3人よれば和紙の創作展2021
※このイベントは終了しました。
主催:おおばやし陽子(代表)
和紙の魅力が凝縮した和紙のバッグ、インテリア品
和紙は古くから自然界の植物原料を使い、手すきで作られてきました。おおばやし陽子さんは、現代のライフスタイルに合わせた和紙の多様性を表現しています。
おおばやしさんは、東京でオリジナル革バッグを製作する会社で、デザインから縫製、仕上げまでの技術を習得し、退社後、オリジナルバッグの個展を各地で開催。1988年"紙の乱展”参加で和紙と出会い、和紙のバッグ創作を開始。「初めて手にした和紙は、バッグを作るのに不安のない強さだったので、和紙のバッグがあってもいいなと作り始めました。革バッグの全工程を学んだことも、すごく役立っていますね」。最近まで持ち手など、デザインと補強を兼ねて革を使っていたそうですが、"ぜ~んぶ和紙”シリーズはすべて和紙で製作。和紙を細切りして織る紙布は時間のかかる非常に根気のいる作業です。バッグは一見すると、和紙とは思えない高級感あふれる完成度。「まず素材。主張し過ぎず、存在感があるのが一番の魅力。作り手としても面白いですね」とおおばやしさん。
アクロス福岡の展示会は5年ぶりですが、今回は3人展に。色を巧みに操り和紙でブローチなどを作る小山泰子(おやまやすこ)さん、クリエーターで和の素材を感性豊かに表現する宮本純子さんとともに150点を展示・販売します。
[体験]
和紙ブローチ作り 1,000円~