げた窯元を継いでいます。小学生のころから、お父さまの指導の下、陶器作りを手伝い、20代前半には登り窯を焼けるようになっていたそうです。阿部さんは「オブジェや展示して見てもらうものに興味を持ち」、大学で写真を専攻しましたが、やはり作陶の魅力は大きく、卒業後はお父さまの勧めで白磁の第一人者・瀧田項一さんに師事し、福島県会津若松で3年間修行を積みました。
その後、再び祐工窯でお父さまに学びながら、磁器の制作に取り組み現在に至っています。
その魅力を「とにかく白の美しさです。そして、手工芸で制作できること」とのこと。薪窯で磁器を焼くと、白い器に灰が落ち、商品の価値が下がる場合もあり、電気とガスの併用窯で焼くことが多いそうです。それでも「いつの日か、登り窯で磁器を焼いてみたいですね」と阿部さん。
毎年全国各地で5~6回の展示会を阿部さんは開催しているそうです。「匠ギャラリーでの展示会をようやく開催できることになり、すごく楽しみにしています」。今回、茶碗や湯飲みをはじめ、皿、中鉢、大鉢など100点以上の作品を展示・販売します。
[実演]
色絵の絵付け [1]11:00 [2]15:00