アクロス室内楽セレクション「251年目のベートーヴェン」 - アクロス福岡
Language 検索
  • Facebook
  • Instagram
  • YouTube
  • Twitter

公演・イベント

取扱終了   主 催

アクロス室内楽セレクション
「251年目のベートーヴェン」

※このイベントは終了しました。

日本有数の奏者が奏でる、オールベートーヴェンプログラム!

友の会発売日:2021年5月14日(金) 10:00~
一般発売日:2021年5月23日(日) 10:00~

※10:00~当日券販売あり。  
 (販売場所:2Fチケットセンター)

福岡シンフォニーホール休館前の室内楽コンサート。
このコンサートでは、アクロス弦楽合奏団のコンサートマスターでおなじみの景山誠治率いる、国内屈指の7人の精鋭が福岡に集結し、オールベートーヴェンプログラムをお楽しみいただきます。
今回のメイン曲七重奏曲は、ベートーヴェン生存中の人気曲。7つの楽器クラリネット(クラリネット、ファゴット、ホルン、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス)による編成で6楽章構成の大作です。名手たちの聴かせどころ満載のプログラム。福岡シンフォニーホールが放つ響きを存分にお楽しみください。

CM動画はこちら

リハーサル動画1はこちら・2はこちら

ご来場の皆さまへお願い

概要

会 場 福岡シンフォニーホール
入場料

 一 般 
全席指定4,000円(学生券1,000円)

 友の会 
全席指定3,600円(学生券900円)

※学生券は、小~大学生等および留学生本人に限り表記料金にて販売するものです。お申し込みはアクロス福岡チケットセンターに限ります。また購入に際しましては学生証等が必要です。

座席配置図
チケット ・アクロス福岡チケットセンター
 TEL:092-725-9112
 https://www.acros.or.jp(インターネット購入)
・チケットぴあ(Pコード:194-812)
 TEL:0570-02-9999
 https://t.pia.jp
・ローソンチケット(Lコード:83269)
 https://l-tike.com/
出 演

ヴァイオリン/景山誠治(桐朋学園大学教授
ヴィオラ/鈴木 学(東京都交響楽団 ソロ首席奏者
チェロ/山本裕康京都市交響楽団 チェロ 特別首席奏者
コントラバス/吉田 秀NHK交響楽団 首席奏者
クラリネット/三界秀実東京藝術大学准教授
ファゴット/岡本正之東京都交響楽団 首席奏者
ホルン/西條貴人東京都交響楽団 首席奏者

曲 目

ベートーヴェン:
弦楽三重奏のためのセレナード ニ長調 Op.8
七重奏曲 変ホ長調 Op.20

曲目解説

力強い個性と大胆な技法による革新的音楽を生涯にわたって数多く生みだし、ロマン派音楽の先駆者と位置づけられるルードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827)は、その若き日、作曲家としての名声を得るために多くの娯楽音楽を手がけた。ベートーヴェンが20歳で故郷ボンから出てきた当時のウィーンの音楽界は、あくまでも貴族中心に成り立っており、貴族の館で催されるサロン・コンサートのために彼ら好みの曲を書き、彼らを喜ばせることは、ウィーンでの成功の第一歩だった。特に、宮廷お抱えの管楽バンドであるハルモニー・ムジーク(オーボエ・クラリネット・ホルン・ファゴットを基本編成としていた)は、娯楽音楽の格好の対象で、当時の作曲家はこうした管楽器を含む室内楽を競って作曲したのである。今回演奏される 2曲の室内楽曲は、いずれもそうしたベートーヴェン初期の娯楽音楽を代表する作品である。

L.v.
ベートーヴェン:

弦楽三重奏のためのセレナード ニ長調 Op.8

セレナードとは、ディヴェルティメントと同様の娯楽的性格をもった音楽で、モーツァルトの時代には祝賀の機会や宴席などで、主に野外で演奏された。ベートーヴェンはセレナードと題した曲を2曲残しているが、一曲はフルート、ヴァイオリン、ヴィオラという珍しい編成によるもの、そしてもう一曲が、弦楽三重奏の編成によるこの Op.8 の<セレナード>で、いずれもベートーヴェン20代の1796-97年頃に作曲された。ベートーヴェンは、弦楽四重奏より難しいといわれる弦楽三重奏の曲に意欲 的に取り組んだ数少ない作曲家の一人であり、全部で 5 曲の弦楽三重奏曲を残している。<セレナード>はその2曲目にあたるが、3つの楽器を無駄なく使って充実した響きを生み出す書法の冴えは、この娯楽音楽においても、いかんなく発揮されている。一方、この作品には娯楽音楽としての楽しげな雰囲気が満ちあふれており、その洒脱さ、親しみやすさは、ベートーヴェンの作品とは思えないほどである。曲は、行進曲で始まり行進曲で終わる全5楽章で構成される。

第1楽章 アレグロ(行進曲) アダージョ
第2楽章 メヌエット、アレグレット
第3楽章 アダージョ アレグロ・モルト(スケルツォ) アダージョ
第4楽章 アレグロ・アラ・ポラッカ(ポロネーズ風)
第5楽章 アンダンテ・クアジ・アレグレット(主題と5つの変奏)

七重奏曲 
変ホ長調 Op.20

3つの管楽器と4つの弦楽器という編成によるこの<七重奏曲>は1799-1800年、ベートーヴェン30歳の頃に作曲された。ベートーヴェンがウィーンでの名声を獲得しつつあった時期の所産であるこの曲はまた、その創作の変遷の上で、きわめて意味深い位置にあるとされる。1800年といえば、<交響曲第1番>と<弦楽四重奏曲>作品18が作曲された年であり、ピアノ・ソナタとともにベートーヴェンのライフワークの重要な柱となるこれら二つのジャンルの創作が、まさにこの時期に開始されたのである。それまで娯楽音楽のジャンルで自己の才 能をアピールしてきたベートーヴェンは、この七重奏曲をもってその総決算とし、真の創作へと新たな一歩を踏み出したのだった。1800年4月、ウィーンのブルク劇場で<交響曲第1番>とともに公開初演されたこの作品は、またたく間に大変な人気曲となった。しかしベートーヴェンは、娯楽音楽であるこの<七重奏曲>のあまりの人気に、次第に嫌気を感じるようにもなったという。曲は、ディヴェルティメント(喜遊曲)のスタイルを踏襲した6楽章からなり、各楽器の特性を生かした手法や洗練された内容など、傑作と呼ぶに十分な個性をそなえている。

第1楽章 アダージョ(序奏)-アレグロ・コン・ブリオ(主部)
第2楽章 アダージョ・カンタービレ
第3楽章 テンポ・ディ・メヌエット
第4楽章 主題と変奏(アンダンテ)
第5楽章 スケルツォ、アレグロ・モルト・エ・ヴィヴァーチェ
第6楽章 アンダンテ・コン・モート・アラ・マルチア(序奏)-プレスト(主部)

解説/柿沼唯(作曲家)

お問い合わせ

アクロス福岡チケットセンター
TEL:092-725-9112

プロフィール

アンコール曲目紹介

ベートーヴェン:七重奏曲 変ホ長調 Op.20 より 第3楽章

●本公演のチケット料金は消費税込みの金額です。
●学生券は、小〜大学生等および留学生本人さまに限り、表記料金にて販売するものです。お申込は、アクロス福岡チケットセンターに限ります。また、購入に際しましては、学生証等が必要です。
●車椅子でお越しのお客さまは、優先割引席(4席)がございます。詳しくはアクロス福岡チケットセンターまでお問い合わせください。
●小学校入学前のお子さまの入場はできません。託児サービス(ご利用無料)を希望される方は、こちらをご覧ください。
●諸事情により記載内容が変更になることがありますので、あらかじめご了承ください。

主催:(公財)アクロス福岡
共催:読売新聞社
後援:RKB毎日放送
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)、独立行政法人日本芸術文化振興会

イベント検索

日付を入力
ジャンルを選択
会場を選択
絞込み
フリーワード

イベントカレンダー

Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
本日のイベント