安永徹 & 市野あゆみ 珠玉の室内楽 九州交響楽団の若手演奏家とともに
※このイベントは終了しました。
WEB先行発売:2023年5月14日(日) 10:00~
一般発売:2023年5月19日(金) 10:00~
※当日券販売有り
2Fチケットセンター 10:00~
1F当日券売り場 14:30~
イベント詳細
※このイベントは終了しました。
WEB先行発売:2023年5月14日(日) 10:00~
一般発売:2023年5月19日(金) 10:00~
※当日券販売有り
2Fチケットセンター 10:00~
1F当日券売り場 14:30~
概要
会 場 | 福岡シンフォニーホール |
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入場料 |
全席指定 3,000円(U25 1,500円) WEB販売限定★特別価格 全席指定 2,000円 ※未就学のお子さまの入場はご遠慮ください。(無料託児サービスあり・要予約) 座席配置図 |
チケット |
・アクロス福岡チケットセンター TEL:092-725-9112 https://www.acrosticket.jp(インターネット購入) ・チケットぴあ(Pコード:240-638) https://t.pia.jp ・ローソンチケット(Lコード:82871) https://l-tike.com/ |
出 演 | ピアノ/市野あゆみ ヴァイオリン/安永 徹 ヴァイオリン/山下大樹(九州交響楽団 第2ヴァイオリン首席) ヴィオラ/ブライアン・ルー(九州交響楽団) チェロ/山本直輝(九州交響楽団 チェロ首席) コントラバス/皆川直輝(九州交響楽団) |
曲 目 | ダリウス・ミヨー:2つのヴァイオリンとピアノのためのソナタ op. 15 |
お問い合わせ | アクロス福岡チケットセンター |
出演者(市野あゆみさん、安永 徹さん)からのメッセージ
Q:室内楽における編成とそのタイトルについて、お二人のお考えを教えてください。
作曲家が作品を書く時に編成を決める動機の中には、時代背景や演奏家の存在が大きな影響を及ぼしています。室内楽には二重奏から九重奏まで様々な編成がありますが、誰が欠けても成り立たず、全ての奏者に大切な役割があるのは当然です。
私たちが使用している表記、ピアノ・弦楽器や管楽器による二重奏ソナタ(例えばヴァイオリン・ソナタ)、ピアノ三重奏、弦楽四重奏などは、あくまで楽器編成を一言で分かりやすくするために生まれた略称表記です。楽器の順番は作曲家が原語で表記したものに従うようにしています。
Q:九響の若手演奏家との室内楽公演において、今回の選曲に至るまでの経緯を教えてください。
シンフォニックな響きを持つ室内楽曲を考えた時に、当時指揮者としても活躍したワインガルトナーが作曲したピアノ六重奏曲(ピアノ、2つのヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス)を取り上げたいと思いました。6人の奏者とは思えないようなスケー ルの大きな響きを持つ作品です。
他の作品も、それぞれの楽器の異なる組み合わせ、さまざまな国の作曲家の作品を選ぶことで、多様な楽しみ方をしていただけると思います。あまり知られていない作曲家も含まれますが、後期ロマン派の美しい作品ばかりで、それぞれに個性豊かな色があります。誰にでも何事においても初めてが存在するように、知らない作曲家だからこそ新しい発見ができるのではないかと思っています。
プロフィール
東京芸術大学附属高校で田村宏氏に、同大学で安川加寿子氏に師事、在学中に安宅賞を受賞。1977年に同大学を卒業後、フランスでP.バルビゼ氏に師事、1978年にマリア・カナルス国際音楽コンクールに入賞。1978年よりベルリン芸術大学にてK.シルデ、K.ヘルヴィッヒの両氏に師事、同大学でのソリストコンサート試験を最優秀で卒業。マスタークラスでM.クルチオ、G.シェベックの各氏に師事。その後、同大学の講師を務める傍ら、協奏曲のソリスト、ピアノリサイタル、ベルリンフィル・カンマーゾリステンのピアニスト他、室内楽奏者としてもヨーロッパ、日本、他で多くの演奏を行なう。2006年〜2022年まで洗足学園音楽大学・大学院客員教授。安永徹との共演による多くのソナタ、ベルリンフィル・カンマーゾリステンのライヴ録音、オーケストラ・アンサンブル金沢とのライヴ録音によるモーツァルト、ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲等(ワーナー・クラシックス)、多数リリースされている。
1964年より江藤俊哉氏に師事。桐朋学園高等学校音楽科を経て1974年に同大学を卒業。在学中に第40回日本音楽コンクールで第一位受賞。1975年よりベルリン芸術大学でM.シュヴァルベ氏に師事、1977年にベルリンフィルハーモニー管弦楽団に第一ヴァイオリン奏者として入団、1983年〜2009年まで同楽団の第一コンサートマスターを務める。その間、ベルリン弦楽ゾリステンのリーダー、ベルリンフィル・カンマーゾリステンの第一ヴァイオリン奏者、又、ソリスト、室内楽奏者としてヨーロッパ、日本、その他各地で多くの演奏を行なう。2006年〜2022年まで洗足学園音楽大学・大学院客員教授。市野あゆみとの共演によるシューマン、R.シュトラウス、フランク、ベートーヴェンのソナタ等(ポニーキャニオン、オクタヴィア・レコード)、「ベスト・ライヴ・コンサート」「ベルリンフィル・カンマーゾリステン ライヴ・イン・ベルリン&東京」(ナミ・レコード)、「木もれ日の径・ソナタと小品集」(ALM)、又、オーケストラ・アンサンブル金沢とのライヴ録音(ワーナー・クラシックス)等、多数リリースされている。
福岡市出身。全日本学生音楽コンクール北九州大会中学校の部3年連続上位入賞。全国大会入賞。2007年~2011年アクロス福岡ヴァイオリンセミナー受講。「楽興の時」若き音楽家のための室内楽セミナーにて優秀演奏者受賞。オーストリア・Euro Music Academyにて名誉ディプロマ受賞。フィデリオ基金コンクール(ウィーン)で入賞し、オーストリア放送局より演奏が放送された。これまでに原田幸一郎、西和田ゆう、扇谷泰朋、景山誠治、Nicolas Koeckert、Boris Brovtsyn 各氏に師事。桐朋女子高等学校音楽科卒業後、旧ウィーンコンセルヴァトリウム私立音楽大学にて研鑽を積む。在学中、年間100公演以上ウィーンでのソロや室内楽などの演奏会への出演等、ウィーンを中心にヨーロッパ各地で、演奏活動を展開していた。2020年5月より九州交響楽団第2ヴァイオリン首席奏者に就任。エリザベト音楽大学非常勤講師。
アメリカ合衆国ユタ州出身。インディアナジェイコブス音楽大学において、アター・アラド氏に師事し2015年に修了。タングルウッド、スポレート フェスティバル USA、ナショナル レパートリー オーケストラ、ナショナル オーケストラ インスティテュート、ドメーヌ フォルジェー、アフィニス夏の音楽祭に参加している。グァルネリ、ジュリアード、コンコード、パシフィカ、東京カルテットの元で室内楽の研鑽を積む。2012年ユタ室内音楽コンクール・グランプリ受賞、2014年クットナー・カルテット・フェローシップ賞授与。アメリカンフォーク交響楽団、ブリガム・ヤング交響楽団、ユタバレー交響楽団とウォルトン ヴィオラ協奏曲、バルトーク ヴィオラ協奏曲、ブロッホ ヴィオラと管弦楽のための組曲を共演。2015年より2018年まで兵庫芸術文化センター管弦楽団ヴィオラ奏者を務めた。2018年より九州交響楽団奏者として活動している。
兵庫県神戸市出身。10歳よりチェロを始める。東京藝術大学附属音楽高等学校、東京藝術大学を経て、同大学院修士課程を修了。大学内において安宅賞、アカンサス音楽賞、三菱地所賞を受賞する。第13回KOBE国際学生音楽コンクール最優秀賞、第65回全日本学生音楽コンクールチェロ部門大学の部第2位、第11回ビバホールチェロコンクール第4位など、多数のコンクールにおいて上位入賞。また、ARC TRIOのメンバーとして2016年度青山音楽賞(バロックザール賞)を受賞。ソロ、室内楽奏者として芸大モーニングコンサート、読売新人演奏会、東京春音楽祭、軽井沢音楽祭、ラフォルジュルネなど様々な演奏会に出演した他、国内主要オーケストラにも度々客演。2018年1月より、九州交響楽団首席チェロ奏者。これまでにチェロを松波恵子、植木昭雄、山崎伸子、藤森亮一の各氏に師事。
福岡県那珂川市出身。中学校の吹奏楽部でコントラバスを始める。都築学園福岡第一高校 音楽科、東京藝術大学を卒業。オーディションに合格・コンクールグランプリを受賞しソリストとして、九州交響楽団、藝大フィルハーモニア管弦楽団、大阪交響楽団と共演。室内楽では、コントラバス四重奏で大学内の木曜コンサートへ推薦を受ける。小澤征爾音楽塾や北九州音楽祭に参加。これまでに、吉浦勝喜、時津りか、幣隆太朗、西山真二、池松宏、𠮷田秀、石川滋の各氏に師事し、matthew mcdonald、thomas martin、edicson ruiz、小山貴成、河原泰則、黒木岩寿の各氏のレッスンを受講。九州交響楽団コントラバス奏者、エリザベト音楽大学講師。