博多の結う美 ~博多水引と博多織
※このイベントは終了しました。
主催:深堀由美子、長澤宏美
博多の伝統工芸が運命的なめぐり逢い
博多伝統の「博多水引」長澤宏美さんと「博多織」深堀由美子さんの両作家、ともに進化を遂げる作品の展示会が行われます。ながさわ結納店の2代目・長澤さんは博多水引を伝承。水引はご縁を結ぶ縁起物。東京のデザイン事務所などで働いた後、ながさわ結納店を手伝う中で、「水引にあらためて触れることで魅かれていきました」。ワインのボトルリボンをプレゼントすると、周りがすごく喜んでくれたことから、販売することに。水引文化が廃れることへの危惧もあり、普段使いできる、アートと工芸がマッチした作品を作り続けています。
深堀さんも東京で企業勤務後、「子どものころ、日本舞踊をしていて、着物や帯に興味を持っていた」ことから、博多織デベロップメントカレッジで学び、博多織手機技能修士として2018年から活動を開始。深堀さんが創り出すバッグ、アクセサリーや小物などの特徴は、手織りへのこだわりと色彩。「博多織は主に経(たて)糸で柄や色を表しますが、私は緯(よこ)糸で配色を考えています」。
ふたりの出会いは2018年。博多織作家との交流で、長澤さんが深堀さんの色遣いに感銘を受け、深堀さんも美しい水引に興味を持っていたことから意気投合。翌年、東京での展示会からコラボが始まり、どれも「力強さが伝わる作品になっています」と長澤さん。
今回、インテリアボードから小物まで60点以上を展示・販売。おふたりの展示会は福岡では初、ぜひご来場ください。
※結う美(ゆうび)
[体験]
博多水引と博多織を使った小物作り
2,000円~/平日のみ14:00~(各日先着2名)
※4/16(金)の体験は定員に達しました。