チョン・ミョンフン指揮 アジア・フィルハーモニー管弦楽団
※このイベントは終了しました。
チョン・ミョンフン プロジェクト in アクロス福岡2012
チョン・ミョンフンのタクトが友情と敬愛の旋律を奏でる。
いま、音楽こそが国境を越えてアジアの友好の礎に…。
イベント詳細
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チョン・ミョンフン プロジェクト in アクロス福岡2012
概要
会 場 | 福岡シンフォニーホール |
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入場料 |
【一般価格】 S席 7,000円 A席 5,000円 B席 3,000円(学生券 1,500円)
【友の会価格】友の会特別価格 S席 6,300円 A席 4,500円 B席 2,700円(学生券 1,300円) |
チケット |
アクロス福岡チケットセンター TEL:092-725-9112 チケットぴあ TEL:0570-02-9999(Pコード166-401) ローソンチケット TEL:0570-084-008(Lコード86474) |
出演 | 指揮:チョン・ミョンフン |
曲目 | シューベルト:交響曲 第7番「未完成」 ベートーヴェン:交響曲 第3番「英雄」 |
お問い合わせ | アクロス福岡チケットセンター TEL:092-725-9112 |
プロフィール
1953年ソウル生まれ。ピアニストとしてキャリアをはじめ74年チャイコフスキー国際コンクール第2位。その後、指揮者としての活動を開始。89年パリ・オペラ座バスティーユの音楽監督就任以来、ウィーン・フィル、ベルリン・フィル等のオケや、テアトロ・フェニーチェやウィーン国立歌劇場等でのオペラ指揮を中心に多忙な日々を送っている。現在、フランス国立放送フィル、アジア・フィルおよびソウル・フィルの音楽監督を兼任。さらに2012年シーズンより、シュターツカペレ・ドレスデン創設以来、初めて置かれたタイトルである首席客指揮者に就任。
指揮者として日本には1995年以来数多く来日、東京フィルやN響との演奏会ほか、手兵のオーケストラやフィルハーモニア管、ロンドン響等の海外オケとも頻繁に来日し、最も親近感のある演奏家のひとり。学生オーケストラの指導を通じて教育活動にも熱心に取り組んでいる。またアジアの音楽を通じた友情関係を築くために皇太子殿下と数度にわたって共演するなど、活発なアジア音楽外交を展開している。
2009年に非営利財団MOM(ミラクル・オブ・ミュージック)を創設、アジア諸国の平和と友好を願い、アジアの若い音楽家の育成・支援を目的に尽力している。
アジア・フィルハーモニー管弦楽団は、異なった文化や異宗教を持ちながらそれを事実として受け入れるアジア諸国の音楽家とともに、チョン・ミョンフンが創設(現タイトルは音楽監督)し、そのコンビネーションはいかなる環境にも受けず、単に美しい音楽を奏でるということでなく、深い協調性や共通の理解力を創造することができる。
創立公演は、1997年に、アジアの8カ国の優秀な音楽家たちによって日本で行われ、たちまちアジアにおける最高のオーケストラのひとつと数えられることとなった。この公演は東京国際フォーラムのオープニング公演も兼ねており、プラームス、マーラーを中心とした公演であった。その後のソウル公演はドイツ・グラモフォン(ユニバーサルミュージック)によってライヴ録音されCD化された。
第2回目は翌98年に東京と大阪で公演し、当時、アジア諸国を襲っていた経済危機へのチャリティ公演となり、2000年の年末のソウルと2001年1月の東京公演では、初めて大規模な現地合唱団を交えてベートーヴェンの「第9」やヴェルディの「レクイエム」を演奏、画期的な成功を収めた。
その後は活動拠点となるフランチャイズ都市に恵まれず休止状態であったが、チョン・ミョンフンの熱意は変わらず、韓国のインチョン市が賛同、財団化に協力し、2006年に再開され、ソウル、インチョンでの公演を続けた。
再開第1回目はシカゴ交響楽団、ニューヨーク・フィルハーモニック、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、ソウル・フィルハーモニー管弦楽団など35のオーケストラから音楽家が集い韓国で演奏会を行い、聴衆は感動の坩堝と化した。
2007年(富山、東京)、2008年(東京)には日本へ、そして2009年、2010年には中国(北京)へ演奏旅行を行い、各地で大喝采を博し、その実力は世界レベルとの高い評価を得ている。
2011年はインチョン、ソウル、東京、北京の4都市で公演。100名余の演奏家が集結し、ベートーヴェンの交響曲第7番とブラームスの交響曲第1番(北京ではマーラーの交響曲第4番)を披露、迫力のある重厚な響きと繊細で緻密な演奏に、各会場とも大いに盛り上がった。
毎年、夏の1週間ほどの短い期間に3~4公演しか行われないにもかかわらず、アジアのみならず世界中で着実にアジア・フィルハーモニー管弦楽団の意義が認められ、その名を根付かせている。