NHK交響楽団　福岡特別公演

イベント詳細

取扱終了主催

2009年2月22日(日) 15:00

NHK交響楽団　福岡特別公演

※このイベントは終了しました。

N響定期プログラムを福岡シンフォニーホールで聴く、至福のひととき。

日本を代表するオーケストラ、NHK交響楽団の定期演奏会をアクロス福岡シンフォニーホールで聴く、福岡特別公演。
2年ぶりのアクロス公演となる今回の演奏会には、2007年12月にN響定期公演でデビューし、絶賛された注目の下野竜也が登場します。真摯な音楽作りに定評がある下野氏がN響と奏でるフランクの交響曲は必聴。
ショスタコーヴィチの「ピアノ協奏曲第1番」では、メシアン演奏で一躍脚光を浴びたイギリスの俊英、スティーヴン・オズボーンを迎えます。新進気鋭のピアノとトランペットの音色、N響の演奏にご期待ください。

概要

会　場	福岡シンフォニーホール
入場料	【一般価格】 S席9,000円　A席7,500円　B席6,000円　~~C席4,500円（学生券2,200円）~~ 【友の会価格】 S席8,100円　A席6,700円　B席5,400円　~~C席4,000円（学生券1,900円）~~ ※シニア割引あり座席配置図
チケット	アクロス福岡チケットセンター　TEL：092-725-9112 チケットぴあ　TEL：0570-02-9999 [Pコード：294-287] ローソンチケット　TEL：0570-000-407 [Lコード：84291] イープラス　http://eplus.jp
指　揮	下野竜也
ピアノ	スティーヴン・オズボーン
トランペット	関山幸弘
曲　目	ベートーヴェン：序曲「献堂式」op.124 ショスタコーヴィチ：ピアノ協奏曲第1番ハ短調op.35 フランク：交響曲ニ短調
お問い合わせ	アクロス福岡チケットセンター　TEL：092-725-9112

プロフィール

下野竜也（指揮）

1969年鹿児島生まれ。鹿児島大学教育学部音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部附属指揮教室で学ぶ。1996年にはイタリア・シエナのキジアーナ音楽院でオーケストラ指揮のディプロマを取得。1997年から1999年まで大阪フィルハーモニー交響楽団指揮研究員として、故朝比奈隆氏の薫陶を受ける。1999年文化庁派遣芸術家在外研修員に選ばれ、ウィーン国立音楽大学に留学、2001年6月まで在籍。
2000年第12回東京国際音楽コンクール＜指揮＞優勝（第１位）と斎藤秀雄賞の受賞、2001年第47回ブザンソン国際指揮者コンクール優勝（第１位）で、一躍脚光を浴びる。以降、国内外の主要オーケストラに客演、その多くは再度の客演へと発展している。　
2002年出光音楽賞、渡邉曉雄音楽基金音楽賞、2006年第17回新日鉄音楽賞・フレッシュアーティスト賞、2007年第6回齋藤秀雄メモリアル基金賞受賞。
2006年7月、大阪フィルとのブルックナー：交響曲第0番（エイベックス・クラシック）がリリース。
2006年11月、読売日本交響楽団の「正指揮者」就任。2007年4月からは上野学園大学音楽文化学部教授に就任。各地でのマスタークラスなど、後進の指導にも力を入れている。
ＮＨＫ交響楽団

NHK交響楽団の歴史は、1926年にプロ・オーケストラとして結成された新交響楽団に遡る。その後、日本交響楽団の名称を経て、1951年NHK交響楽団と改称。今日に至るまで、カラヤン、アンセルメ、カイルベルト、マタチッチなど世界一流の指揮者を次々と招聘し、歴史的名演を残している。
現在N響が擁する指揮者陣は、名誉音楽監督シャルル・デュトワ、桂冠指揮者ウラディーミル・アシュケナージ、桂冠名誉指揮者ウォルフガング・サヴァリッシュ、名誉指揮者オットマール・スウィトナー、ヘルベルト・ブロムシュテット、正指揮者　外山雄三、若杉弘。近年N響は、年間54回の定期公演（NHKホール、サントリーホール）をはじめ、全国各地で約120回の演奏活動を行っている。また1960年以来の定期的な外国公演、セミ・ステージ・オペラなどの企画、委嘱作品の充実、メジャー・レーベルとのCD録音など、その活動と演奏は国際的にも高い評価を得ている。
スティーヴン・オズボーン（ピアノ）

今やスティーヴン・オズボーンの名は、イギリスの若いピアニスト界の第一線に浮かび上がった。彼は幅広いスタイルとレパートリーを持ち、ベートーヴェン、モーツアルト、ブラームスの主流作品から、メシアン、ティペット、アルカンの高尚な楽曲まで手掛ける。彼のリサイタルプログラムは慎重かつ精巧に作られており、様々な方面へ彼らしいアプローチをしている。タイムアウト誌にも「彼はいとも簡単に華々しさを作り上げるが、決してその輝きの下にある深みを忘れることはない。」とある通りである。
彼は定期的にハイペリオンで録音を行っており、彼のメシアンの「みどり児イエスに注ぐ20のまなざし」全集は、「近年、最も成功を収めた見事なピアノＣＤの内の一つである。」（‘02年9月14日デイリー・テレグラフ紙）などと、想像を絶する賞賛を受け、ドイツのグラモフォン・アウォード、及びドイツの最も権威のあるレコーディング賞シャールプラッテンプライスにノミネートされた。
1971年スコットランド生まれ、エジンバラのSt. Mary’s Music Schoolでリチャード・ビーチャム氏に師事。また、マンチェスターのロイヤル・ノーザン・カレッジ・オブ・ミュージックではレンナ･ケラウェイ氏に師事。1997年ニューヨークでのナウンバーグ国際ピアノコンクール、及び1991年クララ・ハスキル・ピアノコンクールで優勝。
関山幸弘（トランペット）

1955年青森県弘前市生まれ。武蔵野音楽大学卒業。東京文化会館推薦音楽会に出演。1979年モーリス・アンドレ国際音楽コンクール・アンサンブル部門3位。第49回日本音楽コンクール第1位。1982年10月より文化庁在外研修員として、米国イリノイ州のノースウェスタン大学に留学。1983年帰国と同時にＮＨＫ交響楽団に入団。トランペットを故中山富士雄氏、故V.チコヴィッツ氏に師事。現在ＮＨＫ交響楽団首席トランペット奏者。尚美学園大学、武蔵野音楽大学、東京ミュージック＆メディアアーツ尚美各講師。ソロやアンサンブル、後進の指導にも幅広く活動。
2003年大河ドラマ「武蔵」でソロを担当し好評を博した。
2004年、ソロCD「トランペット・ソナタ集」、
2005年、ソロCD第2弾「Favorites－フェイヴァリッツ－」をリリース。

レポート

NHK交響楽団　福岡特別公演　公演レポート

2年ぶりとなるNHK交響楽団の福岡特別公演。
定期演奏会と同じプログラムがここアクロス福岡で聴けるとあって、県外からも多くのお客様にご来場いただきました。

まずはベートーヴェン：序曲「献堂式」。最初の弦の響きから、一気に会場はN響の世界に吸い込まれ、続くショスタコーヴィチ：ピアノ協奏曲第1番での、ピアノ・トランペットの名演奏に会場は拍手の渦に。
後半のフランク：交響曲は、普段ステージで聴く機会の少ない曲ですが、アンケートでも「演奏会前にCDで聴いて来ましたが、CDとは全く違う曲に思えるくらい素晴らしかった！」と、初めてのお客様にもご満足いただけたようです。
「2年に1度ではなく、毎年来てほしい！」との声も多数いただきました。　　I.S.

アンコール曲目紹介

(前半/スティーヴン・オズボーンによるアンコール）

ラフマニノフ：プレリュード　Op.23-4

アンケートのコメント

ショスタコービッチのピアノ協奏曲はピアノ・トランペットともにソリストのヴィルトゥオーゾが発揮され、オケのサポートも良かった。弦・管ともに素晴らしく、棒もよかった。フランクの交響曲は重厚な響きと構築に感心した。（筑紫野市・男性・60代）
ロマンもあり、厳しさもあり、満足しました。お若い指揮者らしく、歯切れがいいのが素晴らしい。九響の時から下野さんのファンでした。今回N響でお会いできて幸せです。（久留米市・女性・60代）
プログラムが良い。ショスタコービッチは初めてだが面白かった。フランクも聴きたいと思っても生ではチャンスがなかったので良かった。コンサートプログラムもいわゆる名曲路線でないものが望みです。ぜひそのような機会を増やしてください。（佐賀県・男性・60代）

■学生券は、小～大学生及び留学生本人に限り、表記料金にて販売するものです。お申込みはアクロス福岡チケットセンターに限ります。ご購入に関しては学生証などが必要です。公演によっては学生券の設定がございませんので、チラシ等の詳細をご確認ください。
■小学校入学前のお子様のご入場はご遠慮ください。託児サービスをご希望の方は、事前にお問い合わせください。
■車椅子でお越しのお客様は、優先割引券がございますのでお問い合わせください。
■諸事情により、記載の内容が変更される場合がありますので、予めご了承ください。