ダネル弦楽四重奏団
※このイベントは終了しました。
<ベルギーの実力派カルテット>
常に新しいレパートリーを発掘し続ける探求心
弦楽四重奏の名曲を網羅するプログラム、そして熱い演奏!
WEB先行発売:2024年1月14日(日) 10:00~
一般発売:2024年1月19日(金) 10:00~
※当日券販売有り
2Fチケットセンター 10:00~
1F当日券売り場 18:00~
イベント詳細
※このイベントは終了しました。
<ベルギーの実力派カルテット>
常に新しいレパートリーを発掘し続ける探求心
弦楽四重奏の名曲を網羅するプログラム、そして熱い演奏!
WEB先行発売:2024年1月14日(日) 10:00~
一般発売:2024年1月19日(金) 10:00~
※当日券販売有り
2Fチケットセンター 10:00~
1F当日券売り場 18:00~
概要
会 場 | 福岡シンフォニーホール |
---|---|
入場料 |
全席指定 3,000円(U25 1,500円) ※未就学のお子さまの入場はご遠慮ください。(無料託児サービスあり・要予約) 座席配置図 |
チケット |
・アクロス福岡チケットセンター TEL:092-725-9112 https://www.acrosticket.jp(インターネット購入) ・チケットぴあ(Pコード:259-067) https://t.pia.jp ・ローソンチケット(Lコード:84552) https://l-tike.com |
出 演 | ダネル弦楽四重奏団 |
曲 目 | プロコフィエフ:弦楽四重奏曲 第1番 ロ短調 op.50 |
お問い合わせ | アクロス福岡チケットセンター |
出演者インタビュー
ダネル弦楽四重奏団のメンバーからメッセージが届きました!福岡公演7回目ということもあり、福岡滞在中の思い出(アクロス館内でショッピング⁉)や、本公演の注目ポイントなど語っていただいております。また公演日が父の日に近いこともあり、お父様とのエピソード秘話も伺うことができました♪とても親しみを感じる温かいメッセージありがとうございます!ぜひ公演前にご一読ください。
【メッセージ】
ヴィオラ奏者/ヴラッド・ボグダナス
チェロ奏者/ヨヴァン・マルコヴィッチ
Q:今回のツアーで福岡公演は7回目になりますが、福岡での思い出を教えてください。
福岡は特別な雰囲気があり、ここにいるときはいつも気分が良いです。実際、いつも素晴らしい天気に恵まれ、休暇を過ごしているような気分です!世界の中でも大濠公園は私のお気に入りの公園の一つで、本当に特別な場所です。毎回来るたびに長めの散歩を楽しんでいて、その散歩は儀式のようなものになっています。もちろん、福岡シンフォニーホールは非常に荘厳で印象的です。観客のみなさんもとてもあたたかく、コミュニケーションが取りやすいです。
また、アクロス福岡で演奏をする際には、JULIET’s LETTERS(アクロス福岡1F)で家族や友人へのプレゼントを購入したり、Water site. OTTO(アクロス福岡前の西鉄イン福岡1F)で美味しいコーヒーを味わったりするのが好きです。イタリア人には伝えないでほしいですが、そこで私が今まで飲んだ中で一番のカプチーノをいただきました!
私たちは幸運にも福岡に親しい友人がいて、観光したり大好きな日本料理を食べたりするために最高の場所を案内してくれます。大事なことを言い忘れていましたが、屋台の誘惑を我慢するのはとても難しく、屋台で代表的な美食を囲み、人と交流するのが楽しいです。
A:ヨヴァン・マルコヴィッチ(チェロ)
私にとって初めての福岡は10年前でした。札幌から福岡へ移動し、全く違う感覚に陥りました!まるでフランスの北から南へ旅行するような感じです!福岡で夕食の食べる場所を探していた時、偶然レストランを見つけ、階段を上がって行きました。そこで、今まで食べてきた中で一番おいしい餃子と寿司を食べたことをよく覚えています!アクロス福岡のコンサートホールはとても大きく、ほぼ満席で、本当に印象的でした!そして、観客のみなさんも素晴らしかったです!2019年には妻も福岡に来て、一緒に散歩や観光をして時間を過ごしたこともいい思い出です!美しく落ち着いた庭園やタワー、素晴らしい食べ物が今でも記憶に残っています!私たちはその雰囲気が大好きで、本当に心地よい街ですね!
Q:本公演プログラム注目ポイントを教えてください。
A:ヴラッド・ボグダナス(ヴィオラ)
この特別なプログラムは、プロコフィエフの客観性、明瞭さ、ポジティブな感情/シューベルトの主観性、光と影、そしてノスタルジーといった【2つの異なる世界】と全く違う時代に生きた2人の天才で構成されています!シューベルトはロマン主義音楽を、プロコフィエフは近代音楽の新しい扉を開き、どちらも非常に叙情的です。観客の皆さまは、シューベルトの心の奥底にある感情に触れ、またプロコフィエフの素晴らしいリズム、打楽器、管弦楽の雰囲気を味わい、それぞれの深い世界できっと感動できることでしょう!
Q:もうすぐ父の日ですが、ダネル弦楽四重奏団のみなさまとお父さんとのエピソードについて教えてください。今のキャリアや音楽で、お父さんから影響を受けたことなどありますか。
A:ヴラッド・ボグダナス(ヴィオラ)
私の父はQuatuor Enesco※(エネスコ弦楽四重奏団)の第1ヴァイオリン奏者であり、私の最初の音楽のヒーローでした。子供の頃、彼の演奏を見に行き「お客さんに拍手されて、コンサートの後にレストランに行くとは、なんて素敵な人生だ!」と思いました!そして、私も同じことをしたいと思い、母にヴァイオリンを教わりました。その後、私はヴィオラに転向し、父とステージで音楽を共有することができるようになりました。特筆すべき思い出は、私が生まれた街ブカレストのEnescu Festival※(エネスク・フェスティバル)で、父と一緒にジョルジュ・エネスク作曲の弦楽八重奏曲を演奏したことです。
[※参考]
Quatuor Enesco エネスコ弦楽四重奏団 (英語・フランス語のみ)
George Enescu Festival ジョルジュ・エネスク・フェスティバル (英語・ルーマニア語のみ)
*外部サイトに移行します
A:ヨヴァン・マルコヴィッチ(チェロ)
私の父は作曲家であり合唱指揮者でもあったので、私は音楽に囲まれた環境の中で育ちました。父から彼が大好きだったチェロを弾くようにすすめられ、私もチェロが大好きになったのです!父は非常に情熱的な人で、私は彼の音楽に対する献身さを譲り受けたのだと思います!私がチェロを始めたばかりの頃、父にアルト・リコーダー・アンサンブルに参加してベースを弾くよう頼まれました!それがおそらく弦楽四重奏団の演奏家としてのキャリアに繋がっていると思います!私が父と一緒に演奏できるようになったとき、彼は常に細部にこだわって完璧を求め続けていました!それは彼が料理をするときと同じで、非常に正確でした!父は私の音楽教育に大きな影響を与えてくれた人で、今もとても感謝しています!
プロフィール
Quatuor Danel
第1ヴァイオリン/マルク・ダネル
Marc DANEL(1st Violin)
第2ヴァイオリン/ジル・ミレ
Gilles MILLET(2nd Violin)
ヴィオラ/ヴラッド・ボグダナス
Vlad BOGDANAS(Viola)
チェロ/ヨヴァン・マルコヴィッチ
Yovan MARKOVITCH(Cello)
1991年マルク・ダネルによりベルギーのブリュッセルで結成され、チェロのヨヴァン・マルコヴィッチが2014年に加わって以来、現在のメンバーで活動を続けている。世界各地の主要なコンサートでの演奏、一連の画期的なCD録音などにより、常に世界の音楽シーンを先導し、伝統的な弦楽四重奏曲に新たな視点から生気を吹き込む演奏は各方面から称賛されている。また、リーム、ラッヘンマン、グバイドゥーリナ、デュサパン、ヴィットマン、マントヴァーニといった主要な現代作曲家とのコラボレーションも彼らの強みである。
レパートリーは幅広く、これまでにハイドン、ベートーヴェン、シューベルト、ショスタコーヴィチ、ヴァインベルクの弦楽四重奏曲のツィクルスに取り組んだ。2005年にリリースしたショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲全曲録音は画期的な解釈のひとつとして今なお評価されている。さらに、ヴァインベルクの17の弦楽四重奏曲の録音に世界に先駆けて挑戦し、注目を集めた。マンチェスターとユトレヒトでのヴァインベルク全曲演奏会は世界初の試みとなった。
2023年から2年間ロンドンのウィグモアホールの専属カルテットとなり、ヴァインベルクとショスタコーヴィチのツィクルスをフランス、オランダ、ドイツ、アメリカ、台湾、日本で予定している。日本には2005年9月に札幌コンサートホールの招聘により初来日を果たし、これまで釧路、東京、埼玉、新潟、福岡、大津の各都市でも公演を行った。2019年には札幌コンサートホール委嘱作品小山隼平「Who Found It?」の世界初演でメディアの注目を集め、マンチェスターでの演奏も好評を博した。
2018年にフランクのピアノ五重奏曲及び弦楽四重奏曲、2019年にはチャイコフスキーの弦楽四重奏曲全曲及び弦楽六重奏曲のCDをリリースした。また、2022年からは、ライプツィヒ・ゲヴァントハウスの協力を得て同ホールで再びショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲全曲演奏・録音に取り組んでいる。
アンコール曲目紹介
・ショスタコーヴィチ/弦楽四重奏のための2つの小品 第1曲「エレジー」
・チャイコフスキー/弦楽四重奏曲第3番 変ホ短調 Op.30 より第2楽章
主催:(公財)アクロス福岡、テレQ
共催:福岡EU協会