取扱終了
ヴィットリオ・グリゴーロ テノールリサイタル
※このイベントは終了しました。
パヴァロッティの再来!現代最高のカリスマテノール
友の会発売日:2021年4月16日(金) 10:00~
一般発売日:2021年4月25日(日) 10:00~
※当日券販売あり
10:00~18:00 2階チケットセンター
18:00~ 1階当日券売り場
誰も超えることのできない唯一無二の存在、それがテノール歌手ルチアーノ・パヴァロッティ。そのパヴァロッティを彷彿とさせる端正な歌声、現代最高のテノールと称賛されるのがヴィットリオ・グリゴーロです。まったく細工のない自然でノーブルな歌唱は、ある時は深い悲しみを、そしてある時は激しい激情を自在に表現することができます。まさに彼こそがパヴァロッティの後継であり、太陽の声としてその魅力を惜しみなく披露してくれるのではないでしょうか。世界中のオペラファンが渇望する声を、福岡シンフォニーホールでご堪能ください。
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毎日新聞WEB連載 香原斗志「イタリア・オペラ名歌手カタログ」
<第17回> ヴィットリオ・グリゴーロ(テノール)
「GQ」掲載 香原斗志「コロナ禍に芸術家が力を失わない方法は?
来日中のカリスマ・テノール『グリゴーロ』の場合」
ご来場の皆さまへお願い
概要
会 場 |
福岡シンフォニーホール
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入場料 |
一 般 S席13,000円 A席10,000円 B席7,000円(学生券3,500円) 友の会 S席11,700円 A席9,000円 B席6,300円(学生券3,100円)
※学生券は、小~大学生等および留学生本人に限り表記料金にて販売するものです。お申し込みはアクロス福岡チケットセンターに限ります。また購入に際しましては学生証等が必要です。
※未就学のお子さまの入場はご遠慮ください。(無料託児サービスあり・要予約)
座席配置図
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チケット |
・アクロス福岡チケットセンター
TEL:092-725-9112
https://www.acros.or.jp(インターネット購入)
・チケットぴあ(Pコード:193-228)
TEL:0570-02-9999
https://t.pia.jp
・ローソンチケット(Lコード:82879)
https://l-tike.com/
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出 演 |
ピアノ/マルコ・ボエーミ |
曲 目 |
ドニゼッティ:歌劇 「愛の妙薬」 より 「なんと彼女は美しい、なんと可愛い」「人知れぬ涙」
ドニゼッティ:歌劇 「アルバ公爵」 より 「清らかで美しい天使」
プッチーニ:歌劇 「ラ・ボエーム」 より 「冷たき手を」 ヴェルディ:歌劇 「リゴレット」 より 「女心の歌」(「あれかこれか」から変更) 歌劇 「イル・トロヴァトーレ」 より 「見よ、恐ろしい炎を」
マスネ:歌劇 「マノン」 より 「目を閉じれば」(夢の歌) グノー:歌劇 「ロメオとジュリエット」 より 「ああ、太陽よ、昇れ」 マスネ:歌劇 「ウェルテル」 より 「春風よ、何故私を目覚めさせるのか」 オッフェンバック:歌劇 「ホフマン物語」 より 「クラインザックの歌:むかしアイゼナハの宮廷に」 プッチーニ:歌劇 「トスカ」 より 「星は光りぬ」 ほか
※曲目、曲順など、変更となる場合もございます。あらかじめご了承ください。
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お問い合わせ |
アクロス福岡チケットセンター
TEL:092-725-9112
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グリゴーロにだけカリスマ性が宿る理由
カリスマ性がある歌手がいなくなった、という嘆きが聞かれる昨今、一流歌劇場にカリスマとして君臨するグリゴーロは例外だ。パヴァロッティから「きみはぼくが教えられないなにかを持っている。カリスマ性だ」と伝えられたそうだが、その予言通りに、比類ない歌唱と舞台上の強い存在感で客席を熱狂させている。
カリスマ性とはなにに由来するか。一流のアスリート同様、生来の才能は不可欠だが、一番大事なのは、正攻法で積み上げる訓練と、それが実を結んだ盤石のテクニックである。そうして得られた自信のもとにしか、カリスマ性は生じない。
ロマン派のオペラに必要なテクニックをグリゴーロほど身につけたテノールを、私は知らない。完璧な呼吸法を土台に、声の音量を自在に制御しながら、色彩や表情を無限に変化させる。すると喜怒哀楽が細やかに、時に鮮やかに表される。カリスマ性は本物にだけ宿る。そして、本物を聴くよろこびに勝るよろこびはない。
プロフィール
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ヴィットリオ・グリゴーロ(テノール)
Vittorio Grigolo, Tenor
「パヴァロッティの再来」が伊達ではないのはグリゴーロだけ
ルチアーノ・パヴァロッティの跡を継ぐイタリアの正統的テノール、ヴィットリオ・グリゴーロ。そのキャリアは現実に、それも少年時代からパヴァロッティにつながっていた。幼いころから歌に夢中になり、9歳でバチカンのシスティーナ礼拝堂聖歌隊に入隊。すぐに頭角をあらわし、13歳のとき、パヴァロッティがカヴァラドッシを歌ったローマ歌劇場の《トスカ》で羊飼いの少年役に抜擢され、大テノールに絶賛されている。
オペラの殿堂、ミラノ・スカラ座の舞台にはじめて立ったのは23歳のときで、それからは、スカラ座はもとより、英国ロイヤル・オペラ・ハウス、メトロポリタン歌劇場、ウィーン国立歌劇場、バイエルン州立歌劇場、チューリッヒ歌劇場など、欧米の一流歌劇場を中心に主役を歌いつづけている。
2006年にはポップスのアルバムも発売し、特にイタリアではポップスファンの間にもその名が知られている。こうした「二股」で声を痛めてしまう歌手もいるが、元来のテクニックが万全だからだろう、グリゴーロの場合はデメリットがなにもなく、ただ表現力が増しただけだった。
パヴァロッティとの縁は少年時代だけではない。2007年、ワシントン・オペラで《ラ・ボエーム》のロドルフォ役にデビューする直前、最晩年の大テノールから直接指導を受けている。グリゴーロいわく「彼がもつロドルフォを歌うのに必要な技術、秘密をぜんぶ、僕に授けてくれました」。卓越したテクニックはこうしてさらに磨かれ、ドニゼッティ、ヴェルディ、プッチーニらによるイタリア・オペラで、研ぎ澄まされた歌唱と圧倒的な存在感を誇る。そのうえフランス・オペラでも、微妙なニュアンスと無限の色彩で他を寄せつけない。
録音も多く、デビュー・アルバムがビルボード・クラシック部門の第1位を獲得している。2014年にはメトロポリタン歌劇場から、イタリア人ではパヴァロッティに次いで2人目のソロ・リサイタルを開催することを許された。
香原斗志(オペラ評論家)
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マルコ・ボエーミ(ピアノ)
Marco Boemi, Piano
イタリアが誇る世界的な指揮者・ピアニスト
ローマのサンタ・チェチーリア音楽院でピアノと指揮を学んだ後、ロンドンで更に指揮の研鑽を積む。数々のコンクールで入賞後、ヨーロッパを中心に活躍。イタリアを中心にオペラの指揮を精力的に行い、日本でもサントリーホールでのホールオペラ『愛の妙薬』や、V.ラ・スコーラと都響の公演で大好評を博す。ピアニストとしてブルゾン、パヴァロッティ、サッバティーニをはじめ多くの巨匠と共演し、厚い信頼が寄せられている。
アンコール曲目紹介
ヴェルディ:『椿姫』より 乾杯の歌
●本公演のチケット料金は消費税込みの金額です。
●学生券は、小〜大学生等および留学生本人さまに限り、B席を表記料金にて販売するものです。お申込は、アクロス福岡チケットセンターに限ります。また、購入に際しましては、学生証等が必要です。
●この公演は当日学生割引対象公演です。当日券の販売がある場合、学生証等の提示により半額でご購入いただけます。
●車椅子でお越しのお客さまは、優先割引席(4席)がございます。詳しくはアクロス福岡チケットセンターまでお問い合わせください。
●小学校入学前のお子さまの入場はできません。託児サービス(ご利用無料)を希望される方は、
こちらをご覧ください。
●バルコニー席は、舞台が見えづらい場合がございます。ご了承ください。
●諸事情により記載内容が変更になることがありますので、あらかじめご了承ください。
主催:(公財)アクロス福岡
共催:福岡EU協会
後援:西日本新聞社、RKB毎日放送