湯釜の名品として知られる芦屋釜。現在、国指定重要文化財の茶の湯釜9点のうち8点を芦屋釜が占めています。その製作は江戸時代初期頃に一度途絶えますが、平成になって芦屋町がその復興に取り組み、令和4年9月には、現代の芦屋釜が福岡県知事指定工芸品に指定されました。
今回の講座では、古作の芦屋釜の名品を紹介しつつその美と歴史を紐解き、現代によみがえった芦屋鋳物師（いもじ）たちの技術にも迫ります。また、この秋芦屋釜の里で開催の企画展「芦屋釜、再興～今に宿る室町の美～」（10月3日～12月3日）を楽しむためのポイントもご紹介します。

【関連イベント】
9/18(月)～24（日）1Ｆコミュニケーションエリア
あしや砂像展2022　写真コンテスト作品展（パネル展）