パーヴォ・ヤルヴィ指揮 パリ管弦楽団
※このイベントは終了しました。
2005年ぶりにアクロス福岡に登場する自他共に認める世界の名門オーケストラ“パリ管弦楽団”
2010年に音楽監督に就任した鬼才パーヴォ・ヤルヴィの、情熱のバレエ音楽にご期待ください。
伝統を恐れずにチャレンジするサウンドがそこにある!新たな伝説をアクロス福岡で!
★福岡・音楽の秋フェスティバル2011
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イベント詳細
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概要
会 場 | 福岡シンフォニーホール |
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入場料 |
【一般価格】 GS席 18,000円 S席 15,000円 A席 12,000円
座席配置図
【友の会価格】GS席 16,200円 S席 13,500円 A席 10,800円 |
チケット |
アクロス福岡チケットセンター TEL:092-725-9112 チケットぴあ TEL:0570-02-9999 [Pコード:128-362] ローソンチケット TEL:0570-000-407 [Lコード:86107] |
出演 | 指揮:パーヴォ・ヤルヴィ |
曲目 | ビゼー:交響曲 ハ長調 ドビュッシー:クラリネットと管弦楽のための狂詩曲 第1番 ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ペトルーシュカ」 |
お問い合わせ | アクロス福岡チケットセンター TEL:092-725-9112 |
プロフィール
フランス最高にして、世界屈指のオーケストラの一つ。パリ音楽院管弦楽団(1828~1967)の発展的解消により、1967年に設立。初代音楽監督のシャルル・ミュンシュの後、カラヤン、シュルティ、バレンボイム、エッシュンバッハらに引き継がれ、2010年からは注目のパーヴォ・ヤルヴィが音楽監督となって新たな時代を切り拓いている。メシアン、武満、ベリオ、チュサパンらの多くの曲を初演し、近年もデュティユー、ブーレーズ、メシアンを特集するなど、同時代作曲家たちの擁護者でもある。
海外公演も定期的に行っており、ニューヨーク(カーネギーホール)、ロンドン(BBCプロムス)、ウィーン(楽友協会)、ベルリン(フィルハーモニー)、アテネ(メガロン)、アムステルダム(コンセルトヘボウ)など各国のホールと密接な関係を築いている。また、今回2011年には、中国、台湾、日本、韓国をパーヴォ・ヤルヴィと共に再び訪れる。1980年代初め以来、14回目のアジア・ツアーである。さらに、BBCプロムス、ウィーン、エクサンプロヴァンス、ルツェルン、ザルツブルク、グラナダ、サン・セバスティアン、ストラスブールなど各地の音楽祭にもたびたび招かれている。
現在の本拠地は、サル・プレイエル。
楽員は、ジャン=ルイ・シェレルがデザインした衣装を着用している。
エストニアのタリン生まれ。タリン音楽院で打楽器と指揮を学んだ後、1980年に渡米。カーティス音楽院で勉強を続け、ロサンゼルス・フィルハーモニックの下記講習でレナード・バーンスタインに師事した。
目覚しい才能で、現在シンシナティ響、hr響の首席指揮者を兼任し、2004年以来ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメンの芸術監督も努めている。同楽団はベートーヴェンの交響曲の演奏と録音(すべてSonyBMGからリリース)によって聴衆からも批評家からも絶賛を浴びる存在となった。
最初のCD(交響曲第2番・第8番)は、権威あるドイツ・レコード批評家賞を2007年に受賞している。昨シーズンは、シャンゼリゼ劇場、ボンのベートーヴェン・ホール及びザルツブルク音楽祭でベートーヴェンの交響曲全曲を演奏して熱狂的な賞賛を浴び、2010年のワルシャワ・イースター音楽祭でも再び全曲を演奏した。また、2009年にはニューヨークのアリス・タリー・ホールのリニューアル・オープンを飾る公演にも加わっている。ヨーロッパ各地での公演はもとより、2010年には日本および米国ツアーを行い、プロムスにも参加した。
こうした常任のポストに加えて客演指揮者としても引く手あまたで、シカゴ響、ロサンゼルス・フィル、ニューヨーク・フィル・クリーブランド管、シュターツカペレ・ドレスデン、NHK響、スカラ・フィルなどに定期的に招かれている。最近では、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、ウィーン・フィル、フィルハーモニア管、ミュンヘン・フィル、チューリッヒ・トーンハレ管も指揮した。
2010/11年シーズンより、いよいよパリ管弦楽団の第7代音楽監督に就任。1967年以来この地位に就いてきた、シャルル・ミュンシュ、ヘルベルト・フォン・カラヤン、サー・ゲオルク・ショルティ、ダニエル・バレンボイムら錚々たる指揮者のリストに名を連ねることとなった。
今秋にパリ管弦楽団とともに日本を訪れることを楽しみにしております。初来日からすでに10年以上の月日が流れましたが、日本の聴衆ほど熱心に音楽に耳を傾けてくださる方々は世界中を探しても他にいないと信じています。
私は2010年よりパリ管弦楽団の音楽監督を務めていますが、最初に指揮をしたその瞬間、この楽団の熱意と自発性に強く惹かれました。自分たちで音楽を作り上げていくのだという彼らの「室内楽的な」感覚、そして馴染みのない音楽に対する彼らの開かれた心から、共演を重ねるごとに刺激を受けています。昔からドイツの名だたる指揮者たちを迎えてきたパリ管弦楽団は、フランス系、ドイツ系、そしてロシア系の作品を巧みに演奏し分ける驚くべき音楽性を備えています。彼らとの音楽作りに無限の可能性が広がっていることを思うと、音楽監督として楽しみでなりません。
3月11日に東日本で起きた大震災で多くの人々が命を落とし、いまだ困難な時を過ごしている方が多数いらっしゃることを常に考えています。私はアメリカで同時多発テロ事件が起きた2001年9月11日、シンシナティ交響楽団の音楽監督として初公演のリハーサルを行っており、他のオーケストラの数多くが公演を中止しましたが、私たちは音楽の必然性を切に感じて決行しました。音楽とは、贈り物のように人を癒すものだと思います。未曾有の悲劇が起きたときに、私たちは何をすべきなのか?その答えは、自分ができる最善のもの――私にとっては音楽――を差し上げることだと考えています。
すばらしい音楽という「傘」の下で、日本の皆様と時を共にできることを、今から心待ちにしております。
ビゼーもドビュッシーもともに19世紀フランスを代表する作曲家だが、かたやビゼー17歳の時に作曲した交響曲、ドビュッシー48歳の作品である「クラリネットと管弦楽のための狂詩曲」はいずれも木管楽器の活躍が特徴で、パリ管弦楽団のかもし出す柔らかなオーケストレーションが存分に楽しめるはず。対して「ペトルーシュカ」では、優雅さとは程遠い剥き出しの音楽を名門パリ管がどう料理してくれるのかご覧あれ。
アンコール曲目紹介
(第1部)
「島の歌」のテーマによる即興演奏
(第2部)
ビゼー:小組曲「子供の遊び」より“ギャロップ”
シベリウス:「悲しきワルツ」op.44-1
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