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ブリュッセル・フィルハーモニー管弦楽団
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名門オーケストラがベルギーの古都ブリュッセルより遂に来日!
※14時~当日券販売あり
オペラやバレエなどで世界的にも有名なモネ劇場や、古くは、ヴィニャフスキなどが在籍し、グリュミオー、クイケン兄弟なども教鞭を執っていたブリュッセル王立音楽院がある、ベルギーの首都ブリュッセル。そんな文化・芸術が花咲くブリュッセルには、本当に充実したオーケストラが多く存在しており、なかでも今回来日する「ブリュッセル・フィルハーモニー管弦楽団」は実力ナンバーワンのシンフォニーオーケストラと言われています。
現在、音楽監督を務めるステファヌ・ドゥネーヴは、ショルティ、プレートルのもとで研さんを積んだ指揮者で、得意のフランス・プログラムに期待が高まります。ソリストのモナ=飛鳥・オットは、姉のアリスとはまた違う魅力を持ったピアニストで、今回のラヴェルでその魅力を存分に発揮してくれることでしょう。いずれもアクロス初登場の面々をお聴き逃しなく。
♪ プレゼント ♪
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概要
会 場 |
福岡シンフォニーホール
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入場料 |
【一 般】S席12,000円 A席9,000円 B席6,000円(学生券3,000円) 【友の会】S席10,800円 A席8,100円 B席5,400円(学生券2,700円)
座席配置図
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チケット |
アクロス福岡チケットセンター TEL:092-725-9112
チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:316-180)
ローソンチケット 0570-000-407(Lコード:83940)
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出 演 |
指揮/ステファヌ・ドゥネーヴ ピアノ/モナ=飛鳥・オット |
曲 目 |
コネソン:フラメンシュリフト(炎の言葉) ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調 ドビュッシー:交響詩「海」 ラヴェル:ボレロ |
資 料 |
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お問い合わせ |
アクロス福岡チケットセンター TEL:092-725-9112
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プロフィール
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ブリュッセル・フィルハーモニー管弦楽団 Brussels Philharmonic
ベルギー国立放送協会が1935年に設立した放送オーケストラが前身。初代指揮者はワインガルトナーの薫陶を受けたベルギーの大巨匠、フランツ・アンドレであった。後に、ベルギー放送フィルハーモニー管弦楽団、フランドル放送管弦楽団の名称を経て2008年よりブリュッセル・フィルハーモニー管弦楽団に改称。
初期はショスタコーヴィッチの交響曲第4番の西欧初演やストラヴィンスキーのカンタータ「星の王」、またバルトークやメシアンの作品を次々と初演するなど、とりわけ現代音楽に積極的に取り組む。後に、アレクサンダー・ラハバリ、ヨエル・ルヴィ等が音楽監督を務めて評価を確立、また2008年には鬼才ミシェル・タバシュニクが就任し、ウィーンのムジークフェラインを始めパリ、ロンドン、ベルリン、ザルツブルグを中心としたヨーロッパツアーを定期的に開催するなど活躍の場を広げてきた。
録音も数多く、2010年にタバシュニクが自主レーベル「ブリュッセル・フィルハーモニック・レコーディングス」を立ち上げて以来、ドビュッシー、チャイコフスキー、ストラヴィンスキー等の録音を次々とリリースする。またスペインの名門古楽レーベル、グロッサからも古楽指揮者の名匠リチャード・エガーやエルヴェ・ニケによるCDが発売され高く評価された。加えて、2016年にドイツ・グラモフォンからリリースされたドゥネーヴ指揮のコネソン作品集が仏ディアパソン誌の年間大賞を受賞した。一方でアカデミー作品賞・作曲賞を受賞した映画「アーティスト」のサウンドトラックの演奏を行うなど幅広く活動している。
2015年9月からは新音楽監督にステファヌ・ドゥネーヴが就任。初来日。
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ステファヌ・ドゥネーヴ(指揮) Stéphane Denève, Conductor
1971年フランス生まれ。パリ音楽院にて指揮を学び、後にパリ管弦楽団にてゲオルク・ショルティの、またパリ国立オペラにてジョルジュ・プレートルのアシスタントとして研鑽を重ねた。また1988年にはサイトウ・キネン・フェスティバルにて小澤征爾のアシスタントを務める。
「ヨーロッパ最注目の指揮者」として高く評価されており、近年ではロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、バイエルン放送響、ミュンヘン・フィル、ウィーン交響楽団、ロンドン交響楽団、フィルハーモニア管弦楽団、ベルリン・ドイツ響等ヨーロッパの名門オーケストラに次々客演。また2012年にカーネギーホールにてボストン交響楽団に客演して以来、フィラデルフィア管弦楽団、シカゴ交響楽団、クリーヴランド管弦楽団、ロサンゼルス・フィル等と共演を重ね、2015年にはニューヨーク・フィルにデビューした。オペラの分野においても、英国ロイヤル・オペラ、ミラノ・スカラ座、パリ国立オペラ、ベルギー・モネ劇場等世界の檜舞台で活躍している。録音ではプーランク、ドビュッシー、フランク等を意欲的に取り上げてディアパソン賞を受賞。現在、ロイヤル・スコティッシュ管弦楽団音楽監督、シュトゥットガルト放送交響楽団の首席指揮者、フィラデルフィア管弦楽団の首席客演指揮者を務めている。
2015年9月よりブリュッセル・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督に就任。
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モナ=飛鳥・オット(ピアノ) Mona Asuka Ott, Pianist
ドイツ連邦共和国ミュンヘン生まれ。ドイツ人と日本人を両親に持ち、2歳からピアノを始めて4歳でコンサート・デビューを飾る。グロートリアン・シュタインヴェーク国際コンクール第1位、EPTA欧州ピアノ教育者連盟国際コンクール第1位並びに特別賞等多くの受賞歴を誇り、天才ピアニストとして早くから注目を集めた。
2004年リンダウの国際青年ピアノ音楽祭へ招かれてより、ミュンヘンのガスタイクやベルリンのフィルハーモニー、ウィーンのコンツェルトハウス、アムステルダムのコンセルトヘボウ、ブラウンシュヴァイク・クラシック・フェスティバル、ルール国際ピアノ音楽祭、バイロイト音楽祭、ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭、メックレンブルク・フォアポメルン音楽祭等一流フェスティバルへ出演して高い評価を得る。
2010年南西ドイツ・フィルハーモニー交響楽団、2011年ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団各日本ツアーのソリストに抜擢され、2012年はオーケストラ・アンサンブル金沢の全国公演へ参加。2013年フィルハーモニア管弦楽団とロンドン・デビューを飾り絶賛を浴びた。2014年在京オーケストラの首席奏者で編成されるリヒャルト・シュトラウス生誕150周年記念オーケストラと共演。ヨーロッパの権威誌『フォノ・フォルム』が激賞する期待の若手女流ピアニストである。カール=ハインツ・ケマリング及びベルント・グレムザーに師事。2011年4月から多数の東日本大震災復興支援コンサートへ取組んでいる。ミュンヘン在住。
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モナ=飛鳥・オット インタビュー
Q.今回は指揮者、オーケストラともに初顔合わせですね。フランスの香り漂うプログラムも気になります。
ブリュッセル・フィルハーモニー管弦楽団の初めての日本ツアーに私がソリストとして弾かせてもらえることは、非常に光栄なことだと思っています。そして、オール・フランスというプログラムということで、とても楽しみにしています。
Q.今回演奏するラヴェルのピアノ協奏曲は、モナさんにぴったりで、ファンタジックな感じがしますね。
ユーモアがあって抒情性にあふれている作品です。ラヴェルが住んでいたことがあるバスク地方(スペイン北部からフランス南西部にまたがる一帯)の民謡やスペイン音楽、ジャズなどの要素が入っていて、とても生き生きとしたリズム感がある曲です。
Q.そういった斬新さもあり、これぞピアノ協奏曲!と思わせる古典的な部分もありますよね。特に気に入っているところはありますか?
1楽章が2/2拍子になっていて、右手が1.2.3.4、1.2.3.4というリズムに対して、左が1.2.3、1.2.3、1.2とリズムがずれるんです。そして、オーケストラもまた違うリズムになっていて、難しいのですが、その掛け合いがとっても面白いと思います。「うまくクリアしたら楽しい!」という感じ(笑)。
2楽章の最初のテーマはソロで、すごくゆっくりとした流れが続きます。そして、最後は同じテーマをイングリッシュホルンが奏でて、私が伴奏を弾くのですが、テーマに始まりテーマに終わり、涙が出るほどきれいな部分です。
Q.モナさんは、2歳でピアノを始められて、4歳でコンサートデビューと驚くべき早さですね!
4歳のときに1位を獲得した青少年コンクールのガラコンサートがデビューです。会場は、ミュンヘンのヘラクレスザールという、すごく歴史的なホールでした。初めて1,200人の前で演奏したときに、その全員が私だけの演奏を聴いてくれているということがすごく嬉しくて、ここが、私が一番幸せになれる場所だなと思いました(若干4歳で!)。
Q.お客さまにメッセージをお願いいたします。
指揮者そしてオーケストラとは初めての共演ですし、難しい曲なので大変さもあるかと思います。ですが、私にとって一番大切なのは、ライブでパーフェクトな演奏をすることより、音楽を通してさまざまな感情をお客さまに伝えて、その感動を分かち合えることです。それができればとても幸せです。変化に富んだプログラムを会場の皆さまと一緒にエンジョイしたいと思っています。皆さまのご来場をお待ちしています。
アンコール曲目紹介
前半
リスト/ 巡礼の年「ベネチアとナポリ」第2年への追加より「カンツォーネ」
後半
ビゼー/ 「アルルの女」第2組曲より「ファランドール」
●学生券は、小~大学生等及び留学生本人様に限り、B席を表記料金にて販売するものです。お申込は、アクロス福岡チケットセンターに限ります。また、購入に際しましては、学生証等が必要です。
●車いすでお越しのお客様は、優先割引座席(4席)がございます。詳しくはアクロス福岡チケットセンターまでお問い合わせください。
●小学校入学前のお子様の入場はできません。託児サービスを希望される方は、事前にお問い合わせください。
●2階及び3階バルコニー席は、舞台が見えづらい場合がございます。ご了承ください。
●諸事情により記載内容が変更になることがありますので、予めご了承ください。
主催:(公財)アクロス福岡、RKB毎日放送、福岡県、福岡市
(公財)福岡市文化芸術振興財団
共催:福岡EU協会
後援:毎日新聞社