福岡を知る!アクロス・文化カレッジ 「魏志倭人伝のクニグニ」
※このイベントは終了しました。
第3回 奴国復元 -最新の発掘調査から-
「魏志倭人伝」に「東の不弥国まで百里である。官を多模、副を卑奴母離という。千余家ある。南の投馬国に水行20日で着く」と紹介された不弥国。
邪馬台国同様その所在地が不明とされており、福岡県飯塚市や嘉穂などが有力視されてきましたが、近年、宇美町一帯が注目されてきています。弥生時代の水田遺構、前期古墳出現以前につくられた亀山墳丘墓、古墳時代前期の前方後円墳・光正寺古墳、青銅器の生産など、地域の一貫した発展を物語る遺跡が、この宇美地区への注目を集めているのです。
今回はその最新の発掘調査をご紹介しながら、魏志倭人伝のクニグニについて考えていきます。
「魏志倭人伝」に「東の不弥国まで百里である。官を多模、副を卑奴母離という。千余家ある。南の投馬国に水行20日で着く」と紹介された不弥国。
邪馬台国同様その所在地が不明とされており、福岡県飯塚市や嘉穂などが有力視されてきましたが、近年、宇美町一帯が注目されてきています。弥生時代の水田遺構、前期古墳出現以前につくられた亀山墳丘墓、古墳時代前期の前方後円墳・光正寺古墳、青銅器の生産など、地域の一貫した発展を物語る遺跡が、この宇美地区への注目を集めているのです。
今回はその最新の発掘調査をご紹介しながら、魏志倭人伝のクニグニについて考えていきます。