ダネル弦楽四重奏団
DANEL QUARTET
第1ヴァイオリン/マルク・ダネル
Marc DANEL(1st Violin)
第2ヴァイオリン/ジル・ミレ
Gilles MILLET(2nd Violin)
ヴィオラ/ヴラッド・ボグダナス
Vlad BOGDANAS(Viola)
チェロ/ヨヴァン・マルコヴィッチ
Yovan MARKOVITCH(Cello)
1991年マルク・ダネルによりベルギーのブリュッセルで結成され、チェロのヨヴァン・マルコヴィッチが2014年に加わって以来、現在のメンバーで活動を続けている。世界の主要なコンサートホールに定期的に招かれ、30年以上にわたり画期的なCD録音を数多く発表してきた。これまでに、レイフ・オヴェ・アンスネス、マルク=アンドレ・アムラン、ジャン=エフラム・バヴゼ、アレクサンドル・メルニコフ、エイドリアン・ラ・マルカ、クレメンス・ハーゲン、ボロディン弦楽四重奏団など、世界的な音楽家たちと共演している。ベートーヴェン、ショスタコーヴィチ、ヴァインベルクの弦楽四重奏曲全曲演奏における大胆かつ緻密な解釈で高い評価を受けており、伝統的な弦楽四重奏曲に新たな視点から生気を吹き込む演奏は各方面から称賛されている。
ロシアの作曲家は、レパートリーの中核をなしており、当時良く知られていなかったショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲を積極的に紹介し、レーベル〈Fuga Libera〉から全曲録音を発表した。また、世界に先駆けて20世紀を代表するヴァインベルクの17の弦楽四重奏曲の録音に挑戦し、注目を集め、マンチェスターおよびユトレヒトでのヴァインベルクの弦楽四重奏曲全曲演奏は、世界初の生演奏となる歴史的な公演となった。さらに、2023年からウィグモア・ホールでショスタコーヴィチとヴァインベルクの全曲演奏をはじめ、パリ・フィルハーモニー、アムステルダムのムジークへボウ、ハンブルク・エルプフィルハーモニー、ワシントンのフィリップス・コレクション、日本および台湾などで、ヴァインベルクとショスタコーヴィチの全曲演奏を行っている。
近年の録音としては、ライプツィヒ・ゲヴァントハウスの協力を得て収録された「ショスタコーヴィチ弦楽四重奏曲全集」(Accentusレーベル)があり、ディアパゾン・ドールや『ストラッド』誌推薦盤をはじめ数々の賞を受け、「国際室内楽賞2025」を受賞した。2025年春にはプロコフィエフの弦楽四重奏曲集をリリースし、26年5月にはマルク=アンドレ・アムランを迎え、ショスタコーヴィチ、ヴァインベルク、シュニトケのピアノ五重奏曲の録音を予定している。
2025年には、ショスタコーヴィチ没後50年を記念する大規模なプロジェクトの一環として再びライプツィヒに招かれ、弦楽四重奏曲全曲を披露した。今後、日本、アメリカ、台湾、韓国でのツアーに加えて、ヨーロッパでは、アムステルダム、リンツ、コペンハーゲン、ゴーリッシュ、クフモ、マドリードほか、主要な音楽祭やコンサートホールに出演予定。共演者には、フランソワ=フレデリック・ギィ、エリザベート・レオンスカヤ、カルテット・アロド、マリアンナ・シリニャンらが名を連ねる。
現在、ロンドンのウィグモア・ホールおよびイギリス・マンチェスター大学の専属カルテットをつとめている。